今日のテーマは、『時間の重要性を理解する人だけが、資産形成で成功するチャンスを得る』です。
以前から、
公式ブログを通して繰り返し、資産形成に成功する上で、
最も重要な資産は『時間』であるとお伝えして来ました。
どれだけ時代が変遷しようともその真理は変わりません。
確かに、
資産形成(投資)をする原資は、大きければ大きいほど、
運用資産が増加するスピードも大きくなるのは事実です。
しかし、
10年を超える長期視点で物事を捉えるとき『時間』は、
運用資産のアドバンテージを凌駕することすらあります。
例外的に、
世の中には、10年間に余裕で満たない短期間のうちに、
ミリオンドルを超えるような大金を手にする人もいます。
極論は、
期待値0.5未満と知りながら購入者が絶えない宝くじで、
ギャンブルの勝者には10億円超の賞金を獲得する人も。
それでも、
皆さん理解される通り、そこには『再現性』が存在せず、
私自身、この手のギャンブルは一切受け付けていません。
やはり、
『再現性』を重要視して、資産形成を成功へと導くには、
『時間』という最重要資産を無視することは不可能です。
にも関わらず、
21世紀が始まり四半世紀が経過した今尚、真理である、
『時間』の重要性を理解している人は極めて少数派です。
実際、
先日、金融庁が公表したNISA利用状況の最新データでは、
口座保有者全体に占める20代の割合はちょうど10%。
同調査では、
2024年1ー3月期でNISA口座を新規で開設した人が、
昨年末から約186万口座増えたと報じられていますが、
年代別では40代が首位で全体19.3%を占めています。
その後には、
50代(18.9%)30代(17.5%)と続いていき、
20代の口座開設者は60代(15%)にも負けている。
確かに、
若いうちは時間だけに限らず、労働力やお金、可能性等、
凡ゆる全ての資産について『無限』と勘違いしがちです。
しかし、
時間が経つにつれて、徐々に実感出来てくるものですが、
それらは間違いなく『有限』で終焉は必ずやって来ます。
だからこそ、
それぞれ『きっかけ』は様々あるでしょうが、感度良く、
世の中の『有限性』について気付くかのが鍵になります。
例えば、
運用期間として『20年間』を確保する場合を考える時、
20代から始動する場合のゴールは40代で迎えますが、
50代からに遅れると、ゴールも70代にズレ込みます。
この場合、
どちらとも経済的な到達レベルは同じかも知れませんが、
より若い年齢で実現した方が、人生全体に利点が大きい。
私自身、
40歳でセミ(完全?)リタイア生活を送っていますが、
20代前半からスタートを切ったことが最大の理由です。
もちろん、
私のように、人生の早い段階(20代)から始動すれば、
必ず『40歳リタイア』を実現できる訳ではありません。
しかし、
それは『必要条件』なので、20代からの始動なくして、
40歳リタイアする環境が訪れることないもの事実です。
経済的自由を実現するには、ゴールの年齢から逆算して、
少なくとも『20年前』からアクションする必要がある。
本気で実現を目指すなら、このことを意識してください。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
*ビジネスに関するお問い合せは、直接ご連絡ください。
*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太