今日のテーマは、『栄華を極めた日本が衰退する時代、私たちはどうしたら生き残れるか』です。
早いもので、2023年も残り1週間ほどとなりました。
恐らく、会社員の方々は28日が仕事納めだと思うので、
ラスト4日間、ラストスパートとったところでしょうか。
私自身、
年末年始のリフレッシュ期間はしっかり取得予定なので、
今週末30日以降、公式ブログの発信も暫く休止します。
その分、金曜(12月29日)までの5日間については、
年内に書いておきたいことを仕上げて終えるつもりです。
年内も残り少ないですが、お付き合い頂けたら幸いです。
さて、
今日の本題に入ると、年の瀬、慌ただしい時が流れる中、
将来的に私たちに関わる重要事項が様々決定しています。
それらについては、
明日以降、1つずつピックアップして触れていくとして、
中長期的視点で私たちを取り巻く環境について書きます。
これまでも、
私たちが生活している『日本』という国について、常々、
認識をアップデートする必要性について述べて来ました。
第二次世界大戦の敗戦以降、
『日本国』は文字通り驚異的なスピードで復活を遂げて、
20世紀終盤、世界経済のスターダムを駆け上がります。
私が生まれた1980年代、
GDP(国内総生産)は世界第2位の規模を誇る経済大国、
『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の言葉が示した通り、
アジアだけでなく世界から羨望の眼差しで見られました。
しかし、
1990年から顕在化した『バブル崩壊』を起点として、
『失われた30年』と称される経済の低迷期がスタート。
それは、
2023年現在も、完全に脱し切るまでに至っておらず、
まだまだトンネルの出口が見えないというのが実情です。
この辺り、数字で見ると経済の地盤沈下はより鮮明です。
豊かさを反映する、
1人あたりGDP(国内総生産)はOECD加盟38カ国中、
2021年のデータでほぼ真ん中の20位に位置します。
また、
昨年は、順位を下げて21位に転落したと見られており、
これはイタリアに抜き去られてG7では最下位という結果。
さらに、
今年は、韓国・台湾にも抜き去られるという試算もあり、
リソース(*)に劣る国に負けることは完敗を意味する。
*具体的には人口、国土、埋蔵資源、産業等を示します。
ご存知の通り、
拍車のかかる『少子高齢化』はこれからピークを迎えて、
21世紀中盤以降も、プレゼンスは徐々に低下していく。
その状況で、
解決策を政府(政治家・官僚)に求めるのは愚行であり、
私たち国民サイドも意識改革の必要性を迫られています。
人生に対して、自らが主導権と責任を持とうとすること、
今後の日本では覚悟ある者のみ生き残ることが出来ます。
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2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
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*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太