今日のテーマは、『コロナ禍で起きた価値観の変化に、順応できていますか??』です。
本日から『4月』のスタート。
世間一般的には、新たな『期』のスタートでもありますね。
ただ、
私自身、1日だけ跨いで『夢の時間』を過ごさせて頂きました。
2年ぶりに戻ってきた、春のセンバツ高校野球、
甲子園大会が、本日『決勝戦』を迎えた話です。
先月3月19日にスタートしてから、雨天順延もあり、
ちょうど『2週間』の開催スケジュールとなりました。
直近2週間は、ワクワクしながら過ごしましたね(笑)
もちろん、
仕事も、完全にストップしていた訳ではないのですが、
大会スケジュールを考慮し、最大限調整していました。
しかし、
コロナ禍ということもあり、球場への入場者数は制限されて、
チケットは事前のネット販売分で終了し、当日券販売は無し。
当初、
現地(甲子園)での観戦は、叶わないかと思われましたが、
雨天順延が2日間あったことが、私には幸運になりました。
昨日の準決勝、そして、本日の決勝は現地観戦することができ、
私自身、『約2年ぶり』となるリフレッシュ期間となりました。
また明日から、仕事も『本格稼働』します。
それで、
2021年、『春のセンバツ高校野球』全体を観戦していて、
明らかに、『価値観の変化』を感じる場面が多々ありました。
結論から言います。
『エース投手』が投げない(登板しない)という選択肢が、
指導者の中にも、高校生本人の中にも、常識になりました。
これは、
野球経験者は理解できますが、『天変地異級』の潮流変化です。
例えば、
準決勝で敗退してしまった天理高校・達孝太投手などは、
決勝のかかった試合で、1球も投げずに終焉を迎えます。
他にも、
同じく準決勝で敗退した中京大中京高校・畔柳投手や、
大会No.1と称された、市立和歌山・小園投手なども、
先発することなく、試合中盤から登板して敗戦します。
そして、
本日開催された決勝戦でも、東海大相模高校は、
大黒柱・石田投手を温存したまま試合スタート。
現地観戦していた感じでは、試合展開によっては、
そのまま、登板無しで終わる気配すら感じました。
*今回チケット入手できた席が『1塁側内野特別席』で、
東海大相模ベンチの真裏、選手の雰囲気も伝わります。
経験者じゃなかったら、理解できないかも知れませんが、
これ、高校野球において『有り得ない』現象なんですよ。
大前提として、
『高校野球』を経験した人間なら理解できると思いますが、
私たち選手は、『甲子園』に少なからず洗脳されています。
子供の頃から、
その聖地で試合をすることだけを夢見て、練習に明け暮れて、
『10年』を超える時を経て、『一握り』が到達できる場所。
むしろ、
『聖地・甲子園』という目標がなければ、厳しい練習に耐えて、
『高校野球』をやること自体の意味も見出せないかも知れない。
その中で、
『甲子園大会:優勝』は、全国の高校球児の悲願であって、
それを目前にして、エースの登板回避などは有り得ません。
実際、
過去には、試合中に『骨折』しながらも登板し続けた、
旧制滝川中学校・別所毅彦さんの事例などもあります。
他にも、
野球経験者の中で有名な話題は、沖縄水産・大野倫投手で、
当時、沖縄県勢初制覇を目指して773球を投げ抜きます。
その後、
大野倫さん自身、大学を経て、プロ野球選手になりますが、
この時の無理が祟り、大学以降は投手生命が絶たれる事に。
大野投手自身、
当時から、その『リスク』は理解しながら投げていたようで、
後のインタビューでも『甲子園優勝』の執念を語っています。
それぐらい、『甲子園』はヤバいものです。
世の中には、
『大阪桐蔭高校』など、常軌を逸する優勝常連校もありますが、
経験者の一般常識では、一度でも参加できたら一生語れる(笑)
それが、
今回、『コロナ禍』での1年間の空白期間を経て、
明らかな『価値観変化』が起きたと実感しました。
当然、
優勝した『東海大相模高校』の中に、優勝が決した瞬間、
大号泣した選手がいるように、目指すべき目標ではある。
しかし、
そもそも、彼らは、昨年(2020年)の1年間を通して、
『甲子園』の存在しない高校野球生活を経験してしまった。
それ故、
良い意味で、『甲子園』という洗脳から解き放たれて、
『自分が野球をする意味』を考えたのだと想像します。
もちろん、
だからと言って、『甲子園大会』が不要という訳ではなく、
これからも変わらず、高校球児にとっては『聖地』のまま。
実際、
全国高校野球選手権が『明石トーカロ球場』に変更されたら、
全国の野球人口は、高校生だけに限らず激減すると思います。
球場ランク云々ではなく、『明治神宮球場』でも同じことです。
『甲子園』という球場は、人を魅了する『魔力』が存在します。
しかし、
それが『存在しない』状況で、1年間という時を過ごすことで、
高校野球に関わる全ての人の『価値観』が大きく揺らぎました。
そして、
決して『高校野球』に限った話ではなく、『コロナ禍』を経て、
『価値観』の変化は、日常生活のあらゆる面で起こっています。
顕在化するのは、もう少し先かも知れませんが。
皆さん、その『潮流変化』に、順応できていますか??
私自身、まだまだ、完全にはアジャスト出来ていません。
移りゆく『時代』の中、変化する状況を敏感に察知して、
新たな『価値観』に順応する能力が、求められています。
個人的に、それを強く感じたのが『直近2週間』でした。
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*井上耕太事務所公式:michiamokota0421@gmail.com
井上耕太事務所
代表 井上耕太