今日のテーマは、『経済的自由という目標を、流行りもので実現できた人はいない』です。
本当に、本日のタイトルの通りだと感じています。
私自身、
元々、幸か不幸か『流行』に飛びつかないタチで、
幼少期から、そういうものに一線置いて来ました。
勿論、
その結果『流行』に乗り遅れることもありますが、
流行りものは一瞬で終焉する為、問題ありません。
余談ですが、タピオカも飲まずに終わりました（笑）
むしろ、今こそ行列に並ばずして飲みたいです（笑）
話を戻すと、
決して『経済的自由』の目標実現に限った話でなく、
凡ゆる分野『流行りもの』に『本質』はありません。
何故なら、
テクノロジーが高度発達した現代こそ影響大ですが、
メディア・コントロールで作られる側面があるから。
つまり、それ自体に『意味』など存在しないのです。
マス・メディアを通して、スポットが一極集中して、
認知・目新しさという理由で、急激に需要増加する。
その結果、
需給バランスの観点から、取引価格は急騰しますが、
その不均衡も、一瞬のうちに解消されてしまいます。
前述の通り、
元々『流行りもの』に本質的価値はありませんから、
需給バランスが整っても、価格の下落は止まらない。
『前置き』が長くなりましたが、
『流行もの』を追い続ける思考回路をしている間は、
凡ゆる分野共通して、成功しないとご理解ください。
そして、それは、『資産形成』においても然りです。
先日取り上げた、暗号資産（仮想通貨）もそれです。
この対象ほど、
日々、ネタ提供してくれる投資対象も珍しいですが、
先日も、悲しい出来事が新たに報道されていました。
『暗号資産ウォレット事業：デジポケ、破産申請』
２０１６年５月、
『仮想通貨交換業』として設立され、会員対象に、
ウォレット事業（預かりサービス）運営会社です。
設立後、
一定数の顧客から資金を集めましたが、２０１７年、
改正資金決済法施行により、仮想通貨交換業を廃止。
その後、
２０１９年５月には、再び資金決済法が改正されて、
暗号資産：預かり事業自体も、金融庁の許認可制に。
そして今回、
金融庁から、許認可取得の目処が立たないどころか、
『預かり金』すら、返還不能という事態に陥ります。
破産申請時、
債権者は、全国に『約２０００名』存在するらしく、
返済不能となった預かり金総額は『約１０１億円』。
単純割り算、平均『５００万円』の出資額ですから、
巷に溢れる詐欺事案としは、典型事例と言えますね。
＊同社は、業界内では『計画倒産』の疑われており、
事実、事業停止期間も役員報酬はあったでしょう。
ここで、
少しだけ冷静に文章を読んで頂いたら分かりますが、
同社が出資募集した期間は２０１６年から翌年５月。
要は、
暗号資産（仮想通貨）『第一次ブーム』真っ只中で、
出資者も踊りながら資金拠出してたいと想像します。
そして、
『流行』に飛びつき、一獲千金を狙った彼らの夢は、
様々な形で、一瞬のうちに儚く消えてしまいました。
繰り返しますが、そこに『本質的価値』はないです。
むしろ、
『流行りもの』の飛びつく性質が、露呈したことで、
更なる詐欺事案の『顧客リスト』に加えられる事も。
もしも、
あなたが『流行』に飛び付き易い性格なのであれば、
先ずは、信念なく、移ろい易い性を改めることです。
仮に、
相続等の理由により、資産保有する場面があっても、
ソフトウェア（思考回路）更新なしでは、直ぐ失う。
この『真理』を、しっかりと理解頂けたら幸いです。
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