2021年度:一般会計予算には、日本国の【歪】が顕著に現れる。

今日のテーマは、『2021年度:一般会計予算には、日本国の【歪】が顕著に現れる』です。

 

 

先日の公式ブログでは、

 

 

『過去最大の【新規発行国債:112兆円】は何を意味するのか??』と題して、

私たちが居住する『日本国』をめぐる、財政問題の『ヤバさ』をご紹介しました。

 

 

金額が(超)巨大過ぎて、もはやイメージすら描けないですね。

 

 

人間は、自らの理解領域を超えると『思考停止』するようになっています。

 

 

ただし、

 

 

上記タイトルの『言葉』がそのまま示している通り、日本国は、

2020年度だけで『112兆円』もの借金を積み上げました。

 

 

この辺り、

 

 

『個人』『企業』『国家』と、組織の規模に関わらず、

『債務(借金)』には返済義務があることは共通です。

 

 

そもそも、

 

 

『踏み倒す(デフォルト:債務不履行)』が前提として成立するなら、

人類普遍の『最強錬金術』が、ここに誕生してしまうことになります。

 

 

そのようなものは、『自然の摂理』として成り立ちません。

 

 

もう少し話を続けると、

 

 

現在、日本国全体の累計債務(国債・地方債)合計額は、

『1300兆円』をも超えてきていると言われています。

 

 

先ほど同様、『理解不能』な金額ですね(笑)

 

 

しかし、

 

 

繰返す通り、2020年度に『112兆円』積み上がりましたから、

累積債務も、単純に『足し算』するだけなので『112兆円』増加。

 

 

そして、

 

 

この『債務』は、債権者(国民)に返済されることなく、

毎年、毎年、新たな『借金』を積み上げながら進みます。

 

 

もはや、『デフォルト(債務不履行)』一直線ですよね。

 

 

恐らく、

 

 

日本国民のほぼ『100%』が、理解範疇を超えて思考停止していますが、

皆さんが想像するよりも、近い将来、日本国は『経済的有事』を迎えます。

 

 

その時、

 

 

現時点でも、拡がっていると言われる『経済格差』ですが、

『準備』をしている人間と、それを全くしていない人間と、

想像を絶する『経済格差』が、日本に誕生すると考えます。

 

 

恐ろしくもあり、不思議な感覚で、見てみたい気もしますね。

 

 

話を戻すと、

 

 

『新型ウイルス』襲来により、経済的なダメージを受けた日本国は、

今まで以上にスピード増して、壊滅的な『借金』を積み上げました。

 

 

そして、

 

 

残念ながら、その流れは来年度(2021年度)も継続すると考えます。

 

 

昨日(12月17日)、

 

 

日本政府は、2021年度:一般会計予算案を公表して、

その総額は『106.6兆円』に上ることが判明しました。

 

 

ご存知の通り、

 

 

年度半ばで『補正予算』も入りますが、『予算案』の段階において、

『100兆円』の大台を突破するのは、2019年以降で3年連続。

 

 

前年比較でも、

 

 

予算案で『4兆円』の増額ですから、『新型ウイルス』を差引いても、

国家運営に関わる『コスト増加率』が、目に見えて、加速しています。

 

 

また、

 

 

現時点(予算案段階)での、新規国債発行額は『43.6兆円』に上り、

『補正』も何も入っていない状態として、前年度比『約3割』アップ。

 

 

勿論、

 

 

来年度(2021年度)も、通常の『補正』は入りますが、

もし仮に、『新型ウイルス』の感染再拡大が想定域を越え、

追加の『経済対策』が必要になれば、今年同様爆上げする。

 

 

事実、

 

 

2020年度も、予算案段階で『102.7兆円』だった一般会計予算は、

『コロナ対策』関連費の計上過程で『175.7兆円』まで膨張しました。

 

 

更に、

 

 

この『負のスパイラル』を加速させるのは、国家税収の落ち込みで、

2020年度、当初見通していた税収総額『63.5兆円』に対して、

経済循環の減速により、第3次補正は『55.1兆円』へと下方修正。

 

 

恐らく、

 

 

『実数』としては、ここから更にもう一段『下げる』でしょうから、

年度として締めた際は、『約52兆円』が妥当だと言われています。

 

 

そして、

 

 

当然、この傾向は来年度(2021年度)も継続するので、

国家税収総額は、良くて『55兆円』程度に落ち着きます。

 

 

残念ながら、『プラス要因』が見当たりません。

 

 

更に、更に、

 

 

一般会計予算に占める『社会保障費:30兆円超』は、

直近5年間のうちに起きた、印象的なイベントですが、

僅か数年で、その額も『36兆円超』まで急激に増大。

 

 

つい最近まで、

 

 

『1年間:1兆円ペース』の増額幅とお伝えしていましたが、

こちらも『目に見える形』で増加するようになって来ました。

 

 

先日、

 

 

後期高齢者の医療費『窓口負担:2割』が決定しましたが、

日本政府が、判断・決断を急ピッチに進めたのも納得です。

 

 

このように、

 

 

来年招集の『通常国会』で審議される、来年度:一般会計予算案を見ても、

日本国が抱える財政問題の【歪】は、至る所に現れている事が分かります。

 

 

この状況において、自助努力で『資産形成』していない人間は、愚か。

 

 

企業、国家が提供してくれた『社会保障』は、今後の世界では成立しません。

 

 

『健全な危機感』を持たれた方は、『具体的アクション』を起こすことをお勧めします。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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