あえて今更言うことでもないですが、
もしも、まだ気付いて無い人がいたら、あれなので一応。
『日本の年金システムは破綻する』
皆さんは、この事実をリアルに感じられますか??
このblogを読んでくれてる人は、
多くの方々が理解してくれると思う(^_^)
でも、世間一般的には、
まだまだ『どうにかなるでしょ』的な方も多いんちゃうかな。
単純な『足し算・引き算』の問題です。
『無いものは、払えない』という話。
どう考えても末期症状なので、
そう遠くない将来、必ず来る未来です。
リアルな計算として、
2030年頃に日本の『年金原資』は枯渇する予定です。
それを、少しでも『延命』しようと思って、
今、政府もいろいろ細工している最中です。
基本的なことを、少しだけ整理します。
『年金』というのは、国民から毎月掛け金を徴収して『運用』。
そして、受給開始年齢に達したら『お金』を受け取るというシステムです。
とてもシンプル。
大切なポイントは『運用』というとこ。
ただ単に積立ててるだけじゃないです。
で、そもそもこの運用利率が、
3~4%複利とかの計算やったと思います、、、
たぶんね、これは元々『破綻』するシステムです。
このシステムが回るためには、
日本が順当に人口増加するという仮定が根本にある。
経済規模は順調に成長し、
労働人口も高齢者を遥か上回る、という仮定が。
でも、日本の今とこれからは違いますよね。
2060年には遂に、労働人口と高齢者人口が4000万人強ずつで均衡します。
この頃までには、絶対に破綻してます。
僕は今30歳ですが、
僕らの年代なんて絶対に無いですから。
親の世代ですら、とても怪しいです。
受給開始年齢の先送り、支給額の減額は普通に行われるでしょう。
決して、甘い期待は持たないでください。
年金システムには国民年金と厚生年金、
そしてまた別に公務員とかの共済基金があったと思います。
でも、これも今では天井では繋がってるという話。
簡単に言えば『どんぶり勘定』
『お金』が足りないので、
あるとこから引っ張ってきての『自転車創業』です。
『免除期間の支払いを10年遡れるよ』キャンペーンなどで、
とにかく『今』のお金を回収しようという状態です。
今日の朝刊でも、
『厚生年金未納法人』の取締りを強化する記事が出てました。
該当80万社に対して、
場合によっては立ち入り調査までして、
厚生年金に『強制加入』させるらしいです。
これ、『今』のお金を集めてます。
『将来の国民のため』ではありません。
今から出てくるニュースで、
こういった細工の情報はどんどん出てきます。
ほんまに、政府に、会社に依存する時代は終わりました。
皆さんは、『自力で』自分の資産形成をしていきましょう(^O^)!