今日のテーマは、『臭いものの蓋をせず、真正面から向き合うから解決する』です。
今日の記事は、軽く、『選手生命』をかけて書きます(笑)
この言葉の意味は、後ほど(数行先)、取り上げるテーマにより分かります。
最近、タイトルの言葉を実感する場面に出くわしました。
某公共放送局が放映する番組の中で、
世の中の『アウトロー』な方々を毎回ゲストで招いて、
その業界を掘り下げていくトーク番組があるんですね。
最初はスルーしていたのですが、たまに見ると、
自身が知らない世界を知れて、とても面白いので毎週録画予約しました。
これまでも、
プロゲーマとして一生を『ゲーム』に捧げる自称『廃人』の方や、
初耳だったのですが『サークル・クラッシャー』と呼ばれる、
少数コミュニティーの中で異性関係を持ちまくる女性が登場していました。
もう、ここまでで結構面白いでしょう(笑)
レベル的には『ゲスの極み』と言ったところですが、
悲しいかな、『人間』は本質的なところでは、こういう話題に惹かれてしまいます。
それで、
録画予約しているので、毎週何曜日・何時に放映しているか知りませんが、
前回の放送で、遂に、『キング・オブ・アウトロー』のゲストが来てしまったんです。
どのような、職業(?)の方だと思いますか??
きっと、皆さんも、その『存在』は認識していると思いますよ。
勿体ぶっても仕方ないので進みますが、
、
、
、
なんと、、、、、、、、『元・ヤクザ』です(驚愕)
『極道』を本職として極めた方が(あくまで元です)、
ゲスト・スピーカーとして現れる事態になったのです。
流石に、
本当にヤバい部分は『ピー!』隠されていましたが、
雰囲気から推測するに、有名な組傘下の『組長』まで務められた方のようです。
皆さん、『ヤクザ』という職業の方々は、ご存知だと思います。
小さい頃から、『刺青お断り』の張り紙なんのその、
公衆浴場等で『花吹雪』が舞う方々を見つけては、横目で見てしまう経験をしたと思います。
ただ、
それだけ『認知』は進んでいるものの、
彼らの組織の成り立ち、報酬体系等はまったく知らないのが『常』なのでは無いでしょうか??
私自身、幸いこれまで『ご縁』の無かった世界なので、
勿論、上記事項も把握せずに、ここまでの人生を過ごしてきました。
男性の中には、
極道系の映画が好きな方々もいらっしゃるかも知れませんが、
それはあくまで、『スポットライト』が当たる場面だけ描かれていますよね。
どんな世界も、99%以上を占める『本質』の部分は地味で、
それは、どうやら『極道』の世界も同様のようです。
彼が『実体験』として語ってくれた話はウィットに富み(?)、
本当に、興味深く『未知の世界』を学ぶことが出来ました。
その世界においても『修行』『見習い期間』があり、
この時任せられる『電話番』は、言葉通り『24時間体制』であること。
先方は『おう、俺や。あいつに代わって。』と掛けてくるのに対し、
声だけで判断せねばならず、間違いなどした『命』が無いとのこと。
『軍隊』以上に、厳しい社会構造ですね、、、、。
このように、ご紹介したい『逸話』は多々ありましたが、
それを全てここで書き続けていたら、一週間、この話題を続けることになります。
なので、お伝えしたい『本題』に入ろうと思います。
一応、『お金』『資産形成』のアドバイスをする立場なので気になりますが、
私がもっとも興味を持ったのは、その組織の『報酬体系システム』です。
皆さん、それを知っていますか??
それぞれの『役職』や『勤続年数』『能力』に応じて査定され、
データ分析した上で半年毎に評価し、『給与』が決定されている、、、、と思いますか??
いや、個人的にはかなり衝撃だったのですが、実際は、『真逆』だったんですよ!
どういうことか??
『極道(ヤクザ)』の組織の中では、構成員の方々は、
その『役職』に応じて、組織に『上納金』を収め続けるというシステムだったのです。
そう、
組織からの『給与』なんてものは存在せず、現実は反対で、
構成員は組織に対して『お金』を延々と収めるシステムで成り立っていたのです。
システムの根本から、なかなか『衝撃』ですよね??
それぞれの構成員は『個人事業主』のような形態で、
この『上納金』を稼ぐ為に、日々、街で行うのが『ヤクザ活動』です。
その『お金』の稼ぎ方にもランクがあるようで、
時々ニュースで見かける、『覚醒剤販売』は最下層の人間がする仕事のようです。
その他、
夜の街で営業するお店(クラブ、スナック、性風俗店)の『お抱え』として、
『みかじめ料』を貰いながら、店の『用心棒役』をしてお金を稼ぐ構成員。
工事現場に乗り込んで、近隣住民と称して『うるさい!』と恫喝し、
工事進行の妨害をして、その『解除料』として数十万円を貰うもの。
中には、
クレジットカードを限度額まで目一杯使い込んで『商品』を買い、
それを転売して、『お金』を稼ぐものもいたようです。
当然ながら、構成員は、活動初期から『お金』に苦労します。
普通に、
『借金地獄』に陥る構成員もいるようで、時に、
その中には海外で腕を切り落とし、保険請求して『上納金』を支払う強者もいるのだとか。
そして、
この『ゲスト・スピーカー』の方もそうですが、
『元』という事で、組織を脱退する際にも問題になるのが、『お金』だと。
*私たちがイメージする『小指』の話は、もう時代遅れの産物のようです。
確かに、組織としても『小指』より、『運営資金』の方が重要ですよね。
*無論、AKBや欅坂のような『卒業コンサート』はしてくれません。
『考え方』としては、『組の看板』を利用して今まで稼いで来たとなるようで、
脱退の際に支払う『お金』に関しては、『組に返済しろ!』という理屈だとか。
そして、
その金額は、末端の構成員でも『500万円』程は当然、
組長クラスになると、『数億円』レベルの世界の話になるというから驚きです。
組織構造がイラストで示されていた場面があったのですが、
『人』のネットワークの上を『お金』だけが移動していく、、、、
『いや、これネズミ講やんけ!』と突っ込んでしまう構造でした。
ざっくり話してきましたが、これがおまかな組織構造・運営システムです。
どうですか??
想像していたのと、全く違った構造だったのではないでしょうか??
今は『僧侶(え?)』として働く、この方が話していた事で印象的なのは、
『ヤクザをして、後悔していない人間は存在しないと思う。』という言葉。
そして、
『子供には、絶対に、自分と同じ道を歩んで欲しくない』、とも。
この世界に携わる方々も、最初はそのシステムを理解せず、
間違ったイメージや、淡い期待を持ってその世界に踏み込んだ方が多いのではないでしょうか??
上記のような、正しい『事実』を知っていれば、
この『上納金システム』を理解した上で、その道に進もうという亡者はいなくなるはずです。
反対に、
『臭いもの』に蓋をして、見ないように、触れないようにするからこそ、
間違ったイメージが先行し、正しい認識が進まず、道を踏み外す人間が出てくる。
社会全体として、
もしも本気で『暴力組織』を根絶するのであれば、蓋をするのではなく、
『根本解決策』はむしろ逆で、彼らの実情を正しく認識する事だと考えました。
皆さん、『臭いもの』、蓋ばかりして過ごしていませんか??
繰り返しになりますが、そんな事しても、何1つ解決する事はありません。
『一般生活者』として人生を生きる私たちの場合もそうですが、
『お金』の事から目を逸らさず、真正面から向き合って進んでもらいたいものです。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太