今日のテーマは、『2020年、日本国の歳出総額を知っていますか??』です。
先日、
2020年度の『第二次補正予算』が、
参院本会議の場で可決・成立しました。
某公共放送局において、国会中継も連日絶賛開催中なので、
ご覧になられている方々も、多くいらっしゃると思います。
また、
メスメディア等も大きく報道しているので、
当然、どこかで耳に入れられていますよね。
ただ、
恐らく、多くの日本人にとって『他人事』であり、
そのインパクト(影響力)の大きさについては、
『まったく伝わり切っていない感』が否めません。
その証拠に、
未だに、芸能人の『ゲス不倫報道』が先行して報道されて、
『国家財政』という重要事が、軽視される風潮が有ります。
皆さん、『前者』については、良くご存知ですよね(笑)
学生時代に行った『小テスト』などをして頂いたら、
『100点』を連発する方も多くいると想像します。
しかし、
本当に大切なことは、前述させて頂いた文章の『後者』であり、
日本国の『国家財政』が、大きな岐路に立たされている事です。
因みに、タイトル通りの質問をさせて頂きたい。
2020年、日本国の『歳出総額』を知っていますか??
いや、
むしろ、そもそもの『基準値』となる、
直近の『日本国:歳出総額』を知っているでしょうか??
この質問に対して、
普段から、多くの方々と接する機会のある肌感覚として、
即座に回答できる方々の正答率は、『10%未満』です。
確かに、
『日本国民』全員が、ネバーランドの住人で『子供』であるなら、
この質問に対して『皆目見当も付かない』のも仕方ないでしょう。
私自身、
幼少期は、自身の家庭の『経済状況』に始まり、
他人の家庭のそれや、増して、国家全体など興味すら抱きませんでした。
その頃は、
『経済』という概念すら有ったかどうかも疑わしく、
ただ単純に、大好きな『野球』を追い求めていた記憶のみです。
しかし、
36歳を迎えて、立派(?)な『大人』になった今、
『お金』という概念を全て、すっ飛ばして考える訳にはいきません。
私たちは、
『現在資本主義』に生きる以上、霞を食べては生きていけず、
日々、『お金(数字)』の存在を実感しながら生きています。
話を戻すと、
当然、私たちが居住する日本国の『国家財政』も、
その身の振り方により、私たちに『大きな影響』を与えます。
にも関わらず、
独自肌感覚の試算ですが、9割超の国民がそれを無視する社会は、
個人的には、まさに『異常事態』とも言える世界だと思うのです。
コア読者の方々は即答出来ますが、
近年、日本国の『一般会計予算』は年間100兆円を超えており、
対して、歳入の大部分を占める税収は『60兆円』に留まります。
つまり、
毎年毎年、『年間40兆円』ペースの借金体質が染み付いた事で、
『1000兆円』を遥かに超える債務を積み上げてしまいました。
当然、
対GDP(国内総生産)比『200%』の基準値を、遥かに超えます。
因みに、
これまで、この基準値(対GDP比200%)の累積債務を超えて、
無事に済んだ国家は、海外諸国を含めても、存在していません。
日本国が、『史上初』を達成することを、願うばかりです。
しかし、
その僅かな望みも、今回の『コロナ危機』で簡単に打ち砕かれ、
国民・事業者・企業に対する『経済支援』の必要性から、
2020年度の『歳出』は、どんどん、膨張を続けています。
前述、
例年の『一般会計予算:100兆円』ほどとお伝えしましたが、
この数字も、年々『過去最高』を更新し、財政圧迫しています。
そこに、
本年度は『第一次補正予算』『第二次補正予算』が加わり、
遂に、歳出総額は『年間160兆円』に達してしまいました。
当然の話、
歳入である『税収』は、年間60兆円を切ると予想されるので、
今年度だけで、『100兆円』規模の国家債務が発行されます。
勿論、『返すあて』は、存在しません。
ご存知の通り、
『第一次補正予算』『第二次補正予算』共、
その全額を、国債発行で賄われる訳ですが、
原資を突き詰めれば、国民資産に行き着きます。
2020年現在、
それ(原資)は『1900兆円』規模で存在すると想像されますが、
それが枯渇するまで、日本国は、国債発行出来ると言われています。
ただ、
既に、食い尽くしているものも『1000兆円』規模存在する為、
日本国の『デッド・ライン』は『遠い未来の話』では有りません。
繰り返しますが、
ここに来ての、単年『100兆円』を超える国債発行は、まずい。
もしも、
先日ご紹介した『2020:東京五輪』開催中止が正式決定したら、
いよいよ、日本国の『ヤバさ』は加速していくことが予想されます。
更に、
2024年には、謎の『紙幣刷新』イベントが開催されます。
『キャッシュ・レス化』が進む現代で、
何故、そのイベントが必要なのかは、今の時点でも不明です。
私見では、このイベントを挟んで、『有事』が起こると踏んでいます。
『新型コロナ・ウイルス』の問題もありますが、第二次世界大戦後、
最もエキサイティングな時代を、私達は生きることになりそうです。
『何もしない』か『危機に備える』かは、
国民一人一人の選択に、任されていると感じています。
定期開催する『資産形成セミナー』は、今後も、暫くの期間、
『オンライン:Zoom受講』に切り替えて開催しております。
——————————————————————–
■将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom開催■
*ご希望の開催日時を選択の上、お申込みください。
——————————————————————–
通常、
リアル開催は『1人(講師)対複数人(参加者の皆さん)』の開催ですが、
原則として、Zoom開催は『1対1』の個別受講でご対応させて頂きます。
そうする事で、
通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、
受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。
(*『個別質問お答え出来る』というメリットも有ります。)
——————————————————————–
■将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom開催■
*ご希望の開催日時を選択の上、お申込みください。
——————————————————————–
*上記ご案内ページにアップする日程以外をご希望の方は、
下記アドレスまで、直接お問い合わせ頂けたら幸いです。
*井上耕太事務所公式:michiamokota0421@gmail.com
井上耕太事務所
代表 井上耕太