今日のテーマは『賃貸不動産で損益通算という愚行』です★
ある程度、高年収の会社員の方々に、
あやしい業者からよくかかってくる電話があります。
『賃貸不動産を購入し、給与と損益通算しませんか?』
というものです。
収益性マイナスの不動産を所有し、
給与収入と損益通算することで、税金の還付を受けようとするものです。
この誘い、あなたは即答で断れますか?
まさか『良い話やな』とか思ってないでしょうか?
これは『合法的な詐欺商品』です。
いつも通り、シンプルに説明します(^_^)
『賃貸用不動産』で収益性マイナス、、、
とんでもない『ゴミ物件』です。
僕は『不動産』は専門じゃないし、
自分の『お金の美学』からも外れるので投資しませんが、
それでも収益年率10%くらいの商品にはアクセス可能です。
その状況において、収益性が『マイナス』というのは、
投資家?サイドも入居者サイドから見ても全く魅力無い物件です。
そもそも、そんな『良い話』なら、
わざわざあなたに電話は来ませんし、その会社が買い漁ってます。
つまり、
『不動産会社』でも処分仕切れなかった『ゴミ商品』を、
『税金の還付が受けられます!』と苦し紛れのセールストークで売っているのです。
『それでも、実際に毎年還付を受けられてるし、、、』
という方も居るかも知れません。
その方は、あなたが陥っている、
『大きな罠』にまだ気付いていません。
そもそも、『投資』全般を考えたときに、
基本的な収益性は『元本』と『配当』が考えられます。
今回のケースでは、まず『配当=年間収支』がマイナスで、
ここと給与収入を損益通算して還付を受けている。
そして、もっと大きいマイナスは、
『元本』部分、そう、『不動産価格』そのものです。
『不動産投資』において最終的な元本回収とは、
物件そのものの売却によって成立します。
『年間収支』がマイナスになるような『ゴミ商品』、
売れると思いますか??
残念ながら、おそらく元本部分はほとんど返ってこないでしょう。
この商品を売ること、合法です。
『合法=良いもの』では無いです。
この手の『合法詐欺商品』は世の中に溢れています。
皆さん、少しずつ賢くなっていきましょう(^_^)