今日のテーマは『HSBC』です★
『HSBC:香港上海銀行』、
お金に興味のある方や、経営者の方々はご存知と思います(^_^)
『香港上海銀行』と行っても、
現在その本拠地は英国ロンドンにあります。
香港が英国植民地となった当初、
現地での資金調達をスムーズにするため設立した銀行です。
『HSBC』に口座を持つことのメリットは、
大きく3つあると思います。
①オフショアの金融機関で機密性が高い。
例えば、国内金融機関でお金を動かす場合、
そのお金の『流れ』は日本政府と税務署の知るところとなります。
対して『HSBC』内もしくは経由の『流れ』は、
今のところ、金融機関に報告義務は無い。
いろいろ牽制の動きがありますが、
口座保有者が『犯罪者』でもない限り、情報は出しません。
②世界に拡がるネットワーク
『HSBC』のネットワークは世界に拡がり、
国内金融機関とは比較にもなりません。
金融機関としての格付けも高く、
資産規模は世界のトップ3に入ります。
世界規模のネットワークの何が便利かと言うと、
例えば、HSBC香港本店に『香港$』として入金します。
するとこれは、提携ATMのある引き出す国により、
その国の通貨に切り替わって引き出されます。
日本なら『日本円』、米国なら『US$』、
欧州なら『ユーロ』、韓国なら『ウォン』といった具合です。
つい先日『海外に暮らす』という話をしましたが、
『好きな時に、好きな場所で暮らす』生活で、この機能はとても便利です。
③通貨分散の意味でも有効。
例えばここでも、
HSBC香港本店に『香港$』で入金している場合を考えます。
『香港$』と『US$』の動きはリンクしてるので、
通貨分散することで円高・円安どちらにも対応出来るようになります。
円高の局面では国内の『日本円』を、
円安の局面では海外の『香港$』を使うことで、
いつでも有利な条件の方の通貨で対応出来ます。
『負けない戦略』が、実は一番強い★
*『国内金融機関で外貨預金をやってます!』という人がいます。
*その人は、金融機関からの資料の小さい字を読みましょう。
行って来いの手数料の高さに驚くハズです。
以上3点です。
今日の話に深い意味はありません(^_^)
ただ、事実としてこういうことがある、ということです。