今日のテーマは、『バーチャル化が全盛の時代、それ故、現物資産が輝きを増す』です。
公式ブログ読者の皆さんは、既にご存知の事と思います。
私が、『現代版：資本主義』と表現する経済システムに、
高度な『バーチャル化』の流れが、加速していることを。
２０２２年現在、
世界には、大別すると２種類の『お金：資産』が存在し、
それぞれ全く『異なる性質』を有しながら運用されます。
当然ですが、
『バーチャル化』されたお金（資産）は実体がないため、
その増殖速度は、歴史上かつてないほど、速くなります。
しかし、
『それ故』と言えるかも知れませんが、情報如何により、
その価値（評価額）が瞬時に失われるリスクも孕みます。
この辺り、正に『諸刃の剣』と言ったところでしょうか。
ここで、
きちんと断っておきたいことは、私自身は、間違っても、
『バーチャル・マネー』自体をネガティブに捉えません。
＊暗号資産（仮想通貨）は一旦脇に置いておきましょう。
むしろ、
地球上の大部分で『資本主義』が前提となる現代社会で、
資産のバーチャル化を理解することは『必須科目』です。
ただ、
それは、相対する『現物資産』を否定することにならず、
むしろ、その重要性を再評価するきっかけになり得ます。
一時と比較して、
一旦の『底』を打ち、落ち着いた感じのある市場ですが、
２０２２年、未だ『不安定』であることに変わりません。
その中で、
『原点回帰』という意味もあり、商品市場が活況を呈し、
個人投資家のマネーを中心に、市場に資金が流入します。
伝統的な『金：Gold』『原油』という資産だけではなく、
世界的な物流不足からその他鉱物資源も高く評価される。
長期間かけて築いた資産価値は、簡単には失われません。
世界情勢に『リスク：不確実さ』が潜み続けている時代、
『資源国通貨』が高く評価されることも、その証明です。
私自身、今後も『ポートフォリオ』に組み込み続けます。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太
