今日のテーマは、『あなたは、ホメオスタシスの威力を理解していますか??』です。
そもそも『ホメオスタシス』の言葉を知っていますか??
もともと、
私たち生物の『生理機能』を支配しているルールのことで、
『恒常性維持機能』の言葉で表現されることもありますね。
シンプルに説明するとすれば『外部環境』の変化に対して、
『現状』を維持するよう、変化と反対方向に働く力のこと。
例えば、
本日(7月1日)大阪の最高気温は38度を記録しますが、
私たち体内の温度は、発汗等により36.5度に保たれます。
凡ゆる物事に共通して、
『急激な変化』は生存を脅かす『リスク』が含まれるため、
それ(変化)に対して、抑止力が働くようになっています。
初期設定として、
私たちは『昨日と同じ行動』を取ることに安心を覚えます。
典型的なのは、
『会社員』という方々の行動で、家と同じ職場を往復する、
『連日ピストン運動』が無意識領域の安心感に繋がります。
話を戻すと、
生体内で私たちを無意識に支配する『恒常性維持機能』は、
意識レベルの『行動経済学』領域にも、影響を及ぼします。
例えば、
直近数年間『1ドル=110円』程で推移していた為替は、
7月現在『1ドル=135円台』に急落してしまいました。
前述の通り、
私たち、常に『昨日』を基準値として考える性質がある為、
そのルールに従えば、現在は間違いなく『円安傾向』です。
仮に、
『24年前、同水準で推移した時代があった』という事を、
声高に叫んでも、『昨日』が最優先されるため無意味です。
そして、
私たちは『昨日と異なる行動』を起こすことを億劫に感じ、
『今までと違う状況』になった時、行動をストップします。
直近1年間、
基軸通貨:米ドルに対して、日本円は20%強の大幅下落。
さらに、
海外で紛争がつづく結果、コスト・プッシュ要因も加わり、
日本国内の『生活コスト』は、体感を伴い上昇しています。
『行動』をストップする理由としては、十分だと考えます。
それは、本業である『資産形成:投資』の分野も通じます。
特に、
国内の円建て資産ではなく、外貨資産を取得するような時、
現在の状況は『出来ない理由』を探せば、無限に出て来る。
しかし、私見では、それは全く『ナンセンス』と考えます。
日々、
多くの方々に接するプロセスで気付いた事は、真の意味で、
成功する方々は、外部の環境変化に対して『耐性』が強い。
もちろん、
それは、『外部環境』の変化に無頓着という意味ではなく、
敏感に察知しつつ、自らの『行動軸』がブレないという事。
私自身、
市場の変動が大きいと言われる『2022年』に入っても、
これまでとまったく変わらぬスタンスで投資をし続けます。
まさに、淡々、粛々、という言葉が示しているとおりです。
あなたは、『ホメオスタシス』の威力を理解しますか??
その存在を知ることなく、無意識下で支配されてしまうと、
『変化』が起こった最中、全く身動きが取れなくなります。
定期的に出て来るテーマですが、『重要項目』の1つです。
オープン形式(どなたでも参加可能)の主催セミナーを、
対面・オンライン形式とも、現在、定期開催しています。
——————————————————————–
■7/27(水)将来のお金の不安が2時間で解決するセミナー@大阪・梅田■
■7/28(木)将来のお金の不安が2時間で解決するセミナー@オンライン■
——————————————————————–
*オープンセミナーは予告なく終了の可能性があります。
受講希望される方は、有効活用して頂けたら幸いです。
*個人面談受講を希望される方は、直接ご連絡ください。
*井上耕太事務所(公式)michiamokota0421@gmail.com
井上耕太事務所
代表 井上耕太