昨日のblogでは、
『支払っているのは、誰か?』という話をしました★
皆さん、銀行、証券、保険などの金融機関で、
『でーん!』とした重厚な建物を好まれます(^_^)
でも、それ支払ってるのは、
他ならない『お金』預けた契約者やで、と。
皆さんが『凄い建物やなぁ』言うてるのは、
契約者の方々の『お金』で成り立ちます。
ほんまは、ちゃんと怒らなあかん。
感心してる場合ちゃう!(笑)
で、最近では『ネット生保』とかもあります。
僕は利用したこと無いんですが、
これ、たぶん従来の保険会社よりは安いんですよね??
1番のネックである『人件費』も、ほぼ無し。
店舗を構える必要もないでしょうから、
『テナント料』とか『固定資産』に係るコストも無いでしょう。
CMや広告で『宣伝費』垂れ流しても、
おそらく上記2項目には遠く及ばないでしょう。
確かに、今までの漢字生保よりは割安。
でも、これほんまに割安??
『掛け捨て』とか、
『確率』に掛けるタイプの保険はまだマシです。
でも、『積立て』とか『運用』される場合は、
僕はどう考えても契約しようとは思いません。
何故か??
日本国内の法律で、
こういった保険商品への『国債』組み入れ比率は決まってるんです。
これ、知ってる方少ないですよね。
全ての保険商品は共通です。
『積立て』=『運用』です。
で、その『運用』にルールがあって、
ある一定割合以上は『国債』に投資せなあかん。
日本の財政は『火の車』です。
だから、日本国内で許可とって商売するなら、
『しっかり国債も買い取れよ』といった感じ。
国も、なかなかの商売してきますね(笑)
どこかの業界の『ショバ代』と同じです(笑)
ところで、日本国債の運用利率、
だいたいどれくらいかご存知ですか??
長期国債で、現在『0.40%』切る値を推移してます。
もし、これで『100万円』を運用したとしたら、
1年間で受け取る利子は『4,000円』いかない。
う~ん、、、、困った。
全然殖えない(笑)
もしこれに半分も投資されてたら、
それだけでかなり『足枷』あって、殖えない。
運用スタイルは会社によって違うでしょうが、
以前、ある保険会社の方に聞いたら、
『ウチは90%!』と自信満々に答えられました(笑)
誰がそんなとこの商品買うねん!(笑)
『運用』では、殖える確率が限りなく低いんです。
『コスト』は抑えられたといっても、
会社を運営していく中で『ゼロ』にはなりません。
『運営コスト』『給与』など払わなあかん。
となると、やっぱり、
『契約者のお金』から支払うことになります。
つまり、
『ネット生保は、損する金額は少なくて済む。』
ということ。それだけ。
『良かったぁ』って、なりますかね??(笑)
僕は、やっぱり契約することは出来ません。
『お金の専門家』として活動していて、
こんな『行動』していたら『アホ』と見なされます。
皆さん、『保険』は『投資』です。
他の金融商品と同様、
『資産運用』の1つの手段です。
『確実に負けるもの』なんかに、
大切な『お金』を支払っていたら、あかん。
少しずつで良いので、勉強していきましょう(^_^)★