ベネズエラを襲う、日本以上の『透析問題』の惨状。

今日のテーマは、『ベネズエラを襲う、日本以上の透析問題の惨状』です。

 

 

日本でも、最近『透析問題』が世間を賑わしましたよね。

 

 

ご本人、ご遺族の方々もいる事ですし、

私も、その件について詳しい訳ではないので、言及は避けようと思います。

 

 

また、

 

 

タイトルに『日本以上の』というワードを使わせて頂きましたが、

予め断っておくと、これも、単純に『犠牲者数』で測れるものではない。

 

 

この事を、私自身も理解した上で、記述させて頂いていますので、

ご理解、ご了承の上、記事を読み進めて頂けたら幸いです。

 

 

本題に入ります。

 

 

ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、

 

 

現在、政治・経済ともに混乱の続く『ベネズエラ』において、

国内全土という規模で、『停電』が4日間も継続しています。

 

 

当然の話ですが、

 

 

日常生活に関わるあらゆる面での『電気供給』がストップされ、

病院でも『主電源』喪失に加えて、『バックアップ電源』すら機能しない状況が続きます。

 

 

これにより、

 

 

『透析機器』や『人工呼吸器』等も使えなくなっており、

それに依存する生活を余儀なくされている方々を中心に、死者が相次いでいます。

 

 

正確な数字は把握出来ないものの、

 

 

野党議会の集計では、全国の病院での死者は230名を超えており、

全国透析患者『約1万人』を考慮すると、今後もこの数字の増大は確定的です。

 

 

現・マドゥロ政権は、

 

 

『電力問題は徐々に回復している』と発表していますが、

現時点でも、『部分的に復旧した電気がすぐ消える』という報告が全国で相次いでいます。

 

 

今回の『全土停電』の主因は、

 

 

同国最大の電力供給源を誇る『グリ水力発電所』の整備不良であり、

バックアップ機能を果たすはずであった『火力発電所』は、

長年続く経済危機の『メンテナンス不良』により、全く機能しません。

 

 

上記例の他、

 

 

非常用電源を備えていない施設が多くベネズエラの病院では、

集中治療室にいた新生児が死亡したという報告も有りますし、

『人工透析』『人工呼吸』が受けられず、亡くなる例が相次いでいます。

 

 

現時点でさえ、

 

 

深刻な『食糧難』に襲われる同国経済ですが、

赤道直下・気温が30度を超える環境で、製造設備が機能しないのは致命的で、

ただでさえ少ない食料が、今回をきっかけにどんどん腐敗していると言います。

 

 

また、

 

 

意外に盲点なのが、世界的に主流となっている『キャッシュレス』の流れで、

停電により『クレジット決済』『オンラインバンク』が機能不全に陥る事態となっています。

 

 

ご存知の通り、

 

 

同国の通貨『ボリバル』は既に紙屑同然ですから、

多くの国民が、その『貨幣』に見限りをつけて、手放してきました。

 

 

しかし、

 

 

上記のような状況では『現金決済』しか取引方法は無く、

『年率1100万%』という超インフレが襲う同国経済は、

さらに深刻な『経済活動の麻痺』が現在進んでいるのです。

 

 

これが、『同じ地球上で』『LIVEで』起こっている真実です。

 

 

私たちは、どうしても『視野』が狭くなってしまいますから、

『日本』という国以外で、起こっている事も見落としがちです。

 

 

確かに、

 

 

『ベネズエラ』は南米の小国で、

『日本』との関連性は、それほど大きくないように見えます。

 

 

果たして、それは『真実』なのでしょうか??

 

 

公式ブログでは常々情報発信させて頂いていますが、

日本はGDP比200%の累計債務を積み上げる、最悪の経済状況を誇る国家です。

 

 

今日テーマとした『ベネズエラ』も、

 

 

元々の発端は『政治的迷走』から始まる『経済危機』ですが、

この点においては、『日本』という国家の状況も全く同じ事なのです。

 

 

そして、

 

 

同国の話題をご紹介する際、皆さんに意識して頂きたい事は、

その状況で『何とかなる』事は全く無く、シンプルに『人は死ぬ』という事。

 

 

日本人の多くは、

 

 

『年金システム』の破綻を程度の差はあれ理解しているものの、

具体的なアクション(資産形成)などほとんどする事なく生活しています。

 

 

とても日本人的な考え方ですが、

 

 

その状況においても、大半の方々が、『皆、周りも特に何もしていないから。』

『結局、誰か(政府、会社etc)が何とかしてくれる。』と本気で考えているんですね。

 

 

そんな事は、有り得ません。

 

 

遠く離れていますが、『ベネズエラ』という国家を襲う危機的状況から、

私たち『日本人』が、学んで、行動しておくべき事は多くあると考えます。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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