今日のテーマは、『コロナ禍、経済停滞にも関わらず税収60兆円超を記録する不思議』です。
規模が大きくなればなるほど、実体は掴みにくくなります。
会社組織でも、その規模が大きくなればなるほど、
1つの物事の『責任』の所在は、行方不明になる。
いわゆる、『大企業病』というやつですね。
ただ、
これは、決して、私たち『人間界』だけの話ではなく、
『自然界』にも、まったく同じ形で存在するのだとか。
例えば、
『群れ』を形成して生きる生き物は、数多存在しますが、
彼らは、『信頼関係』で結ばれていないのだと言います。
真実は、
単純に、種全体、若しくは、個体が生存していくための、
『最適化戦略』として、大群成して生活しているのだと。
そして、
『自然界』においても、集団・組織の規模が大きくなる程、
個体ごとは、『責任回避』の傾向があると分かっています。
野生動物も、人間も、本質的な部分は同じなんですね(笑)
本題とは少し異なりますが、興味深い話題展開と思います。
それで、
『責任』の所在如何以外にも、規模が大きくなればなる程、
果たして、『実体』が掴み難くなるものは存在しています。
例えば、
本日取り上げる『お金』も、その『最たる例』の1つです。
少しだけ、想像してみてください。
『100万円』や『1000万円』程度の金額であれば、
一般的な方々も、その殆どがイメージ出来ると思います。
これが、
『1億円』という規模になると、前述した金額尺度を使い、
『10倍くらい』と想像しますが、少しイメージは暈ける。
更に、
『1兆円』という金額になると、それが保有する影響力や、
物質的な場合の規模感すら、想像できなくなっていきます。
実際、
現在の貨幣価値で、日本円換算『兆』を超える金額は、
一個人として『想像できない領域』にあると考えます。
そして、
本来であれば、その領域に『抽象思考』を働かせる事で、
国家の未来を描いて、適切に扱うのが『政治家』の仕事。
しかし、
現実世界は『理想通り』といかず、その曖昧さを利用して、
中枢の方々が『搾取(横領?)』する構造が続いています。
それも含めて、『人間の性』と言えるのかも知れませんが。
直近1年間、巷で話題の『新型ウイルス問題』も然りです。
私自身、
それ自体が『幻想』とする、完全陰謀論は支持しませんが、
『感染者数 / 陽性者数』については、距離をとり静観です。
ここまで、
日本国には『80万人超』もの累計感染者がいるそうですが、
幸いなことに(?)、私の周囲に感染者 /陽性者はいません。
確かに、
総人口(1億2000万人)に占める『80万人』の数字は、
『約0.67%』ほどにしかならない、究極に少ない割合です。
子供の頃、
40人学級で学級委員2人(確率5%)を選ぶことですら、
絶対に回避する自信のあった私たちからすれば、超絶楽勝。
そう考えると、
その『8分の1』の確率は、究極に低いかも知れませんが、
ここまで周囲で聞かないことは、報道との乖離を感じます。
『真実は、神のみぞ知る』といったところでしょうか??
母数が日本国民全体(1億2000万人超)ともなると、
公表される数字は、発信者の匙加減も大きいと感じます。
これと同様、非常に疑わしく感じる報道が出て来ました。
『2020年度の税収、60兆円を突破して過去最高!』
財務省が、今月(7月)5日付けで公表したデータです。
それによると、
当初、『55兆円』程と見られた2020年度の税収は、
約5.7兆円も上振れして『60兆8216億円』を記録。
この数字は、平成30年度を超えて『過去最高値』です。
税目別で見ると、
法人税は、前年度比4375億円プラスの『約11.2兆円』、
昨年(2020年)末時点の見込みから『3兆円超』上振れ。
また、
消費税も前年度比2兆6187億円プラスの『約21兆円』と、
単独でも『過去最高値』を更新し、全体にも大きく寄与します。
確かに、
消費税が『10%』へ引き上げられたのは一昨年10月であり、
年間を通して『10%』になったのは、昨年度が『元年』です。
それを考慮しても、個人的に、違和感を感じずにいられません。
この理由について、
財務省は、景気回復先行の海外需要を取り込む製造業が好調で、
『巣ごもり消費』が活性化し、消費の落ち込みが少なかったと。
恐らく、
この言葉に『嘘』はないのでしょうが、では果たして、
『全てが真実か??』と問われると、大いに疑問です。
大前提の話をすれば、
『税金』というものは、物質的なものかどうか別として、
『お金』が移動することによって、徴収される制度です。
必然、
社会全体における『お金』の循環速度が増せば増すほど、
国家が『税金』として徴収できる金額も大きくなります。
反対に、
限局的なものではなく、社会全体の循環速度が落ちれば、
『税金』を徴収する機会も減るという、シンプルな理屈。
その『真理』から考えて、昨年度の税収60兆円超えは、
どうしても、『違和感』を感じずにはいられないのです。
海外諸国まで目を向けると、『国家』という組織ですら、
『粉飾決算』を行うことは、想像する以上に有り得ます。
最も有名なのは、
2010年代、欧州危機の発端となった『ギリシャ』で、
EU加盟時にGSを使って『債務』の飛ばしをしましたね。
要は、
『ギリシャ』という国は、粉飾決算により基準を満たし、
EUへの加盟を果たし、未だに『潜在リスク』を抱えます。
話を戻すと、国家でも、いくらでも改竄するよということ。
直近1年間、日本人も、決してバカではありませんから、
日本政府を、『鵜呑み』で信じることはなくなりました。
日本政府公表の数字も、精査する時代に突入しています。
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