今日のテーマは、『【金】から【暗号資産】へ、保有資産の【世代交代】は進むのか??』です。
コロナ禍、日々刻々、『変化』が訪れていますね。
久しぶりに、本日から東京出張を行っていますが、
本日の都内新規感染者数は、再び500人に肉薄。
元々、
活動拠点・大阪も『感染拡大エリア』ですから、
2地点間の移動は、本来は、極力避けたいもの。
今春以降、
『クライアント限定セミナー』を完全オンライン化して以降、
東京のクライアントさん達とは、本当に久々の直接面会です。
個人的には、
やはり、リアルにお会い出来ることを嬉しく感じますが、
『感染リスク低減』に努めてこちらでも活動しています。
振り返れば、
日々、揺れ動く『社会情勢』とは切り離された形で、
『投資市場』は、相変わらず堅調に推移し続けます。
この辺り、
日本市場・米国市場とも、歴史的高値圏で推移することは、
直近でも、度々、公式ブログでも取り上げて来ましたよね。
原因としては、
『新型ウイルス』発生直後、リスクの暴露により『乱高下』した市場に、
『落ち着き』を取り戻す為、各国政府が『大量金融緩和』を実行した為。
これにより、
『緩和マネー』は(超)大量に市場供給され、世界市場を駆け巡り、
『株式』『債権』『不動産』『コモディティ』等々に流れ込みます。
その結果、
『経済循環』の減速から、『実体経済』は成長していないにも関わらず、
資金流入の『程度』の差こそあれ、投資市場で凡ゆるものが上昇します。
しかし、
そもそもの『数字』が持つ意味が変化しているだけなので、
その『数値上昇』を、手放しで喜べるわけではありません。
前述の通り、
『緩和マネー』が世界市場を駆け巡り、凡ゆるものが上昇したものの、
市場参加者が『将来的リスク』を嫌気する形で、金市場に資金は流入。
実際、
今年8月に『ピーク』を打つまで、『金取引価格』*は上昇し続け、
国際取引単位(*)あたり『2000米ドル』を射程圏に捉えます。
(*国際取引単位:1トロイオンス=31.1035グラム。)
その当時、
私の保有資産(ポート・フォリオ)内の『金関連資産』の比重も増大し、
一時期、『リバランス』の必要性を検討する情報発信もしていましたね。
数年前、
取引価格が、単位あたり『1200米ドル』台で推移したことを考慮すると、
僅かな期間で、大きく『値』を戻したここまでの動きは特筆すべきことです。
直前の時期には、
あまりの『金取引価格』の(継続的な)低空飛行ぶりに、
『時代の転換』を予言した投資家も、存在したほどです。
2020年、
突如出現した『新型ウイルス』の存在が、対極の存在とも言える、
超古典的・伝統資産『金』の健在ぶりを証明した形になりました。
そう考えると、世の中、分からないものですね。
ところが、
そこから、更に数ヶ月間が経過し、年の瀬迫る中、
最近の取引市場は、若干『変化』が訪れています。
結局、
今夏の『ポートフォリオ・リバランス』は未遂で終わったのですが、
保有する『金関連資産』のウェイトは、最盛期ほどの勢いなく減速。
具体的には、
単位あたり『1800ドル台後半』の取引価格で推移しており、
ピーク値から比較して『▲8%』程の下落を強いられています。
当然の話、
『コモディティ』の一種である同資産は、保有することにより、
『インカムゲイン』が発生することは、未来永劫あり得ません。
よって、
市場が『活況』を呈している、現在のような状況下では、
身限られて『株式市場』に流入した推測も成り立ちます。
確かに、
『その流れ』も、当然、少なからず存在しているのでしょうが、
異なる投資対象に対して、資金流入が起こっていると言います。
皆さん、伝統資産から引き上げられた資金が、
どこに向かっているか想像出来るでしょうか??
そう、ここに来て、『暗号資産』が再び脚光を浴びています。
実際に、
『金取引価格』の若干の下落に『逆相関』する形で、
代表通貨『ビット・コイン』の取引価格は継続上昇。
約3年前、
『2万ドル』目前の過去最高値をつけた同通貨(?)ですが、
2018年初の『バースト』を機に、資産価値は崩壊します。
その時、
『ピーク値』を基準点として、『約8割』が吹き飛びましたが、
2020年終盤、人知れず、その価値を絶頂期水準に戻します。
米著名投資銀行の発表によると、
近年、注目集める『グレースケール・ビットコイン・トラスト』には、
第4四半期のみで『20億ドル超』の資金流入が起こっているとの事。
同トラストは、『米国籍』『オープンエンド型』トラストとして成立し、
投資対象を『暗号資産(ビット・コイン)』のみとした初の証券化商品。
*『適格投資家』を対象に、『私募』で資金募集される為、
一般的な保有資産レベルの『個人』では投資できません。
反対に、
『金連動型ETF(上場投資信託)』からは、資金流出が続いており、
米国市場では、同期間だけで『70億ドル』の流出超過と言います。
果たして、
『資産形成:投資』の世界においても、プロ・スポーツ業界同様、
このまま、スムーズに『世代交代』が進んでいくでしょうか??
結論、そうはならないと考えます。
もしかすると、
短・中期的視点では、この流れは『継続』かも知れませんが、
代替資産として資金流入している『ビット・コイン』市場も、
近い将来での、オーバー・シュート再来が予見されています。
そもそも、
現時点、『暗号資産』の取引価格自体が『期待値』含みで形成されており、
そのもの自体が、『資産価値』として評価されているものではありません。
要は、
市場参加者が、『自分自身の好みはどうか??』ではなく、
『社会全体が美人と評価する人は誰か??』を指標として、
【美人コンテスト】を開催していることと同義です。
勿論、
『金』を始め、他の投資対象にも、その要素は含まれますが、
『寄与度』という観点で、暗号資産はそれが突出しています。
近い将来、
『暗号資産』にも、再び調整が入ることが予想されて、
最近のトレンドと逆行する形で『金市場』に流入する。
当然、『金』という資産は、これからも輝き続けます。
定期開催する『資産形成セミナー』は、今後も、暫くの期間、
『リアル』『オンライン(Zoom)』を並行して開催します。
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■12/22(火)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@大阪・梅田■
■12/23(水)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom■
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また、
『オンライン開催』については、『リアル開催』の場合と異なり、
ご希望頂いた方への『1対1:個別受講』も対応させて頂きます。
(*この時期限定のご対応です。)
その場合、
通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、
受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。
(*予告なく終了する場合もありますので、ご了承下さい。)
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■12/22(火)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@大阪・梅田■
■12/23(水)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom■
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井上耕太事務所
代表 井上耕太