既存の【年金制度】を基礎に、ライフプランを考えるのをやめること。

今日のテーマは、『既存の年金制度を基礎に、ライフプランを考えるのをやめること』です。

 

 

昨日に続いて、『年金制度』をテーマに書き進めます。

 

 

私がお伝えしたいことは、タイトルの文章が示す通り。

 

 

もしも、あなたが老後のライフプランニングについて、

『年金制度』を軸に考えるならば、未来は明るくない。

 

 

何故なら、

 

 

昨日の記事中で、繰り返し、繰り返しお伝えした通り、

既存の『年金制度』は、将来的に機能不全に陥るから。

 

 

しかも、

 

 

これは、私が独断と偏見で展開している理論ではなく、

日本国自体が、暗に認めてしまっている事実なのです。

 

 

2019年、

 

 

今から2年前のことですが、年金財政の健全性を測る、

その名も『年金財政検証』公表の出来事がありました。

 

 

もちろん、

 

 

その当時も、テーマとして採用し情報発信しましたが、

今後のシナリオについて、6ケースが示されています。

 

 

その中で、

 

 

上位3ケースは『楽観性』が優位で現実味がないので、

将来の実現可能性は、下位3ケースに限定されていた。

 

 

もし仮に、

 

 

下位3ケース中、最上位のシナリオを描いたとしても、

既存の『年金制度』では、各年代受給額は減少します。

 

 

具体的には、

 

 

現時点、50代の方々は総収入として『1割』カット、

40代は『2割』30代以下は『3割』と順当に減少。

 

 

つまり、

 

 

現在、37歳を迎える私の世代や、それ以下の世代は、

年金受給額が、現行水準から『3割』減少するのです。

 

 

因みに、オフィシャルに言われている水準でこれです。

 

 

もしも、現実的な水準を示したら、さらに悪化します。

 

 

2040年、

 

 

日本国内は、65歳以上の高齢者が4割近くに達して、

この時期、子どもの割合は1割程と推定されています。

 

 

つまり、

 

 

日本国民の『約半数』が働かなくなる時代が来ますが、

その状況で『年金システム』の維持などは不可能です。

 

 

2016年、

 

 

年間出生数『100万人割れ』が話題になりましたが、

3年後の2019年には『87万人』に激減しました。

 

 

更に、

 

 

今年(2021年)は『80万人』割れの予測もあり、

常軌を逸した減速スピードに、感覚が崩壊してしまう。

 

 

この状況で、

 

 

厚生労働省:ホームページは、2040年の推測値を、

未だ『年間74万人』規模と、楽観すぎる数字で公表。

 

 

直近の減速スピードを見れば、確実に下回る水準です。

 

 

これらの事を考慮すると、現実はより悲観的でしょう。

 

 

これに対して、

 

 

世間では、未だ『年金制度』を軸に位置付けることで、

ライフプランを検討しようとする、きらいがあります。

 

 

年金保険料の納付期間をフル活用し、満額受給しよう。

 

 

厚生年金制度:対象者拡大の新たな流れに乗ることで、

基礎年金に上乗せして、将来の受給額をアップしよう。

 

 

更には、

 

 

『繰り下げ受給』を活用することで、受給額アップし、

将来的な『減少幅』をカバーすることも可能です!!

 

 

などなど。

 

 

確かに、繰り下げ受給1ヶ月に対しての割り増し額は、

受給額に対し『0.7%』と大きなものになっています。

 

 

つまり、

 

 

1年間繰り下げる毎に、受給額は『8.4%』も増加し、

仮に、3割カットしても、4年繰り下げでカバー可能。

 

 

もしも、

 

 

この説明を聞いて、あなたが喜んでいるとしたならば、

あなたは、日本政府の仕組んだ罠にまんまと嵌ります。

 

 

何故なら、

 

 

皆さんが、自主的に『繰下げ』を選択するという事は、

受給開始年齢引き上げを、自主的に受け入れている事。

 

 

日本政府は、労せず、望んだ通りの結果を得られます。

 

 

重要なのは、『公的年金』の枠組みから脱却すること。

 

 

*それでも、年金保険料は強制徴収の『血税』なので、

 『将来の受給を期待しない』の意と捉えてください。

 

 

現在、

 

 

M・フリードマン著『選択の自由』を読んでいますが、

国家が介入する事が、得策だった事例は存在しません。

 

 

これから、

 

 

私たちを取り巻く『お金』の問題も、主導権を持って、

自ら『責任』を引き受けて進むことで、道は拓けます。

 

 

『前提条件』が間違っていれば、正解には達しません。

 

 

先ず、自ら先入観と常識を疑うことから始めましょう。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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