あなたは、【学問のすすめ】の真意を知っていますか??

今日のテーマは、『あなたは、学問のすすめの真意を知っていますか??』です。

 

 

冒頭、1つ、タイトル通りの質問をさせて頂きます。

 

 

あなたは『学問のすすめ』の真意を知ってますか??

 

 

恐らく、日本で最も認知度の高い著書の1つですが、

序文の抜粋が独り歩きし、解釈が間違われています。

 

 

『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』

 

 

そう、この文章がピンポイントで抜粋されますよね。

 

 

しかし、

 

 

最も重要なのは、前述したフレーズの直後に存在する、

『言えり』の3文字だということは知られていません。

 

 

無論、慶應義塾出身者の認知度は100%でしょうが。

 

 

本題に戻ると、

 

 

上記『言えり』が示すのは『とは言うものの』の意で、

『逆説』の接続詞、前に置かれた文章を打ち消します。

 

 

つまり、

 

 

先ほどの『有名な文章』を直訳するのは間違いであり、

正しくは、人間は明確に『上下』があると示すのです。

 

 

本来、

 

 

天(神様?)は、人間を平等に創られたと言うものの、

現実世界には、確実に『優劣』が存在しているのだと。

 

 

この文章について、皆さん意見に相違ないと思います。

 

 

正しい解釈を知る意味でも、一度、原著をご覧下さい。

 

 

実際、

 

 

『学問のすすめ』を読み進めれば理解できる事ですが、

福沢諭吉は、大きく分けて2つのことを示しています。

 

 

1つは、

 

 

前半ご紹介した通り、現実世界には人の優劣が存在し、

それが、『学問』の習得によりもたらされるという事。

 

 

また、

 

 

2つ目は、日本国民一人一人の『独立』が重要とされ、

その達成の上に、日本の『国力増強』があるという事。

 

 

この書籍自体、

 

 

今から150年前、明治5年に発行されたものですが、

書かれている内容は、そのまま現代も通じる真理です。

 

 

本文中、至るところ『独立』という言葉が出て来ます。

 

 

皆さん、日本国民ならば、生涯に一度はご覧ください。

 

 

これからの時代、私達も『独立』が求められますから。

 

 

先日、

 

 

来年(2022年)度予算:概算要求額が公表されて、

『111兆6559億円』に登ることが判明しました。

 

 

過去最大値の更新は、実に『4年連続』という事です。

 

 

確かに、

 

 

昨年(2020年)突如登場した『新型ウイルス』は、

私たちの生活を一変させて、国家財政も揺るがします。

 

 

しかし、

 

 

残念ながら、新型コロナ・ウイルス対策費については、

概算要求時点、金額を明示しない項目も多数あります。

 

 

つまり、

 

 

今後について、予算全体が『膨張』する可能性もあり、

国家予算としても『未知』の領域へと突入するのです。

 

 

2022年度予算は、

 

 

『コロナ関連費』を除しても過去最大を記録しますが、

そこには、より『根本的課題』が存在し続けています。

 

 

それは、

 

 

少子高齢化進展により増大し続ける『社会保障費』と、

同じく、膨張し続ける『国債費:償還・利払い』です。

 

 

実に、

 

 

2項目(社会保障費、国債費)は年間60兆円に迫り、

これだけで、国家税収を食い尽くしてしまう計算です。

 

 

更に、

 

 

両項目(社会保障費、国債費)共、今後も増加し続け、

その速度は、歳入の増加速度を超えると予想されます。

 

 

昨日、

 

 

覇権国・米国に潜む『恒常的課題』を紹介しましたが、

日本国も同様に『解決不可能』な課題を抱えています。

 

 

少しだけ振り返ると、

 

 

10年前、東日本大震災からの復興を目指す日本国は、

12年度予算として『96.5兆円』を概算要求します。

 

 

勿論、当時としては『過去最大』を更新する数字です。

 

 

しかし、

 

 

その後も、日本国予算は、毎年、順当に上昇し続けて、

遂に、2015年度には『100兆円』の大台を突破。

 

 

その後、

 

 

一度も大台(年間100兆円)を切ることなく推移し、

遂に、来年度は『111.7兆円』の異次元予算に成長。

 

 

単純計算、

 

 

10年前と比較して『約16%』増加していますから、

国内販売される『学資保険』以上の運用成績です(笑)

 

 

いや、状況がヤバ過ぎて、まったく笑えないですよね。

 

 

繰り返しますが、この危機的状況は、今後も進みます。

 

 

そして、前半で紹介した『学問のすすめ』に戻ります。

 

 

戦後復興から、

 

 

歴史上、最も日本国が繁栄した直近『半世紀』を経て、

これからの時代、穏やかな日々が続くのは不可能です。

 

 

今後は、

 

 

福沢諭吉さんが『学問のすすめ』で示している以上に、

個々の『独立度』により、大きな社会格差が生まれる。

 

 

きっと、それは、私たちが想像する以上のものになる。

 

 

そして、もしも、あなたが『上』に所属したいならば、

しっかり学び、行動し、準備を進めることが大切です。

 

 

学ばなければ、一生『下』の階層で生きることになる。

 

 

判断は個々人の自由ですが、真剣に考えてみて下さい。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

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