『仮想通貨』、資産形成に組み込むのは時期尚早★

今日のテーマは、『仮想通貨、資産形成に組み込むのは時期尚早』です(^_^)★

 

 

昨日、この公式サイトブログで初めて、

『仮想通貨』に関しての私的見解を書きました。

 

 

その記事の冒頭『一度だけ』と表記したのですが、

結局、書きたかったこと全てを書けなかったので、今日も書きます(笑)

 

 

暫くの間は、『仮想通貨』に関しては本当にこれだけ。

 

 

また、時代の変遷とともに大きなイベントが起これば、

注意喚起も兼ねて取り上げることもあるでしょうが。

 

 

昨日の記事でも記しましたが、

『資産形成』という目的に対して、私の『仮想通貨』へのスタンスは次の通りです。

 

 

・将来的には、可能性が無限大に広がる興味深い投資対象である。

 

 

・20年間、使うあてのない(*無くなっても構わない)、

 数千万円単位の資金がある方々にとっては確率の高いの勝ちゲーム。

 

 

しかし、

 

 

・数百万円規模で、また、数年内に使う可能性がある資産しか保有しない、

 一般的な投資家・生活者にとっては『ギャンブル』の域を出ない。

 

 

結果、

 

 

・一般の方々が『資産形成』として活用するには、

 まだまだ『リスク』が高くて、その選択肢に含めるには時期尚早。

 

 

以上です。

 

 

ここまで、今日の記事のテーマそのものを表していますね(^_^)

 

 

それで、

 

 

テーマになっている『仮想通貨』の価格自体も、

本当に変動幅大きく乱高下しています。

 

 

ご存知の方も多くいらっしゃるでしょうが、

 

 

昨日(正確には一昨日深夜)、中国の中央銀行である『中国人民銀行』が、

『ICO:イニシャル・コイン・オファリング』を違法と判断したからです。

 

 

『ICO:イニシャル・コイン・オファリング』

 

 

最近注目を浴びているこの言葉ですが、

要は、『仮想通貨』を使った企業・プロジェクトの資金調達のことです。

 

 

その市場規模はここへ来て爆発的に伸びており、

中国国内では今年に入って『約400億円』が、

世界全体では『約1400億円』がICOにより資金調達されました。

 

 

米国の著名な女優、パリス・ヒルトンさんも、

自身のベンチャービジネスをICOにより資金調達すると発言しており、

このことも、支持者の熱狂度を上げる一因になりましたね(^_^)

 

 

既存の貨幣に対抗する目的で作られた、、、、かわかりませんが、

 

 

既に権力者が明確に築き上げられた現行貨幣制度に対して、

一石投じて、『仮想通貨』の可能性を示すには十分な規模です。

 

 

ただ、

 

 

それでも全世界の経済規模から考えると極僅かに過ぎず、

まだまだ、国際的な決済取引手段になるには時間がかかります。

 

 

また、もしも『仮想通貨』が、

国際決済通貨に準ずるポジションを得られたとしても、

 

 

様々な立場の人間の思惑も複雑に絡まり合う領域の為、

その道程も、決して順風満帆なものではないでしょう。

 

 

今回のイベントもその最たるもので、

 

 

中国当局は自身が管理できない(難しい)経済活動に対して、

早急に手を打つ意味でも『国内でのICO禁止』に着手しました。

 

 

中国では『ICO』は違法行為として認められ、

個人・団体問わず、今後の新規の資金調達手段として活用することはもちろん禁止。

 

 

更に、

 

 

どこまで実現可能か大いに疑問が残りますが、

これまで資金調達した『仮想通貨』に関しても、

出資者への返還することを方向性として定めています。

 

 

世界経済に大きな影響力を及ぼすようになったこの大国の動きを受けて、

世界市場全体でも『仮想通貨』に対する価格変動は非常に活発化。

 

 

昨日(2017年9月5日)だけでも、

仮想通貨全体『約10%』もの価格下落が確認されていますよね。

 

 

繰り返しになりますが、

 

 

こんな変動大きな激流に対して、

一個人投資家が『資産形成』の観点から市場に入るのは馬鹿げています。

 

 

市場のボラテリティーが大きい時には、

『俺には、先見の明がある』というお調子者トレーダーが数多く出て来ますが、

日々10%超の変動を繰り返す中でのトレードは『ギャンブル』でしかありません。

 

 

仮に、

 

 

この人が市場に対して『1000万円』という資金を入れていて、

1日で10%の『賭け』に勝ち、『100万円』を手に入れても、

果たして人生全体にどれほど影響があるのでしょうか??

 

 

確かに、

 

 

一時的な『勝った!』という高揚感は得られるかもしれませんが、

『100万円』程度のお金では、人生の経済基盤を築く足しにもなりません。

 

 

もしそんな『端金』を稼ぐのに時間・労力を使っているなら、

 

 

それを自身の『仕事』に対して有効活用した方が、

よほど『投資効率』『期待利回り』ともに大きくなると考えます。

 

 

投資の世界では、

『素人が会場に入って来たら、パーティーは終わり』という言葉があります。

 

 

今、『仮想通貨』の加熱状況がまさにそれで、

『一区切り』つける時期に差し掛り、パーティーは終焉を迎えています。

 

 

既に初期から投資をスタートしていた『アーリー・アダプター』は、

『一旦、どこで利益確定しようかな??』という引き際を探し、

今、ダンス会場で踊っているのは、後からやって来た『素人』だけです。

 

 

皆さん、『長期視点で』『着実に』資産形成していきましょう。

 

 

短期的な視点ではなく、

 

 

『10年』『20年』という時間をかけて、

自分の人生にインパクトを与えるレベルの『資産形成』をしましょう。

 

 

それだけの時間をしっかりとかければ、

誰でも『セミリタイア』できる財政基盤を築くことは可能です。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

本当に人生は好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております(^_^)★

 

 

セミナーを受講する間でもなく、

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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