今日のテーマは、『良いサービスを受けるには、良いお客さんになることが大切』です(^_^)★
私は、社会人のスタートを、
製薬会社の営業職(MR)としてスタートしました。
別に、医療・製薬業界に強い興味があった訳ではなく、
何気なく選んで就職しまった業界でしたが、
ここでの『7年半』の間の経験は、
今の私の大きな『礎』になっていると感じています。
ごく一般的な大学生活を送っていた20代そこそこの若造が、
突然、医師、薬局経営者の方々にお付き合い頂き、
アッパークラスの世界に巻き込まれていきます。
関西では大阪・北新地や京都・祇園、
東京では銀座といった街のお店に出入りするようになる。
そのつい数年前、高校生の頃は、
テレビ番組の『ぐるナイ』を見て、次のように思ったことを覚えています。
『こんな、夢見たいな世界があるんや。』
それが、まさか数年後、
自分自身が経験するようになるとは夢にも思いません。
しかし、
実際にそのアッパークラスの世界に足を踏み入れると、
『一般的な世界』とは異なる『常識』があることがわかりました。
それが、今日のテーマです。
『良いサービス』を受けるためには、
『良いお客さん』になることが大切。
公式サイトの記事やセミナー、個人セッション、
そして、書籍でも繰り返しお伝えしていることがあります。
(*書籍ご紹介サイトのリンクは、この記事最後にあります。)
それは、『人が大切』ということ。
アッパークラスの方々が出入りする上の世界に行けば行くほど、
この、『人を大切にする』ということが徹底されています。
まず、人として『フラット』な関係で、
双方に『信頼』を持っているからこそ、丁寧に相手を扱う。
例えば、大阪・北新地の料理屋さんで、
『良いサービス』を受けようと思ったら、
まずは、自分自身が『良いお客さん』にならなければいけない。
当たり前の話ですが、
『俺は客だぞ!』『お金を払う方が偉い!』なんて、
勘違いしている方は、『良いサービス』を受けられません。
冷静に考えれば『常識』なのですが、
あなたが『お金』を支払うということは、
それに対応する『サービス』をあなたが受けたからです。
両者は、等価交換。
若しくは、お客さんの方が多く受け取っている場合が多い。
だからこそ、自分が『お客さん』として行った場合は、
『美味しいものを提供して頂き、有難うございます。』と言うことが大切です。
ここで、
『お金を支払っているのは、こっちやから!』と踏ん反り返っていては、
『良いサービス』は受けられないのはもちろん、次の予約さえ受け付けてもらえません。
そもそも、
大阪・北新地で『良いサービス』を受けようと思ったら、
優良顧客さんの『紹介』である必要があります。
これが、京都・祇園なら、その数段審査は厳しくなる。
また、
もしあなたが、そこで失礼な態度を取っているなら、
業界ですぐに情報が出回り、他でも『良いサービス』が受けられなくなります。
高級料亭、旅館、ホテル、ゴルフ場、一流ブランド店、etc.
アッパークラスの世界は非常に狭く、
とてもクローズドな空間だからです。
そこに、たまに『一般の感覚』を持った方が彷徨い混みます。
この方々は、『一般人の常識』で行動するので、
『お金を払う方が偉い!』と勘違いしています。
『お客様は、神様なんだろ?』、と。
残念ながら、この『勘違いした常識』は通じません。
『お金を払ったら、サービスが受けられる』というのは、
アッパークラスの世界では全く通用はしません。
その世界では、『お金』は皆さん支払ってくれるので、
より『良いお客さん』から順番に『良いサービス』を提供してもらえます。
そもそも、
相手に『サービスを提供する義務』なんて無いのです。
私も含めて、
皆さんがサービスを受けるお店を選ぶ『権利』があるのと同様、
相手の方にも『お客さんを選ぶ権利』というものがあります。
それを、履き違えないことが大切です。
私自身、有り難いことに、
未だにその世界に出入りさせて頂いていますが、
相手にとって、
常に『良いお客さん』であることを心掛けるようにしています。
そうすることで、
『良いサービス』を受け続けることが出来るからです。
普段、様々な方々から『お金のセッション』をお申込み頂き、
実際に受講して頂いて、多くの方々を拝見しています。
その中でも、いろいろな方々がいらっしゃいますね。
ここで挙げてきたような『良いお客さん』もいらっしゃれば、
『一般世界の常識』を引きずっている方々もいらっしゃる。
私としても、
『対価』を頂いているので、
『面談』自体はどなたにも全力で提供させて頂いております。
しかし、
『面談自体』や、『その前後のやり取り』も拝見して、
しっかりと『お客さん』を見させて頂いている。
そうすると、
『お客さんの質』にも、明らかな『差」があることが見受けられます。
『良いお客さん』の例を、具体的にいくつか挙げさせて頂くと、
・面談前、メールのやり取りがきちんとしている。
・こちらの質問に、的確に、明確に答えて頂ける。
・事前アンケート、面談料振込みご対応等の『期日』を守って頂ける。
*『期日』に関わらず、対応して頂くのが早い。
・相手の都合も配慮した上で、提案して頂ける。
・ご希望頂いたことに応えさせて頂いたのと同様、
こちらのお願いも、しっかりと聞いてくださる。
・お互いの『時間』を大切にする感覚があるので、
面談に集中している。同じことを繰り返し聞かない。
などなど。
こういった『良いお客さん』には、
私としても誠心誠意、その後の『サービス』を提供しようと思います。
しかし、
残念ながら、これに当てはまらない方は、
どこでもそうですが、『良いサービス』を受けられないのでは無いでしょうか??
『サービス』は、あくまで『サービス』ですから。
それを『提供する・しない』は、
その後に関しては、お店サイドに『権利』があるということです(^_^)
・一方的にメールを送ってきたにも関わらず、
こちらが返信しても、連絡を絶つ。
・自分の都合のみ考えて、要求を送ってくる。
・事前アンケート、面談料お振込み等の期日を守らない。
*なかなか考えられない話ですが、
面談当日に面談料を持って来ないという方も過去にはいらっしゃいました。
*やっていることは、『食い逃げ』と同じことですよね。
もちろん、お引き取り頂きましたが。
・自らの要求は求めるにも関わらず、
こちらからの『お願い』は対応しない。若しくは、対応が遅い。
などなど。
こういった方々は、
おそらくどこに行っても同じようなことをしてるのでしょう。
そうやって『不義理』を繰り返して、
自らアッパークラスの世界から自身を締め出してしまっている。
私自身、これからも気を付けていかなければいけませんが、
皆さんも、ご自身を振り返って見てください(^_^)
お互いに、『人』です。
AIでもマシーンでもなくて、
そこにはちゃんとした『感情』があります。
相手を思いやる『良いお客さん』になれば、
どこへ行っても『良いサービス』が受けられます。
もしも、普段、
『良いサービスが受けられない!』とお考えなら、
それは、相手にとってあなたが『良いお客さん』では無いのかも知れません。
『人』を、大切にしよう。
お互いに、『思いやり』を持って接するようにしよう。
出来なくなっている人が多い世の中だからこそ、
それが出来たら、輝くことが出来ると思います(^_^)★