今日のテーマは、『仮想通貨バブルに熱狂する人は、真のお金持ちになれない』です。
良くも、悪くも、市場が『実体経済』と乖離して、
『ある程度の時間』が、経過したように思います。
以前から、
『実体経済』と連動することなく、上昇し続ける市場について、
公式ブログでも、様々な角度から情報発信をし続けて来ました。
直近1年間、
『リアル』な世界の経済循環は戻って来ていないにも関わらず、
金融緩和により膨張した『バーチャル・マネー』は世界を巡り、
私達に『実感』を伴わせない形で、市場を押し上げて来ました。
最近では、
『変異株』に揺れる日本国内を尻目に、海外諸国は鎮静化して、
『リアル』の世界での経済循環も、堅調に回復しつつあります。
しかし、
織り込んでいた『期待』を下回っているということなのか、
株式市場は、今回は『上昇しない』という形で乖離します。
いよいよ、『人気投票』的な観点が強まって来ましたね。
『実体経済』と相関性を示す、少ない共通点があるとすれば、
この世界(投資市場)も需要・供給バランスで成り立つこと。
要は、
供給に対して『欲しい!』という人が多ければ値が上がり、
逆に、需要に対して、供給過多になれば、値は下がります。
確かに、
『バリュー投資』なる手法を主戦場にする方々がいるように、
適性に評価されるべき『本来の価値』は、あるかも知れない。
しかし、
前述のバランスか崩れることで、ミス・プライスされても、
それが、市場参加者から発見されなければ意味ありません。
この辺り、
プロ野球で『ドラフト1位』指名されるような有望選手も、
田舎の学校のグラウンドで『150キロ』投げても無意味。
多くの『人』の目に留まり、『存在』を知られて、
その『価値』を評価されて初めて意味を持ちます。
要は、
最近は、平穏な市場が続いていて、退屈という話ですが、
その中、依然として『仮想通貨バブル』は燻り続けます。
このように言われて、意外に思われる方もいますよね??
何故なら、
代表通貨ビット・コインの取引価格は、大きく上げることなく、
『6万ドル』をちょっと切る水準で推移し続けているからです。
正直、前回取り上げた際から、ほとんど上昇していません。
しかし、
今回の上昇(バブル?)は暗号資産市場全体として形成され、
暗号資産市場全体の時価総額は『2兆米ドル』を超えました。
以前、
時価総額が『1兆米ドル』を超えた節目も紹介しましたが、
それからは、未だ『2ヶ月』ほどしか経過していないのに。
2021年4月現在において、世界全体としては、
『6600』もの暗号資産が存在すると言います。
先ほど、
時価総額『2超米ドル』超えとお伝えさせて頂きましたが、
代表通貨ビット・コインのみで、過半数(1兆ドル)です。
その他、
イーサリアム、バイナンスコイン、ポルカドット、テザー、カルダノ等、
ランキング上位の5通貨の合計時価総額は『4200億米ドル』ほど。
世界的に、
『完全ゼロ金利』と言える、現金保有が増えない時代を経験して、
凡ゆる投資家が、運用利率向上を目的として暗号資産市場に参入。
注目を集めたのは、
昨日、『世界長者番付』の記事中でも取り上げた人物、
テスラ・モータースCEOのイーロン・マスク氏ですね。
テスラ社は、
同社保有として『15億米ドル』のビット・コインの購入と、
近い将来における『決済手段』としての採用を決定しました。
また、
米国・著名投資銀行における『富裕層マーケティング』でも、
ポートフォリオへの暗号資産追加が、肯定的に捉えられます。
更に、
過去、代表通貨ビット・コインが『半減期』を迎えた翌年には、
当時の『過去最高値』を更新するというジンクスも生きている。
諸々の状況が重なり、
暗号資産市場全体が、2ヶ月ほどの短期間に『倍増』して、
時価総額『2兆ドル』超えというミラクルを起こしました。
水面下では、再び『熱狂』が始まりつつありますね。
しかし、
世界的企業や、著名コングロマリットが肯定的な意見を述べても、
意外にも、個人投資家レベルで熱狂している国は多くありません。
2017年の第一波然り、
実は、暗号資産市場の取引の大半を占めていたのは、
我らが日本国と、お隣・韓国だったとも言われます。
確かに、
当時の『年間1000%リターン』は魅力的な投機チャンスですが、
海外諸国の方々は、変動幅が大き過ぎて、冷静に静観していました。
以前、
『劇場版カイジ』の話題を展開したことがありますが、その中で、
『ドリーム・チャンス』なる究極の投機手段をご紹介しましたね。
簡単にお伝えすると、
自らの『命』を懸けて、確率『10分の1』の博打に挑戦して、
見事当選すれば、掛け金が『10倍』になって返って来るもの。
その期待値が『1』になるのは、完全なる皮肉です。
賢明な読者の皆さんは、『ドリームチャンス』のオファーを、
『リスク』が大き過ぎるので、丁重にお断りすると思います。
しかし、
何故、この話をするかと言うと、暗号資産に置き換われば、
この『オファー』を受けてしまう人が出て来てしまうから。
両者は、私たちの目から見れば、完全に『同じ』です。
基本的に、資産形成に成功して『経済的基盤』を築く人は、
人生、一世一代の『大博打』など、極力打とうとしません。
私自身も、同様です。
前述、富裕層のポートフォリオ組み込みを話題にしましたが、
当然、組入れ割合も一部(総資産の5%程)に限定されます。
決して、彼ら(富裕層)は『一発逆転』など狙っていません。
当然ですが、狙う必要すら、ありませんからね。
【仮想通貨】バブルに熱狂する人は、真の【お金持ち】になれない。
これは、投資する対象が変わっても同じことですが、
これからの時代においても、恐らく不変・普遍です。
皆さんは、一時的な『熱狂』に踊らされることなく、
時間を掛けて、着実に『お金持ち』になって下さい。
定期開催する『資産形成セミナー』は、2021年以降についても、
『リアル(大阪)/ オンライン(Zoom)』を並行して開催します。
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ご希望頂いた方への『1対1:個別受講』も対応させて頂きます。
(*この時期限定のご対応です。)
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通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、
受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。
(*予告なく終了する場合もありますので、ご了承下さい。)
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井上耕太事務所
代表 井上耕太