今日のテーマは、『なぜ、真の投資家はおもしろい話に反応をしないのか??』です。
先日の公式ブログでは、
『なぜプロの投資家は猿に負けるのか??』と題して、
投資の世界に存在する『皮肉な現実』を紹介しました。
少しだけ振り返ると、
年収数千万円から億単位の報酬を得るプロの投資家が、
選択したポートフォリオは、猿(素人)にも負けます。
正確には、
その勝率は『50:50』に収斂されていくのですが、
コスト(報酬)分だけ総じて猿(素人)が勝利します。
多くの方々は、
『投資のプロ』と呼ばれる人間は、常勝と考えますが、
現実世界は想像(勝率100%)と大きく乖離します。
それどころか、
従業員としては、破格の報酬を得ている金融のプロが、
実は、猿(素人)にも負けてしまうのが『真実』です。
この事実を知ると、多くの方々は愕然とするでしょう。
意外にも、まだ世間一般に知られていない情報ですが、
投資の世界の『真理』なので、理解しておいて下さい。
このように、
『プロ対素人』の勝率が半々の特異な世界であるため、
この世界を主戦場とする人間は、玉石混交、様々です。
稀に、
『面白い』のワードを使って誘って来る人もいますが、
残念ながら、私たちは、その言葉に全く反応しません。
真の投資家は、
そのような方々に『頭の中お花畑』のテレッテを貼り、
社交辞令で軽くいなして、距離を置くように努めます。
なぜなら、
私たちは『投資は面白くない』ことを知っているから。
当然の話ですが、
資産形成(投資)を実行する上で、刺激は要りません。
以前もお伝えした通り、
基本的に、現時点で『お金』を持っていない人間ほど、
一発逆転思考で『ギャンブル』に走る傾向があります。
何故なら、
彼ら・彼女らは、失うもの(資産)を保有しないので、
私たちが最重要視している『防御』の必要がないから。
また、
前述した通り、現時点で『お金』を持っていないため、
『リスク』を取ってでも博打を打つしかないからです。
その点、
大人気漫画の『賭博黙示録カイジ』を読みすすめれば、
とてもスムーズに理解をすることが出来ると思います。
登場人物は、
経済カースト:最下層に位置する『ダメ人間』ですが、
彼らは、文字通り『命』を懸けてギャンブルを繰返す。
『失うもの無し』という状況は、人間を無謀にします。
対して、
地道な資産形成により、着実に資産を積み上げる人は、
そもそも『ギャンブル』などする必要性がありません。
よって、
『面白い話がある』という誘いには靡く必要性もなく、
興味・関心が湧かないため、レスポンスしないのです。
その言葉に反応する人間とは、対極の世界に生きます。
前述、
『投資は面白くない』のフレーズをご紹介しましたが、
『お金が増えること』自体は、当然、楽しく感じます。
ここで、
私が『面白くない』と言っているのはプロセスの話で、
原則を遵守するその道程は、まさに『退屈』そのもの。
そこには、『刺激性』などまったく含まれていません。
『やるべきことを淡々と積み上げる』という観点では、
世の中に存在する、全ての物事に共通かも知れません。
繰り返しますが、『投資は面白くない』のが真理です。
『面白い』という言葉を使った時点でお馬鹿さんです。
あなたは『面白い話がある』に反応してませんか??
先ずは、
刺激を求める心(射幸心)を、捨て去ってください。
何故なら、
資産形成(投資)は、ドキドキ・ワクワクといった、
『高揚感』を伴う感情とは、無縁の世界だからです。
自分の眼で、『偽物』を見抜いて頂けたら幸いです。
オープン開催(どなたでも参加可)資産形成セミナーは、
現時点、2022年以降の開催スケジュールが未定です。
——————————————————————–
*個人面談ご希望の方は、直接お問合せ頂けたら幸いです。
*井上耕太事務所:michiamokota0421@gmail.com
——————————————————————–
井上耕太事務所
代表 井上耕太