今日のテーマは、
もっと早く書けば良かったかなと思います。
日本版ISA『NISA』に対する注意喚起です(^_^)
最近よく聞くこの言葉ですが、
みなさん『NISAとは何か?』概要を理解されてるでしょうか?
平成26年1月1日以降、
この『少額投資の非課税口座』内での取引では、株式等の配当所得、譲渡所得が非課税になる制度です。
*投資額上限100万円、5年間連続まで。保有も最長5年間。
実は、平成25年12月31日まで、
株式等の譲渡所得に対する税率が10%だったため、
それが20%に戻ることへの『目眩まし』の意味もあります。
結論から言うと『NISAはアカン!』★
僕自身、やる意味が全く見出だせません。
理由を挙げていきます(^_^)
①投資素人の方が手を出しても、勝てる確率は低い。
CMや銀行、証券会社に『非課税』と煽られて口座開設した方もいると思いますが、
そもそも『非課税』のメリットがあるのは、自分が利益を出した場合だけ。
『利益が出ない』ということは、単純に元本割れ、『損失』です。
今まで何の投資もしてこなかった方々が、
『ルールも知らず』『出口戦略』も考えず参加しても、
株式市場で勝つ確率は、抜群に低いと思います。
投資の世界で、こういう言葉があります。
『素人が入ってきたら、パーティーは終わり。』
②利益額にも、メリットを感じない。
仮に、上手く『利益』を上げて『非課税』の恩恵?を受けたとしましょう。
投資上限は5年間総額で500万円。
例えば、これがトータル20%の利益を出したとしても、利益額100万円。
単発の100万円程度のお金で、
あなたの人生は劇的に何か変わるでしょうか?
きっと、何か消費or浪費して一瞬で無くなります。
また改めてご紹介しますが、
お金持ちの思考方は『インカムゲイン思考』。
その時々の単発の収入は期待していません。
③ただ、銀行&証券会社が儲けたいだけ。
これが、僕が『アカン!』という最大の理由です(^o^)!
僕達は『日本版ISA』導入の情報を1年以上前から知っていましたが、
この情報をキャッチした瞬間に、金融機関がやりたいことを見抜いてしまいました。
というか、お金に少しでも詳しい方からすると、
あまりに明らかすぎて『ギャグ』にもなりません。
*銀行&証券会社は、NISA口座内で『投資信託』を売りたい*
これだけです。
正直『投資信託』は儲かります、金融機関が。
金融機関 出資者
出資額 0 100
手数料負担 0 100
利益取り分 80 20
だいたいこんな感じです。
募集(申込)手数料、信託報酬、信託財産留保額等々、
『投資信託』には手数料がてんこ盛りです。
彼らの手法としては、『非課税』と煽って口座開設してもらい、
『運用は投資のプロに任せましょう』と伝家の宝刀を抜いて『投資信託』をすすめます。
このブログを読んでくれた方で、少しでも多くの方が、
このワナを回避してくれることを願います☆
*銀行員、証券会社の方々はもちろんですが、
ファイナンシャルプランナーでも『NISA』をすすめる方とは、
アドバイスに少し距離を置くことをオススメします。
というのも、僕達からしたら『NISA』をすすめてる時点で、
その人は投資素人。その方のアドバイスでは資産形成の確率は極小やと思います。
参考にしてみてください(^o^)!