今日のテーマは、『2019年:株式市場と掛けて、悩ましい恋愛関係と解く』です。
いよいよ、今年も残すところ、あと数時間となりました。
皆さん、『2019年』はどのような1年間だったでしょうか??
約1年前、
『元旦』に立てられたご自身の『目標』は、どの程度、達成できましたか??
私自身、
『2019年』という1年間を振り返ると、確かに『前進』はしたものの、
なかなか、思い通りの『結果』に結び付かず、『忍耐』を強いられる年でした。
ただし、
学生時代、10年間取り組んだ『野球』から学んだ事ですが、
9イニングスある試合の中でも、『流れ』が滞る劣勢な場面は、必ずある。
その時、
諦める事なく、粘り強く『応戦』していくチームが強いのですが、
正に、『2019年』は、そのような『精神力』が試される1年でした。
何とか乗り切ったので、『2020年』は好転していくと考えます。
さて、
私が主戦場とする『金融』『経済』の世界に目を移すと、
昨日(12月30日)は、日本・米国の両市場ともに、
『大納会(取引最終日)』を迎えて、年内取引を終えました。
メディアでも報じられていましたが、
休場中の『クラッシュ』を恐れて、『前日比』としては下落したものの、
日本市場の代表指数『日経平均株価』は、『23,656円62銭』で終了。
この数字は、
『年末終値』としては、バブル直後1990年以来29年ぶりの高値であり、
同指数は、『2019年』の1年間で、『約18%』もの急騰を見せました。
昨年(2018年)1年間の数字が、
『▲10%超』のマイナス・リターンだったことから考えると、
僅か1年間で、『潮流』が一気に、180度変化したことになります。
この流れは『米国市場』も同様で、
年内での『利益確定』に走った投資家が多かった為、前日比として下落したものの、
代表指数『NYダウ平均株価』は、『28,462.14ドル』で取引終了しています。
ご存知の通り、
『年末終値』としては、この数字は『過去最高値』を更新しています。
また、
この両国に限らず、今年は『世界的株高』が急速に進行した年で、
日本同様、10%超の株価上昇を見せた国は、英国、スペイン、ポルトガル、ノルウェー、カナダ等、無数に有ります。
更に、
米国クラスの『20%超』の上昇を見せた国々には、
中国、オーストラリア、ドイツ、フランス、イタリア、トルコ等、こちらも複数存在する。
更に更に、
今年は、このレベルを超えて『30%超』の株価上昇を見せた国もあり、
ロシア、ブラジル、アルゼンチン、ニュージーランド、ギリシャ等、
直近数年間、『苦境』に喘いできた国々も、回復の傾向を見せています。
今や、
世界の株式直増額は『86兆ドル(約9400兆円)』まで膨張し、
2019年の1年間では、実に、『17兆ドル』も数字が増加しました。
単純計算、
2018年末時点の『株式時価総額』を起点とすると、
世界全体として、1年間で『約25%』もの上昇を見せたことになります。
この数字が、どれだけ凄い(?)事か、ご理解頂けるでしょうか??
この『大きな流れ』に煽りを受けて、私自身の保有資産も、
この1年間、株式部分だけで『5万米ドル程』増加しました。
(*勿論、未だ利益確定はしていませんが。)
しかし、
この『結果』に対して、『高揚感』が全く感じられないのは、
このまま保有継続すれば、必ず『クラッシュ』を経験すると分かっているからです。
要は、
来年(2020年)以降、株式市場は『大暴落』を迎えるという事。
(*2021年、22年に持ち越されるかも知れませんが。)
前回の『大暴落』を、
2008年の『サブプライム・ショック』と定めるならば、その直前数年間は、
世界市場は全体として『+20〜30%台後半』のリターンで推移しています。
当然、
そのパーセンテージで、『実体経済』が経済成長することは有り得ませんから、
2008年の『大暴落』は、起こるべくして起こった『調整機能』と言えます。
全く同じ現象が、『今』、起こっていますよね。
この辺り、
『悩ましい恋愛関係』にとても似ていると考えていて、
『恋人同士』で付き合っている分には楽しいのですが、
『結婚対象』でなければ、いつか必ず『別れ』の時がやって来ます。
私自身、
根っからの『恋愛体質』なので、恋人同士の関係は楽しめますが、
やはり、将来的な『終焉』が待っている関係は心苦しく感じます。
現在の『株式市場』が、まったく『その通り』です。
その『兆候』は既に出ていて、
冒頭ご紹介した通り、世界的に『株式市場』は異次元レベルで上昇していますが、
同時並行で、リスク回避的に『債券市場』にも投資マネーが巨額流入しています。
また、
上記同様の理由で『コモディティ市場』にも投資マネーは流入し、
『世界的株高進行』の状況で、『金(gold)価格』は年間『20%』上昇しました。
先程、
1年間で『約25%』もの上昇を見せたとお伝えした『株式市場』ですが、
世界全体でのGDP(国内総生産)上昇は、年間『約2%程』に留まります。
更に、
IMF発表の『PMI(購買担当者景気指数)』も、
景況判断の境目となる『50』を僅かに上回る水準で、非常に弱い動きに留まります。
完全に、『株式市場』と『実体経済』が乖離していると言えますね。
『2019年:株式市場』は『悩ましい恋愛関係』同様に、
近い将来での『終焉』を視野に入れながら、『甘い雰囲気』を醸しています。
『いつかは別れないといけない事は、分かっている。
でも、それは、今じゃない。』
私が大好きな映画で、嵐の松本潤くんが語ったセリフですが、
現在の『株式市場』に、これほどぴったりなフレーズもなかなか無いと感じました。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太