今日のテーマは、『コロナ禍、日本政府の対応から日本国民が学ぶべきこと』です。
日本国内の『感染拡大』が止まりませんね。
本日(4月28日)付、
活動拠点・大阪における、日内新規感染者数は、
『1260人』と過去最高値を更新しています。
私自身、
昨年から、面談の大半を『オンライン』に切り換えており、
街も閉まっているので、対面での接触もほとんどない生活。
自らは、『感染確率』がほぼゼロに近い生活を続けており、
親族はもちろん、友人・知人における感染者も聞きません。
なので、
1年以上経過した今尚、病的な『ウイルス』という観点では、
ほとんど『実感』を伴わないままここまで来てしまいました。
それでも、
『経済活動』『生活スタイル』という観点では、激変ですよね。
正直、ここ1年間ほどは、まったく楽しくありません(笑)
元来、
本業で扱う『お金』というツールの、私自身の定義は、
人との『喜び』『楽しさ』を共有する目的のものです。
それが、
昨年、今年と、2年続けて『チャンス』が制限されているので、
『お金』を得ることに対して、モチベーションが落ちています。
この辺り、
『お金』と『幸福』が、完全にリンクする訳ではないことを、
『実体験』を通して、実感させられていると痛感しています。
ただ、
このようなことを言っていられるのも、経済的余裕があってこそ。
現実世界には、
『収入』が減少するどころか、『雇用』が脅かされる人も多く、
『生きる』という原始的目的の為、『お金』を求める人もいる。
そういった方々からすれば、楽しい・楽しくないではなくて、
文字通り、『死活問題』と表現できる日々を過ごしています。
果たして、『東京五輪』は本当に開催されるのでしょうか??
代表選手という権利者の心情を察すると、心苦しくなりますが、
社会的情勢を鑑みた時、開催には疑問を感じずにいられません。
変異株が猛威を奮うインドでは、死者数急増報道もありますが、
専門外の為、『疾患』としてのリスクは、測り切れずにいます。
しかし、
それと同等の『社会的リスク』まで含めて考察するとき、
必ずしも、『優先順位』は高くないイベントと感じます。
『日本政府』は、一体、何に固執しているのでしょうか??
話を戻すと、
少なくない割合の『日本国民』が、経済的打撃を受ける中、
『日本政府』が講じてくれた『救済措置』を振り返ります。
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①昨年(2020年)の『一律10万円』の特別給付。
②ギャグ以外の場面では、誰も着けているのを見たことがない『マスク』2枚。
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以上です。
これが、『世界第3位』のGDP(国内総生産)を誇る、
経済大国、先進国(?)日本の『実態』だと言えます。
なかなか、ヤバいですよね(苦笑)
首都圏(現時点は東京都のみ)と関西圏(大阪・兵庫・京都)には、
3度目の『緊急事態宣言』が発令され、真偽不明の時短営業を敢行。
それに伴い、
何故か、『飲食業界』に、極限に偏った経済支援を行っており、
恩恵に与るのは、国民全体の『10%』にも満たない人数です。
そして、
残り『90%超』を占める国民については、みすみす見殺しです。
確かに、
『緊急事態宣言』等の非常事態が訪れた際、『外食産業』も、
ダイレクトに影響を受ける業界ということは間違いないです。
しかし、
世の中全体の『健在循環』が、ほぼ中断してしまっている今、
当然ながら、影響を受けている人間は『全国民』のはずです。
むしろ、『影響を受けていない人』を探す方が困難ですよね。
にも関わらず、
実際に『日本政府』が、救済の為の支援としてしてくれたことは、
『一律10万円給付』と『(求められてない)マスク2枚配布』。
え〜と、、、、。
ここは、政治経済が安定せず、国内で内戦が繰り広げられる、
世界のどこかにある『弱小発展途上国』でしたっけ??(笑)
いやいや、本当(✖️100)に、ヤバイです!!!!
と言っても、
『自らコントロールできること』の範疇を超える物事について、
あれこれ嘆き続けるのもナンセンスで、建設的では有りません。
『義務』を果たしていれば、『権利』を主張しても良いけれど。
そこで、
『新型ウイルス』を巡る、『日本政府』の対応を見て、
私たち『日本国民』は、しっかり学ぶ必要があります。
それは、
端的に言えば、『国民』が困った時も、『国家』は助けてくれない。
この事実が、2020年、2021年を通して、現実に証明されました。
皆さん、この教訓を『年金』にしっかり活かしてくださいね。
昨日、
日本における『社会保障費』の問題についてご紹介しましたが、
誰がどう見ても、日本の年金制度は近い将来デフォルトします。
アテにしていた多くの方々が、困りますよね??
でも、『日本政府』は決して助けてくれることはありません。
繰り返しますが、その事実は、『今現在』が証明しています。
皆さんの友人に、このような人物がいたとしたら、どうでしょう??
『今のピンチは助けられないけど、次回のピンチは必ず助けるから!』
このような『不届き者』を、心から信じる『お人好し』はいますか??
今回(コロナ禍)は、多くの方々が『初めて』だったので仕方ないと思います。
ただ、次回(年金問題)、同じ失敗をしていたら、それは『自身の責任』です。
新型ウイルスを巡る『日本政府』の対応を冷静に捉えて、
将来的にも『適切な関わり方』を学ぶようにしましょう。
井上耕太事務所
代表 井上耕太