今日のテーマは、『２０２１年は、ITバブルを超える熱狂に突入しているか？？』です。
先日の公式ブログでは、
２０２１年以降、私たちが生きていく時代において、
『お金』を学ぶことは必須科目だとお伝えしました。
あなたが所属する業界、置かれた立場等は関係ない。
これからの時代、
社会を支配する『お金』のルールを理解するか否か、
健康で文化的な生活を送れるかどうかが決まります。
勿論、
先日の記事中も述べましたが、労働収入は否定せず、
むしろ仕事における専門分野を持つことは重要です。
社会に対して、
自ら『価値創出・提供』できるスキルを持った上で、
独立事象として、『お金』を理解することが最重要。
何故なら、
現在、世界には性質の異なる２種類のお金が存在し、
悲しき哉、一方が増殖し易い性質を持っているから。
そして、
個人的に問題視しているのは、性質の異なるお金が、
『１：１』のレートで等価交換できている事実です。
ただし、
これは、既得権益を得ている人間から都合が良い為、
将来的にも、問題解決されることはないでしょうが。
このように、
お金が『バーチャル』な性質を強めていくに従って、
その増殖速度も、年々加速度的に増して来ています。
一昔前、
未だ、『お金』が辛うじて『実体』を持っていた頃、
世界中で取引されるそれは、節度を保っていました。
しかし、
バーチャル・マネーが『現実』と乖離するにつれて、
『実感を伴わないもの』へと大きく変貌を遂げます。
先日、
米投資銀行ゴールドマン・サックスの最高責任者は、
年間２０００万ドル報酬に不満を抱くと聞きました。
現行レート、日本円換算『２２.６億円』もの超巨額。
日本人会社員『生涯年収』として１０人分の報酬を、
『年間給与』として、僅か１人で受け取る計算です。
最近では、
テクノロジーの発達に伴い投資商品も生み出されて、
彼らが『儲け』を得られる機会も増加してきました。
加えて、
それによりもたらされる利益額も増加の一途を辿り、
前述したように、『異次元』の感覚を生み出します。
最たる例は、暗号資産（仮想通貨）を巡るそれです。
投資の神様、
ウォーレン・バフェットは恐らくご存知でしょうが、
右腕に、チャールズ・マンガーという人物がいます。
バフェット保有の投資会社：バークシャーにおいて、
副会長を務める、９７歳・現役『歴史の証人』です。
先日、
マンガー氏がオフィシャルの場で述べた事によると、
加熱を極める現在の市況は、１９９０年代より狂気。
特に、
混乱の中心にあるものが、暗号資産（仮想通貨）で、
『考案されなければ良かった』とまで言い切り一蹴。
１９９０年代後半と言えば、中心地・米国において、
『ITバブル』の熱狂が最高潮に達していた時期です。
マンガー氏は、この時期より今の方が熱狂しており、
市場は『ずっとクレイジー』だと言い切っています。
確かに、
私自身も、それ（暗号資産：仮想通貨）に対しては、
現時点『決済機能』以上の価値を見出せていません。
要は、
そのもの自体に『価値』は存在していない筈ですが、
現実には、現時点その『原則』が成立していません。
その結果、
そのボラティリティ（変動）の大きさ・激しさから、
本来持つべき『決済機能』すら確立できていません。
その価値が、
年間で『１０倍』も膨張してしまう場合はもちろん、
常時２０％以上の変動してしまうものは、異常です。
【ITバブル】を超える熱狂に、突入しているか？？
パーティーの終焉は、予想より早いかも知れません。
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