日本の『発展途上国化』、気付いていますか??

今日のテーマは、『日本の発展途上国化、気付いていますか??』です。

 

 

タイトルの質問ですが、いかがでしょうか??

 

 

皆さんは、『日本』という国が、

『発展途上国化』している現状を、きちんと理解されていますか??

 

 

『良い』『悪い』の話では決してありません。

 

 

『栄枯盛衰』

 

 

個人も、国も、あらゆる規模の組織においても、

古今東西、『栄える者は必ず滅びる』ものであり、例外は存在しないという事です。

 

 

『私たちの祖父母・親世代』

 

 

第二次世界大戦の完全敗戦から、朝鮮戦争特需に沸き、

『高度経済成長』のちには『バブル期』まで、この国は繁栄を享受しました。

 

 

しかし、

 

 

その『勢い』が未来永劫継続するはずがなく、

短期間にスターダムを駆け上った後、その『歪み』を埋めるが如く急速に失速しています。

 

 

この辺り、

 

 

『政府』の息が掛かっているマス・メディアは真実を述べず、

それどころか、日本国の『繁栄』が続いているかのような報道を続けます。

 

 

ただ、

 

 

センシティブに『変化』に気付かれている方々は、

それが『嘘』とは言わないまでも、『一側面』しか表していない事を知っています。

 

 

そういった『サイン』は、あちこちに見えていますよね。

 

 

例えば、

 

 

今朝出て来た興味深い報道に、次のようなものが有ります。

 

 

『30代、40代の貯金ゼロ回答が23% 平均貯蓄額も195万円に』

 

 

瞬間的に、ネットニュースの話題ランキングも上位だったので、

もしかしたら、多くの方々が目にされているかも知れませんね。

 

 

3月6日、SMBCコンシューマーファイナンスが、

日本国内30代、40代の方々の『金銭感覚に関する調査結果』を発表した結果です。

 

 

それによると、

 

 

『現在の貯蓄額ゼロ』と回答した人が前年比6ポイント増の『23.1%』、

『平均貯蓄額』も前年比52万円減少し『195万円』まで低下しました。

 

 

いや、これ、『大学生』の話じゃないですよ。

 

 

30代、40代ともなると、社会人スタートして10年、20年経ち、

世間的には、もう十分、オジサン・オバハンと呼ばれる世代です(笑)

 

 

大学生であれば、『俺、今、貯金ゼロやねん』という発言に対しても、

『お前もうちょっとちゃんと考えろや〜』と笑い話になるかも知れない。

 

 

しかし、

 

 

30代、40代のオジサン・オバハンからの『貯金ゼロ』カミングアウトは、

それを聞いたサイドが受け止められるか心配になる程、『深刻な空気』を作ります。

 

 

そんな人間が、同年代に『23.1%』も居る、と。

 

 

更に、

 

 

『平均貯蓄額』に関しては、30代が前年比4万円減の194万円なのに対し、

40代は前年比120万円減の196万円と、急激なスピードで減少しています。

 

 

いや、この金額でれば、有っても無くてもどっちでもええわ(笑)

 

 

流れから考えて、この傾向は今後も継続することが予想され、

『貯蓄ゼロ者』は増加し続け、『平均貯蓄額』は今後も減少していきます。

 

 

常々お伝えしていますが、

 

 

既存の『公的年金システム』『健康保険システム』共形骸化し、

会社員の方々の『収入』の伸びも、まったく期待の出来ない世の中です。

 

 

また、

 

 

かつては潤沢に支払われた『退職金』も、

現在では『砂漠のオアシス』が如く、『幻想』の世界の話になっています。

 

 

そのような世の中で、

 

 

『貯蓄ゼロ』若しくは、有ったとしても『ガキの使い』程度の貯蓄額で、

『大多数』を占める日本国民は、今後、どのように生活していくのでしょうか??

 

 

かつて、

 

 

『世界が100人の村だったら』という旨の本が、

ベストセラーになったことが有りましたよね。

 

 

私の記憶では、

 

 

もし前述の仮定だった場合、今日無事に生きられて『貯金』がある人は、

世界全体の人口から見て、『5%未満』の貴重な存在だったと思います。

 

 

だから、

 

 

『当たり前』のように感じているかも知れないけど、

『日本』という国に生まれたことをに感謝しようよ、と。

 

 

それ(この本のベストセラー化)から10年以上の時間が経過し、

この国は、上記の発言も、既に出来ない状況になりつつあります。

 

 

『先進国』でも何もなく、『貯蓄ゼロ』に限りなく近い、

『発展途上国』サイドの『95%以上』の存在へ、、、、

 

 

その事実に、気付いているでしょうか??

 

 

主催セミナーではいつもお伝えしているメッセージですが、

今の時代、『資産形成』をしていないという事は、そのまま『人生放棄』を意味します。

 

 

『その事実』『社会の流れ』にセンシティブに気付き、

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
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