今日のテーマは、『多くの日本人がお金持ちに対して描いている間違ったイメージ』です。
2024年4月30日、
ファイナンシャルプランナーとして情報発信を開始して、
本日でちょうど『10年間』が経過したことになります。
公式サイトにストックしているもので累計2,837記事。
昨年以降、
セミリタイア期間に突入して更新ペースが落ちましたが、
節目として、10年継続できたことを誇らしく思います。
金融機関未所属の独立系FPとして開業したのが10年前。
正直、
40歳までにセミリタイアを実現させる確証まではなく、
それを達成した今の状態は想像していた以上の未来です。
情報発信については、
決して誰からアドバイスされた訳でもないし、もちろん、
それだけが『成功した要因』だったとも考えていません。
しかし、
間違いなく独立系FPとして自らの根幹を成すものであり、
10年間の歳月を経て人生を大きく展開させたものです。
改めて、自ら情報発信することの重要性を感じています。
ところで、
セミリタイアというと派手な生活をイメージされますが、
私自身決してパーティーのような毎日を送っていません。
実際には、
人生において、家族と過ごす時間を最重要項目と定めて、
自らの価値観に沿い他者の干渉を受けずに日々を過ごす。
幸いにも、
世間一般の基準では経済的に恵まれた立場にありますが、
多くの方々が憧れる成金のイメージとは真逆の生活です。
先日も、これについて興味深いニュースを目にしました。
それは、
某クレジット会社が、会員に任意アンケートを実施して、
世帯年収2000万円超の人たちの回答をまとめたもの。
それによると、
世帯年収2000万円超のパワーカップル全体の半数が、
よく着るアパレルとして『ユニクロ』を1位としました。
もちろん、
ハイブランドに回答を限定して実施した質問については、
ルイ・ヴィトンやエルメスといった面子が並んでいます。
しかし、
彼ら・彼女らとて毎日がお花畑のような生活ではない為、
必然、普段使いはユニクロで十分だと考えているのです。
また、
お金の使い方に対する価値観についても、大きく2項目、
『自分の好きなこと』と『家族・仲間等』に回答が集中。
これについては、
彼ら・彼女らにとって金額の大小はそれほど関係がなく、
『必要であれば出費を惜しまない』が多数派を占めます。
対して、
『高価なハイブランド』や『人が羨むもの』に対しては、
出費を惜しまないとの回答が全体1割未満に留まります。
これらは、
アンケート結果の一部分を抜粋しただけですが、恐らく、
多くの日本人が描くイメージとは、根本的に違っている。
実際、
人生全体を通して『お金』に恵まれていない人たちほど、
『目に見える部分』をメッキ加工で固めたがりますよね。
しかし、
そのようなものに『本質』が存在しないことは、恐らく、
コアな読者の皆さんは十分に理解されていると思います。
むしろ、
真に『お金持ち』であればあるほど周囲に悟られぬよう、
アピールなどせずに、淡々と日常生活を送っているもの。
何故なら、
『お金』とは、自己重要感の欠如を満たすものではなく、
自らの価値観に則って人生を生きるためのツールだから。
表面的なことに囚われるうちは『お金』に恵まれません。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
*ビジネスに関するお問い合せは、直接ご連絡ください。
*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太