今日のテーマは、『社会保障が崩壊する日本にリタイアメント・インカムの解決法は存在するか』です。
昨日の公式ブログでは、
『私達は社会保障が崩壊する国で生き延びる』と題して、
日本国民が直面するシビアな現実について紹介しました。
予め断ると、決して犯人探しがしたい訳ではありません。
恐らく、
ここに至るまで、誰がリーダーシップを執ったとしても、
結果(社会保障の崩壊)は大きくは変わらなかったはず。
大戦の敗戦後、
20世紀後半で華々しく復活を遂げた我らが日本ですが、
自然の摂理として栄枯盛衰の流れが訪れているだけです。
そして、
人口ピラミッドが保たれることを基礎とした社会保障は、
前提条件が大きく崩れることで確実に崩壊へ向かいます。
この状況で、
私たち日本国民が最もしてはいけないことは老後生活の、
リタイアメントインカムを公的年金に依存するという事。
もちろん、
保険料を納付している身として簡単に割り切れませんが、
過度な期待を持つことは、全く得策ではないと考えます。
私自身、
将来的に支給されるタイミング(65歳?)を迎えた際、
少しでも受給できればラッキー位にしか考えていません。
それでは、私たちに解決策は残されてないのでしょうか。
そうではありません。
意外に感じられるかも知れませんが、自ら探し求めれば、
それ(解決策)はいくらでも身のまわりに溢れています。
例えば、
新NISAのスタートや、日経平均株価の最高値更新もあり、
今年は今まで以上に株式市場が注目を集めていますよね。
私自身、
短期売買のデイトレーダー的な手法で利益を追求したり、
株価10倍銘柄の発掘プロジェクトは推奨していません。
もちろん、
世の中は、そちらが多数派を占めることは理解しますが、
経験上もそれがギャンブルの域を出ないと知っています。
そうではなくて、
資本主義という経済システムを理解し、全体を俯瞰して、
期待値を限りなく1に近付けた勝率の高い勝負をします。
実際に、
検索すれば、東証に上場する健全経営の有名企業の中に、
配当利回りが年率4ー5%の企業は幾らでも存在します。
仮に、
そのような銘柄にドル・コストで資金を投入したとして、
1000万円を投じれば年間50万円の配当が得られる。
単純計算、
投じる資金を2倍にすれば配当は年間100万円になり、
仮に5倍にすれば、年間250万円の収入が得られます。
さらに、
健全経営の企業は長期的には株価上昇も考えられるため、
副次的にキャピタル・ゲインを得られる可能性すらある。
当然、
投資の世界に『絶対』という概念は存在していませんが、
歴史を振り返った時、年金制度よりよほど確実性が高い。
少なくとも、私は年金よりも株式市場を信用しています。
繰り返しますが、解決方法は身のまわりに溢れています。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太