今日のテーマは、『常識は、時代と共に確実に変化していく』です。
皆さん、タイトルの言葉に『異議』は無いですよね。
しかし、
その事を、頭では理解できているつもりでも、
実際に『自分事』として捉えられている人は、殆どいないのでは無いでしょうか??
小学生時代、
クラスで『面倒臭い係』をくじ引き等で決めた時と同様で、
『40人分の1なら、俺は大丈夫かな』と、変に高を括ってしまいます。
それでも、
『40分の1』でも確実に『1人』は該当してしまう訳で、
そのチャンスが複数回積み重なれば、必然的に、自身の『該当確率』も上がります。
また、
社会に出てからの『くじ引き』に関しては、確率論にプラスαして、
『年齢』によっては、『確実に』該当してしまうものも多いです。
それに対して、
『10年後のことでしょ??』『まだ先のことだから』と考えているなら、
あたなは、確実に、思考回路における『逃げ癖』が付いてしまっています。
先日の公式ブログの中で、
30年前の『平成元年』当時、世界の時価総額企業ランキングで、
『トップ30社』の中を、日本企業が『21社』占めていた話をしました。
時代柄、
その『21社』の中を多く占めていた業界は『金融』で、
特に、名を連ねる『銀行』に就職すると『一生安泰』と、
親兄弟のみならず、親族一同からも祝福されたものです。
しかし、
恐らく、皆さんお察しの通り、リストに名を連ねた金融機関(銀行)は、
この『30年』という時間の中で、物の見事に消え去ってしまいました。
当時、
『一生安泰、良かったね〜!!』と持て囃された方々は、
その数年から10年後には、『今、何してる??大丈夫なの??』と、
親兄弟・親族一同から、『心配』される身へと転落してしまいました。
ここまで綺麗にひっくり返ると、『見事』ですよね。
金融機関の話をもう少しだけ続けると、
私が卒業した国立神戸大学は、旧三商大(神戸大、大阪市立大、一橋大)の1つで、
就活の時期になると、OB・OGのリクルーターの先輩方から『引く手数多』でした。
今から10年以上前の話ですが、
就職人気ランキング上位の『金融』『有名商社』には、
私たちは、『一般』の方々とは別ルートで入ることが出来たんですね。
ただし、
当時も未だ、メガバンク系は『一生安泰』のような幻想はありましたが、
昨今の技術革新の波に押され、今では『最も影響を受ける業界』となっています。
要は、『人』が要らないんです。
近年、メガバンクがこぞって、『地方都市』が消失する規模の、
『リストラ(早期退職)』を断行している事はご存知の通りです。
他にも、
私が20代の頃、『会社員』として身を置いた『製薬業界』も、
入社した当時とは比べものにならない程、『別世界』へと変化しました。
ここでは、
業界関係者のクライアントさんも多くいらっしゃるので、詳細は述べませんが、
『バブリー』な雰囲気は飛び去り、皆さん口を揃えて『世知辛くなった』、と。
更に、
『人員削減』の波も、この業界にも押し寄せているようで、
昔、お付き合いのあった方々も、今は業界を離れているケースが散見されます。
以前の公式ブログでも取り上げましたが、
私が7年間お世話になった『エーザイ』という制約企業では、
入社後3年目で『過去最高益』を発表した後、その2年後に、
将来予想される業績不振から『リストラ』を実施しました。
これには、単純に『ビックリ』しましたね。
『変化』のスピードの速さもそうですが、
頭では理解しているつもりでも、『体験』として起こるのでは全く違います。
対象年齢は『45歳以上』となっていましたが、
2週間前まで一緒に働いていた先輩が、突然、オフィスから消えるのは『リアル』です。
きっと、
私が在籍させて頂いた『エーザイ』という会社だけでは決してなく、
『業界』『企業』問わず、全国で同じ事例は多数存在しているのだと思います。
それで、
そのような記憶も風化しつつあった最近ですが、昨日、
久しぶりにネットニュースで『エーザイ』の文字を見て、
興味を惹かれて、読み進めた記事がありました。
『エーザイ従業員、1割弱希望退職 想定していた3倍の人数応募』
また、やっていたんですね(笑)
応募人数を『100人程度』としていた、2019年3月31日付の早期退職に、
会社サイドの想定を超える3倍の人数『約300人』が応募したと言うのです。
2019年1月現在、
同社の国内従業員数は『約3400人』と言いますから、
今回の『早期退職』により、全社の『約10%』が削減される事になります。
(従業員サイドとして)悲しいのはここからで、
この状況でも、会社サイドは『想定内』とし、3年計画としていた、
2019年度、20年度の『早期退職募集』も計画通り実施する予定。
反対に、
『新規採用』は堅調に継続していく予定のようで、
会社組織としての『新陳代謝』を早めていく狙いがあるようです。
要はね、『要らないん』ですよ。
私が『経営者』という立場でも全く同じスタンスですが、
『45歳以上』の社員の雇用を『1人』解消した場合、
『新卒」の従業員は『2人』か『3人』採用する事が出来る。
単純に、
『マンパワー』という観点から『1人対2、3人』では太刀打ち出来ない上、
下手をしたら、活動量・エネルギーでも『1人対1人』でも負けてしまいます。
『エーザイ』という会社がどうこうの話ではなく、
日本に存在する、あらゆる『業界』『企業』がそのようにシフトしていく。
*むしろ、内藤春雄社長は常に『先見の明』がある方でしたので、
率先して『スタンダード』を作り出しているようにも見えます。
『45歳以上』は、生きていれば、誰にでも訪れます。
皆さんは、その時、自分の『人生』を生き延びていけるでしょうか??
『常識』は、時代と共に確実に『変化』していきます。
あなたは、『変化』に順応・適応されているでしょうか??
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井上耕太事務所
代表 井上耕太