今日のテーマは、『果たして、消費増税論が迎える結末は??』です。
公式ブログでは、この所、このテーマに関する話題が多くなって来ました。
『消費増税10%』
過去に2度延期し、3度目の正直として検討されている『消費増税』が、
いよいよ、今年(2019年)10月に実施されるタイミングが近付いて来ました。
しかし、
日程的な『カウントダウン』が始まっているのとは対照的に、
世間全体として、『消費増税ムード』は高まっていないのが実情です。
実際、
私を含めて、世間一般多くの方々が、
『本当に、消費増税は行われるのか??』と考えているのでは無いでしょうか??
確かに、
過去に2度も『延期』して、3度目の正直となる今回は、
国際社会からの『信用』の観点からも、計画通り実行出来るに越したことは有りません。
当初から、
政府は『リーマン級の経済危機』が無い限り、実施すると言っていましたが、
幸か不幸か、それに遭遇すること無いまま『10月』を迎える公算が高まって来ました。
にも関わらず、
世間には、未だに『本当に、消費増税するのか??』という空気が充満し、
むしろ、計画通り実行することに対して『懐疑的』な見方も残っています。
公式ブログ読者の皆さんは、どう感じているでしょうか??
前述した『リーマン級の経済危機』は来ていませんが、
『日本経済』は、ボディー・ブローを食うように弱っているのは事実です。
先日の公式ブログでは、
今月発表された、3月期の『景気動向指数』が、基調判断として、
『景気後退』の可能性が高いことを示す『悪化』に引き下げられた事を紹介しました。
また、
こちらも先日発表の『1-3月期:実質GDP(国内総生産)速報値』が、
『年率換算:2.1%』のプラスと発表されたものの、これも、数字の『カラクリ』であるとご説明しました。
要は、
総括としての『GDP』は、『数字上』でプラスの速報値が出ているものの、
『内容』には経済の弱さが反映され、米中貿易摩擦が反映されると、マイナスに転じる、と。
更に、
ここに来て、一昨日5月24日には新たな発表もされており、
政府は、日本経済の『総括判断』を2ヶ月ぶりに下方修正しました。
実際の文言としても、
中国経済の減速などの影響を受けて『輸出や生産の弱さが続いている』や、
設備投資に関して『このところ弱含んでいる』と下方修正し、弱気な発言が続きます。
この状況で、果たして、本当に『消費増税』は実行されるのでしょうか??
その如何に関わらず、
1つだけ明確に言えることは、もし仮に『消費増税』を実行するのであれば、
確実に、『日本経済』は立ち直れないレベルの『腰折れ』をするということ。
確かに、
『国家財政』の状況を考えると、『消費増税』は必須の選択肢ですが、
それを実行すれば、『経済』が減速するという『ジレンマ』を抱えます。
要は、
どちらが『延命期間』が長いかという終末期医療の話なのですが、
『財政』『経済』の似て非なるポイント、どちらを優先するかで決定されます。
個人的には、
最後の最後、大どんでん返しで『再々延期(事実上の消滅??)』があると予想します。
衆院選の絡みもあり、近日中にその結末は判明すると考えますが、
私たちの生活にも直結する『消費増税』の動向を、注意深く見守っていきましょう。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太