今日のテーマは、『借金漬けの国家に、果たして、明るい未来は存在するか??』です。
公式ブログでは、以前から、日本国の財政状況について、
繰り返し取り上げて、危うさについても触れて来ました。
もちろん、
私が発信するまでもなく、その『借金体質』については、
国民も周知しており、危機感を募らせていると思います。
実際、
日本国は単年度運営費:一般会計予算:100兆円超と、
そのうち『約40兆円』を新発国債で賄うことが常態化。
更に、
先日提出の22年度:補正予算は、29兆円規模に上り、
『約22.8兆円』もの新規国債発行が決定されています。
この辺り、『金銭感覚』が完全に麻痺してしまってます。
借金体質を長期間継続した結果、国の借金(*)総額は、
2022年9月時点、1250兆円を超えるまでに膨張。
*国の借金:国債、財投債の発行額と、借入金の合計額。
IMF(国際通貨基金)の試算では、
これに地方政府の借金、社会保障の赤字額も合計すると、
国家全体の借金は『1500兆円』に肉薄と言われます。
当然、
これだけ『異次元レベルの借金』を累積した国は少なく、
日本国の他には、経済の覇権国・米国のみが該当します。
ただし、
両者の間には、立場上『大きな隔たり』が存在しており、
我らが日本国は、『基軸通貨特権』を保有していません。
要は、
将来的に、借金を返済する必要性があるという意ですが、
『天文学的な数字』であり、実現可能性は限りなく低い。
ストレートに表現するなら、『絶対に無理』と言えます。
半世紀前の1975年、第二次世界大戦の敗戦後初めて、
日本国は、『赤字国債』の発行に追い込まれていました。
後に、
総理大臣も務める、大平正芳・大蔵大臣(現財務相)は、
その際『万事に値する』として自らを責めたと言います。
残念ながら、
現代の日本の政治家に、その『倫理観』などありません。
『借金漬けの国家』に『明るい未来』は存在するか??
この問いに対する回答が『YES』である訳がありません。
それくらいは、自らの頭で判断できた方が良いでしょう。
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