『国民一人あたり借金885万円』の表現は、正しいか??

今日のテーマは、『国民一人あたり借金885万円の表現は、正しいか??』です。

 

 

3連休が終わり、今日からまた『日常』がスタートしましたね。

 

 

と言っても、

 

 

私自身は『会社員』ではない為、『3連休』は愚か、

『仕事』『プライベート』という概念は有りませんが。

 

 

この辺り、

 

 

『会社員』の方々は理解しにくい概念ですが、

『全ての時間が、自分の人生』という感覚で日々を生きています。

 

 

個人的には、

 

 

劇的に忙しい『3連休』になりましたが、

それも何とか乗り切り、今日から『日常』を取り戻しました。

 

 

公式ブログも、

 

 

実はここ3日間は書き溜めしていたものをアップしましたが、

今日から、また日々コツコツと更新していきたいと思います。

 

 

先週末、

 

 

財務省が『国債』と『借入金』等を合計した『国の借金』を公表し、

その金額が、『1100兆5266億円』の過去最高値を更新した事が判明しました。

 

 

2018年8月1日。

昨年の上記日程時点で、日本の総人口は『1億2435万人』。

 

 

この数字から単純計算すると、

タイトルの『国民一人あたり借金885万円』という表現が成立します。

 

 

財務省の同統計は、前回は昨年(2018年)9月に発表。

 

 

今回の速報値は、

 

 

その時点から『一人当たり7万円』悪化した数字となり、

国の借金総額も、前回から『8兆7581億円』増加しました。

 

 

因みに、

 

 

上記金額のうち、『国債』が占める割合は『7兆7979億円』と大半です。

 

 

単純計算、

 

 

『4ヶ月』という期間で『約8兆円』の借金が増加した訳ですから、

やはり、今でも年間『30〜40兆円』ペースで借金は増加しています。

 

 

増して、

 

 

前述の通り、累計金額が『1100兆円』を超えていますから、

『借金上塗り』の現状は、本当に、国家財政的に『壊滅的』です。

 

 

この状況で、

 

 

『日本』という国家の将来を『楽観』出来る人は『幸せ者』で、

『正常な思考回路』をお持ちの方は、もう少し冷静に判断できると思います。

 

 

一般的に考えて、

 

 

『変化』はとても緩やか(に見える)ので気付きにくいですが、

間違いなく、日本国民は『茹でガエル』状態に陥っていると考えます。

 

 

それでも、

 

 

以前も記事として取り上げた通り、『老後不安』を抱える人は増加していますし、

『私たちの世代(40代以下)』で『年金』をアテにしている方はほぼ居ません。

 

 

また、

 

 

『終身雇用』『定期昇給』『潤沢な退職金』等、

『私たちの親世代』の常識は、『私たちの世代』では崩壊してしまっています。

 

 

ここ数十年間、

 

 

日本はとても『良い時代』を過ごしてきましたが、

個人も国家も『栄枯盛衰』、『繁栄する時期』があれば、『衰退』は必ず訪れるという事です。

 

 

こちらも常々お伝えしていますが、

 

 

日本は今後、少なくとも『数十年から100年スパン』で変遷期を迎え、

『年齢別人口ピラミッド』の構成正常化に『時間』を要します。

 

 

この期間、

 

 

特に『歪み』が顕在化するのが年金・健康保険といった『社会保障分野』で、

これは、『良い』『悪い』の話ではなく、『どうしようもない』話です。

 

 

こういった時、

 

 

『政治家・官僚批判』『社会批判』するとウケるのかもですが、

私自身、物事をもっと『建設的』に考えていて、

物事の自然な流れとして『しょうがない』と受け入れています。

 

 

実際、

 

 

『政治家』『官僚』が総入れ替えしても状況は変化しませんし、

『大河の流れ』を人の力で変えようとするのは限界があります。

 

 

しかし、

 

 

『将来を悲観的に捉える』こととは全く違い、状況を正しく捉え、

それに対して、具体的に『行動』起こす事で『リスク・ヘッジ』しているのです。

 

 

果たして、

 

 

日本国民全体のどれほどの割合の方々が、

私たちと同様に、経済的観点での『準備』を進めているのでしょうか??

 

 

恐らく、『10%』も存在しない。

 

 

『90%以上』の大半を占める国民は、

消極的な意味で『今日』一日に集中し、

『将来』から完全に目を逸らして生きています。

 

 

そして、

 

 

自身の想像を超えるレベルの『経済的リスク』が顕在化した時、

その時点では完全に挽回不能であり、即『終焉』を迎えることになるのです。

 

 

今日のタイトル、

 

 

『国民一人あたり借金885万円の表現は、正しいか??』ですが、

この表現は、『正しく』もあり、『間違っている』とも言えます。

 

 

シンプルに考えると、

 

 

現時点で『国債』を購入している『債権者』は、

国内金融機関に『個人資産』を預けている国民そのものであり、

この表現では『債務者』『債権者』が完全に逆転しています。

 

 

しかし、

 

 

『社会保障』等の公的サービスを受けるのが『国民』だと考えた場合、

『将来の債権者』から、現代生きる『私たち』が前借りしていることになる。

 

 

正直、どっちでも良いと思います(笑)

 

 

『本質』として重要な問題は、

『日本国』が国家として、『莫大な借金』を積み上げてしまっている事。

 

 

そして、

 

 

その状況にも関わらず、慢性的な『借金体質』は染み付いており、

今後も、長期間、『悪化の一途』を辿って行くしかないという事です。

 

 

どうでしょうか??

 

 

自身が置かれている状況が、理解出来てきましたか??

 

 

その状況で、

 

 

将来に向けて『経済的基盤』を整える準備をしないという事は、

『パラシュート無し』でスカイダイビングする事と同義であり、完全なる『自殺行為』。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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