今日のテーマは、『なぜ、私たちはお金について学び続けなければならないのか？？』です。
予め断っておくと、『お金』が全てとは考えていません。
私自身、
ファイナンシャル・プランナーを生業に選択しましたが、
全ての人が共通して、その道のプロになる必要などない。
其々、
得意なこと、真剣に没頭できることは異なると思うので、
それをベースに職業を選択し、社会貢献していけば良い。
また、
『お金』という分野にプロとして関わる立場だからこそ、
効用だけでなく、それが持つ『限界』も理解しています。
しかし、
それを前提条件としても『お金』の基本事項については、
置かれた立場に関係なく、学び続けることが不可欠です。
実際、
私たちは日常生活で『お金』というツールを使っており、
その存在を完全に無視して人生を歩むことが出来ません。
そうである以上、
『お金』に関するルールを理解しているか、否かにより、
私たちの人生は、大きく左右されるというのが現実です。
先ず、
ポジティブな理由を挙げると、お金をマスターする事で、
人生の主導権が得られ、自由度・選択肢は格段に広がる。
私自身、
今年を『セミリタイア期間』と定めて実行していますが、
『お金』の問題を解決することなく、それは不可能です。
恐らく、
一般の９割超が『お金』に翻弄される人生を送りますが、
その人たちと私では、まったく別の世界を生きています。
次に、
ネガティブな理由を挙げると、ダマす側の人間の存在で、
年々巧妙になる戦術を見抜くには、学びが欠かせません。
例えば、
先日は『三井住友カード』の請求金額確定連絡を装って、
フィッシング詐欺に誘導するメールが送られて来ました。
タチが悪いのは、
私自身過去に『三井住友カード』を契約した経験があり、
直近１年間で、解約手続きをしたタイミングだったこと。
仮に、
一度も契約歴のないカードであれば直ぐに見抜けますが、
一瞬、残りの請求額があるかも知れないと逡巡しました。
幸いにも、
既に情報共有されていた為、検索により解決しましたが、
同様の状況で騙されてしまう人は存在すると想像します。
『お金』を持つことで、
『人生』が解決すると考える人は、一般的に多いですが、
残念ながら現実世界はそこまで単純明快ではありません。
実際は、
自ら保有する資産（お金）がある程度の規模を超えると、
怪しい人間や、怪しいオファーのアプローチも増加する。
そして、
それらは日々進化して、年々、巧妙化の一途を辿るため、
一見しただけでは簡単に見抜けないものになっています。
だからこそ、消費者サイドが賢くならなければいけない。
『お金』を見抜くことは、『人』を見抜くことに通じる。
本質を見抜くことが出来る分別ある大人になりましょう。
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２０２３年１月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
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＊井上耕太事務所（代表）michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所（独立系FP事務所）
代表 井上耕太
