今日のテーマは、『ガラパゴス:日本を蚊帳の外に、世界のインフレは加速している』です。
タイトル通り、世界でインフレーションが加速します。
日本も、決して『デフレ』が進行すると感じませんが、
海外諸国のそれ(インフレ)とは、乖離あるのは事実。
元々、
『島国』という地理的要因から、孤立しがちの日本は、
新型コロナ感染拡大に伴い、その傾向を強めています。
私自身、
2年間、海外渡航できていませんから、他人事でなく、
世界(日本の外)に置いていかれる危機感が募ります。
確かに、
新型ウイルス感染者数は、国内ゼロに近い状態が続き、
世界とは、プラスに乖離している点も存在しています。
しかし、
全ての面において、外の世界を無視して良いはずなく、
それは、数百年前に『鎖国』をした時代が証明します。
話を戻すと、
2021年末現在、世界ではインフレが加速しており、
各国政府・中央銀行が、抑制手段を講じ始めています。
実際、
米国FRBは先月(11月)から量的緩和縮小を開始し、
縮小するペースも、従来予測の2倍に引き上げました。
これにより、
昨年(2020年)3月以来継続してきた金融緩和の、
終了時期も来年(2022年)3月に前倒しされます。
並行して、
政策金利の『ゼロ金利』は年始早々終了し、来年以降、
22年は3回、24年にも2回の利上げを見込みます。
先日、
『オミクロン株』の感染拡大に伴い、新規感染者数が、
過去最高更新の報道も出ましたが、強気の姿勢ですね。
ただし、
GDP成長率は前年比+4.0%と堅調さを維持しており、
3.5%と低水準の失業率も、この決定を後押しします。
他の国に目をやると、
ブラジル、ニュージーランド、ノルウェー、メキシコ、
日本のお隣・韓国も、2021年内『利上げ』を実施。
何気に、
コロナ危機で最も大きな影響を受けていた欧州各国も、
地均しをして『利上げ』のタイミングを伺っています。
このように、
来年以降、海外諸国が『利上げ』を基調として進む中、
我らが日本は、日銀総裁が『緩和継続』を明言します。
この辺り、
決して、何かしら、政策意図があるという訳ではなく、
『それ(緩和継続)しか、策がない』が本音でしょう。
約13年前、
サブプライム・ショック直後の対策スタンスを同様で、
海外諸国と『真逆』の方針を貫く姿勢は今尚健在です。
それでも、
新型ウイルス問題が決着しない現時点では、果たして、
どちらの選択が『正解』なのか、誰にも分かりません。
12月21日、
2021年も年の瀬迫りますが、来年以降についても、
暫くの間、慌ただしい相場が続く為、目が離せません。
長期継続投資を実行中の方々に、影響は少ないですが、
世界全体の経済・金融動向にも、注意を払いましょう。
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