今日のテーマは、『あなたは、メディア・コントロールされていませんか??』です。
タイトル通りですが、冒頭1つの質問から入らせて頂きます。
『あなたは、メディア・コントロールされていませんか??』
この質問に対して、
自信を持って『YES』と答えられる方々はどれほど居るのでしょうか??
むしろ、
現代社会に生活していながら、
『メディア・コントロール』されていない人の方が稀有な存在です。
この質問をしている私自身、
少なからず『メディア・コントロール』は受けてしまっている。
その証拠に、
先日から、『1日』の中でスマートフォンに目をやる回数を、
意識的にカウントし始めてみたのですが、
自身が想像している以上に、膨大な数になり愕然としています。
この試行、公式ブログ読者の皆さんも、一度試してみて下さい。
例えば、
電車に乗れば、車両ごと各々スマホを見ているのは日常ですし、
信号等のちょっとした待ち時間でも、私たちは直ぐにそれに目をやります。
若い世代の方々など、スマートフォンを家に忘れただけで、
その日1日を台無しにしてしまうような絶望に陥ると言います。
いや、私たちが子供の頃、『スマート・フォン』、無かったんですけど(笑)
高速通信が可能になった頃から、ネット社会は急速に進歩し、
『SNS』の登場で、『メディア依存』も革命的なほど進みました。
最近では、
『マスメディア』の発信より『SNS』の発信の信用度が高まり、
様々な物事をネットで調べる際、『SNS』で検索する方々も多いのだとか。
本当に、10年ほど前から考えたら、想像もつかない時代に突入しています。
今日、話題として取り上げさせて頂きたいのは、
その『SNS』急伸の代名詞ともいうべき存在『Facebook』についてです。
ご存知の方もいらっしゃる通り、
『Facebook』は、CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が、
大学在学中に友人間のコミュニケーションツールとして作成したものに端を発します。
当初、
『同年代の女の子とを繋がりたい』という純粋な動機からスタートし、
周囲から支持を得て、急拡大して行ったことが『始まり』ですよね。
そして、
それがただ単に『女の子と繋がるツール』という枠組みを超えた辺りで、
新たにザッカーバーグ氏が掲げた使命(ミッション)は次の通りです。
『世界中の人々が、平等に情報にアクセス出来るプラットフォームを作りたい。』
確かに、
既存の『マス・メディア』は、皆さんご存知の通り、
『広告主』の意向が大きく影響を与え、『平等な情報』とは決して言えません。
また、
『広告主』という要素以外では、
その国家における『権力者』の意向も反映される事も多くあります。
要は、
『あらゆる視点の情報』がフラットに提供されるのではなく、
『広告主』『権力者』が受け取ってほしい情報を、
そういう思考になるよう、選別して流しているという事です。
これに対して、
創業から成長期に当たる『Facebook』は、既存のしがらみが無い為、
ザッカーバーグ氏が掲げる『平等な情報』のプラットフォームとして機能しました。
が、
この辺りが世の中の『ジレンマ』ですが、その効力を高めようと、
このプラットフォームが世界規模で拡大していくにつれて、
『平等な情報』を提供する機能も、相関して低下していく事になります。
皆さんも実感されている通り、
一時期は『広告主』に対するプレゼンスを高めた事により、
タイムラインは、友人・知人の情報とは関係のない『広告』が溢れ返りましたよね。
実際、
現在においても、同社の広告収入は、世界的に見て、
ソーシャルメディア全体の『約80%』を占めていると言われています。
あの時期を機に、
『Facebook離れ』という言葉が象徴する通り、
一気に『アクティブ』なユーザーが離れてしまった感覚が有ります。
また、
数年前の米国大統領選等が代表例ですが、
『フェイクニュース』や『情報操作』等の信用トラブルも続発してしまいました。
皮肉な事ですが、
今や、『Facebook』を『平等な情報』のプラットフォームと見做す人は少なく、
私も含めて、利用者のほとんどの方々は『話半分』程度に見ていると思います。
そして、
友人・知人の日常的な投稿にほっこりさせられる一方、
突発的な広告に、急に『警戒感』を覚える方々も多いのでは無いでしょうか。
この辺り、
ザッカーバーグ氏と共に、『Facebook』を創業したクリス・ヒューズ氏は、
先日、『Facebookを解体するべき時が来た』という旨の主張を出しました。
もはや、
創業当時に掲げていた使命(ミッション)から遠くかけ離れ、
既存の『マス・メディア』と同等まで堕ちたプラットフォームを、
『ここらで、手仕舞ってしまおう』という考えです。
確かに、
前述の通り、『Facebook』で流れる情報を、
『平等な情報』と見做す方は、現在では皆無に等しいと思います。
そう考えると、
『Facebook』は1つの役割を終えており、
同氏の主張は、とても理に適っている発言に思えます。
繋がる話で、
様々な偉人の方々が仰りますが、
成功の1つの要件として、『テレビを見ない』という事を挙げられます。
ただし、
ここで『テレビ』と示されているのは、
これまで、『大衆を洗脳するプロパガンダ』の代表格がそれであったという事。
時代とともにこれは変遷していきますから、
それが『Facebook』に代表されるネット配信情報になっていると考えます。
何れにせよ、
上記文言の『真意』は、大衆操作機能を持つメディアから、
『受動的』に情報を得ることに終始しない事、と言えると思います。
最後に、もう一度質問です。
あなたは、『メディア・コントロール』されていませんか??
インターネットが発達すればする程、
より『リアル』な世界の重要性が増していくように感じます。
『ネット』の世界の住人になり、『受動的』に情報を受け取るのでは無く、
『リアル』な世界を重視し、『能動的』に重要な情報を取りに行かれてみて下さい。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太