今日のテーマは、『他人にトラブルが起きた時、それを自分事に捉えられる人が上手くいく』です。
SNSで繋がっている方々には情報配信していましたが、先週末から香港に渡航して昨夜帰国しました。
今回も、全体を通して予定していた仕事は順調にクリアしていったのですが、1つだけトラブルがあったのでそれについて書きたいと思います。
それは、私が合流する前日に、参加者の一人が現地で財布の盗難被害に遭っていたというものです。
具体的な状況を聞くと、街中の両替所でお金を換金した後、現金・クレジットカード等の入った財布をバッグに入れて、取り出し口のファスナーが開いた状態で行動していたとのこと。
その後、夜景の見える有名な観光スポットを訪れた際、バッグが軽くなっている感覚があったものの特に気に留めず、その場を離れようとした時に初めてなくなっていることに気付いたのだと言います。
恐らく、海外旅行に慣れている方々は理解される通り(盗難の犯人が悪いことは大前提ですが)彼女のとった行動は海外ではご法度で、今回の盗難被害は注意不足による完全なる自己責任だと言えます。
せめてもの救いがあるとすれば、盗難被害に遭ったのがスタッフサイドの人間であり、同伴したクライアントさんではなかったということでしょうか。
この報告を受けて、私自身も即座にアテンドして来た参加者の方々に注意喚起をしたのですが、そこから派生して考えたこと・良い学びがあったのでシェアしたいと思います。
繰り返しになりますが、自らがきちんと対策していれば盗難被害は避けられた可能性が高く、今回の件は少なからず本人に落ち度があります。
正直に言うと、その報告を聞いた際、私自身も『それは起こるべくして起きた』と感じたのですが、その考え方が間違っていることに直ぐに気が付きました。
何故なら、現地で身内が盗難被害に遭うのは2度目なのですが、前回のトラブルから10年以上が経過しており、間違いなく自分自身にも油断が生じていたことを自覚したからです。
自身では、海外渡航時には財布を肌身離さず携帯するようにしており、貴重品の入っていない場合でも取り出し口はファスナーで完全に閉めることの出来るビジネスバッグを選択しています。
ただ、ファスナーを閉めることを100%徹底できていたかと問われればそうではなく、そのような緩みがある状態ですから、同伴したクライアントさんに対する注意喚起も確実に足りていませんでした。
つまり、今回の盗難被害は自分自身はもちろん、最悪の場合、自らがアテンドしてきたクライアントさんに起きていた可能性も十分考えられるということです。
すべての物事に共通して、自らの周りで(他者に)トラブルが起きた時、その出来事に対する捉え方は2つに大別されます。
一つは、トラブルが起きた人に対して『運が悪かったね』『仕方がないね』等と感じて、どこまでも他人事(ひとごと)として捉えて何も学ぼうとしないケース。
もう一つは、その出来事を『自分事』として捉えて他者のトラブルから学び、具体的な改善策を講じて行動を変えられるケース(人たち)です。
人生全体を通じて、どちらの考え方が上手くいくかは火を見るよりも明らかですね。
今回の事例はどちらかと言えばプライベートなものに含まれますが、私たちが従事する仕事・ビジネスの世界にもそのまま繋がる考え方になると感じています。
あなたは、他者のトラブルを『自分事』として捉えて学び、行動を変えられるでしょうか。
もしそうでなければ、少しのタイムラグを経て、全く同じ失敗をしてしまうことになるでしょう。
井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太





