今日のテーマは、『何故、多くの人が【目標実現】できない人生を送っているのか？？』です。
連日、『新型ウイルス』が猛威を奮っていますね。
と言っても、
『緊急事態宣言』発令以降、私自身も自粛生活中なので、
メディア報道による『数字』でしか把握できないですが。
それでも、
必要最低限の『外出』をした際の印象は、普段より『人』は少ないながら、
昨年（２０２０年）４月、５月の『緊急事態宣言：第一陣』ほどではない。
確かに、
関西地区も、商業施設の『時短営業』が入り、活気は失せていますが、
やんわりと『流動性』維持しながら、事態の早期収束を待っています。
幸いにも、
私自身、『新型ウイルス』と無縁の生活を送っている為、
ニュース報道等を見ていても、どこか現実味有りません。
活動拠点・大阪も、
『重症患者数』の増加から、医療現場のひっ迫が叫ばれる為、
勿論、自らが不要な行動をとる気持ちには全くなりませんが。
ただ、
こちらも幸いな事ですが、２０代前半から開始した資産形成により、
『経済的観点』からも、大きな危機感を感じる事なく生活できます。
恐らく、
世の中、と言っても、日本国内に限った狭い世界で考えても、
『不安』『恐怖』を抱えて過ごす方々は、沢山、居ますよね。
それを想像すると、本当に、有り難いことだと実感しています。
連日、『暗い報道』が多く出て来ていますよね。
本日（１月１５日）も、
外食産業を手掛ける某大手企業が、東京都内全『３３７店舗』のうち、
『約２０％』に相当する『６１店舗』の大量閉店を発表していました。
併せて、
『アルバイト含めて２万人在籍する、従業員の雇用維持も難しい』とも。
そら、そうですよね（笑）
どれだけ、個人商店、中小企業より『経済体力』ある大手企業も、
これだけ売り上げが落ち込みながら、雇用維持するのは至難の業。
増して、
都内一等地に店舗を構えていた分の『維持コスト』を垂れ流しながら、
ほぼ『売上ゼロ』に等しい状態で、どれだけ維持する事ができるのか？？
恐らく、
その状況で、『１年間』生き延びれる企業は、存在しないでしょう。
常々、お伝えしている通り、これらも勿論『氷山の一角』。
私たちが知り得ない所では、莫大な数の方々が影響を受けています。
『前置き』が長くなりましたが、きちんと『本題』に通じています。
何故、多くの人が【目標実現】できない人生を送っているのか？？
古今東西、
『新型ウイルス』の出現如何に全く関わりなく、
何かを『成し遂げる人』というのは少数派です。
少し考えてみたら、おかしいですよね？？
皆さん、そうは思いませんか？？
誰しも、将来に対しては『プラス』なイメージを持つため、
当然、『成功：豊かな状態』を思い描く方が多いはずです。
間違っても、
『俺は、将来、絶対、貧しい生活を送ってやる！！』とか、
『オンボロアパートに住んでやるぜ！！』とはなりません。
にも関わらず、
『プラス』の方向を目指している（はずの）大多数の方々も、
何故か、そこまで『プラス』と言えない人生を送っています。
言うなれば、『大阪』を起点として、『東京』を目指したのに、
何故か、反対方向の『福岡』に到着してしまったみたいなもの
これ、おかしいと感じるのは、私だけでしょうか？？
この『摩訶不思議』な現象が起こる理由が、
最近になり、分かってきたように思います。
先ず、
大前提として、本気で『目標実現』する人生を送りたいならば、
当然ですが、実現に向けた『具体的アクション』は不可欠です。
２１世紀も、
『宝くじ』が売れ続けているように、巷は一攫千金を狙いますが、
本当に『目標実現』して生きる方々は、そんな生き方はしません。
あくまで、堅実に、着実に【行動】を積み上げます。
しかし、
よくよく世間を見渡して見ると、ゆとりある生活の願望を持ちながら、
【行動】を積み上げない人物が、『多数派』を占めると判明しました。
そこで、さらに、もう１つ『疑問』が湧いてきます。
何故、世間一般、大多数の方々は【行動】を積み上げないのか？？
その理由が、分かって来たような気がするのです。
そもそも、『行動心理学』の観点から、凡ゆる人間の『行動』は、
主に、次の２つの『感情』から引き起こされると言われています。
有名なので、ご存知の方もいるかも知れませんね。
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①『幸福：快楽』を求める方向に、行動する。
②『恐怖：痛み』を避ける方向に、行動する。
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このように表現したら、まさに『単細胞生物』のようですが、
残念ながら、霊長類も、そこまで立派に進化してません（笑）
私たちが『行動』を起こす動機というものは、
真理を知れば、悲しいまでに『原始的』です。
そして、
上記２項目にも、実は『優先順位』は存在しており、
想像の通り、前者（快楽を求める動機）は弱いです。
これは、
２１世紀の『日本』が、かろうじて『先進国』に分類される為で、
『途上国』という状況なら、もう少しハングリー精神が出るはず。
要は、
『目標実現』とは言わずとも、そこまでガツガツしなくとも、
『ある程度の生活』を送れる状況に、多くの人があるのです。
『ワクワク』『ドキドキ』で追求する夢・目標が、
ほとんど実現しない理由は、これで説明出来ます。
となれば、
次は、後者（痛みを避ける行動）の動機が大切になるのですが、
『想像能力』の欠如から、多くの方々が、感知できずにいます。
要は、
自らは『危機的状況』にあるにも関わらず、類稀な鈍感力を発揮し、
自ら抱える『リスク』に対して、理解していない人間が本当に多い。
不思議なもので、
大人社会の『通知表』と言える、『保有資産』が少ない人物ほど、
『荒唐無稽』で壮大な夢を描き、現実では『行動』が伴いません。
私自身、彼ら・彼女らを理解してあげられないのが、悲しいですが。
皆さんご存知の通り（？）、
『私たちの世代』は、将来的な『年金給付』を見込むわけにいかず、
『終身雇用』『定期昇給』等の幻想も、遥か昔に消え失せています。
一昨年、
政府が『老後資産２０００万円問題』を公表したわけですが、
私見では、『２０００万円』程度の端金で足りるはずがない。
にも関わらず、
『最低レベル』にも達していない『２０００万円』という基準を、
クリアできる出来る国民は、実際は『少数派』に分類される始末。
この状況で、
『大多数』に分類される、あえて言うなら『ヤバい方々』が、
『健全な危機感』を持っていない事こそ、本当に危機的です。
繰り返しますが、
行動原理として、『恐怖：痛み』を避ける方向に動くのは真理です。
しかし、
そもそも、『恐怖：痛み』をきちんと感じられていなければ、
『行動を起こそう！！』という気持ちすら生まれて来ません。
あなたは、『健全な危機感』を持っていますか？？
きちんと、『恐怖：痛み』が想像できているでしょうか？？
客観的に『リスク』を適正評価する能力は、
いつの時代も必要不可欠だと考えています。
少しだけ真剣に、ご自身で振り返ってみてください。
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