今日のテーマは、『あなたは、リスクに対してどこまで許容出来ますか？？』です。
先日の公式ブログは、『保険』について話しました。
日本人の多くは、その言葉を前に思考停止している。
実際、
資産形成（投資・運用）経験者は半数を超えない中、
保険契約者は、国民全体の大多数を占めていますね。
恐らく、
これまで、一度も『保険』加入していない人などは、
『１割』という数字を余裕で切るものと想像します。
それほど、その言葉（保険）の魔力は強いものです。
私自身、
原則として、積極的な『保険』加入は進めておらず、
むしろ、強いて言うなら『ネガティブ』な立場です。
基本的に、
保険は『リスク』に対して、ヘッジするものであり、
極論言えば、お金持ちはそれを必要としていません。
何故なら、
仮に、恐れている『負のイベント』が起こった際も、
十分な保有資産があれば、リスクに対応出来るから。
そして、
先日もお伝えした通り、保険会社も営利団体のため、
返戻率の期待値は、常に、『１』を下回るからです。
保険会社が、莫大なコストで運営されていることは、
先日アップした記事中でもお伝えさせて頂きました。
当然、
その『運営コスト』は、保険料に転嫁される形式で、
保険契約者から徴収されているのは紛れもない事実。
皆さん、その事をしっかり理解されていますか？？
親切・丁寧（？）に応対してくれる保険営業マンの、
給与を支払っているのは、保険契約者自身なのです。
もしも、
あなたが、本当に『リスク』を恐れているのならば、
可能な限り、自助努力でヘッジすることが得策です。
ご丁寧に『事業コスト』を負担する必要ありません。
『保険』に関しては、もう１つお伝えしたいことが。
一度でも、詳しく検討した方々はご理解されますが、
それらを、１つのモノサシで測ることは出来ません。
何故なら、
世の中にパラメータ（変数）は無限に存在しており、
各企業・各商品、含まれる変数は一様ではないから。
よって、
この世の中に、『唯一無二の正解』なる保険は無く、
どこかで、割り切る部分は必ず必要になってきます。
要は、
あれもこれも、全ての『リスク』にヘッジする事は、
現実問題としても不可能だし、得策ではありません。
この辺り、
保険の知識がある人たちの中での『正解』は存在し、
『主契約』のみを購入し、『特約』を付けないこと。
例えば、
『特定疾病：診断時給付金』が付された特約もあり、
該当すれば、契約者にはメリットがあることは事実。
しかし、
日本国全体、特定疾病に対する公的給付金受給者は、
毎年、『８０万人〜９０万人』に限定されています。
つまり、
総人口（約１億２０００万人）に対して１％未満で、
この数字（０.６７％）をどのように評価するかです。
確かに、
確率は『ゼロ』ではないので、可能性はありますが、
個人的には、過度な備えをすることは気が進まない。
繰り返しますが、ある程度『割り切り』は必要です。
全ての『リスク』に対して備えを進めようとすれば、
『隕石』に当たる確率にも、ヘッジが要りますから。
結論、リスクヘッジは『最低限』で十分と考えます。
保険会社の『運営コスト』に協力し過ぎることなく、
余剰資金は、順当に『資産形成』していきましょう。
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