今日のテーマは、『資産形成において大切なメンタリティー』です(^_^)★
昨日1月4日は、2018年大発会でしたね。
*現在、ネット上で絶賛大炎上中の『イオン・大抽選会』とは別物です(笑)
普段はあまり関心ない方もいらっしゃるかも知れませんが、
要は、2018年における株式市場幕開けの日です。
毎年初動のこの時期は、
その年の経済の運勢(?)を占う意味で、市場動向に注目が集まります。
一般的な方々は注目していないので記憶にないでしょうが、
ここ数年、毎年1月というのは市場の動きとしては低調。
日本や米国といった経済大国含め、世界全体の景気の先行き不透明感から、
日本市場自体も下落からスタートする傾向が続いていました。
それが!!
今年の幕開け1月4日(木)大引は『2万3506円33銭』と、
昨年末から比較して、大幅に反発してスタートを切ることに。
26年振りとなる、まさかの『2万3000円代』突破に市場関係者は色めき立ちます。
そして、
急騰後の調整が予想された本日1月5日(金)も、
市場の予想に反して大引は『2万3714円53銭』と続伸。
きっと、個人投資家の方々の中にも、
『含み益』を抱えてのスタートに喜ばれている方も多いのでしょうね(^_^)
このような市場変動が大きな場面に遭遇する時、
(勿論、大きく下落する場面においても同じですが。)
個人的には、いつも感じる経済の『無情さ』があります。
考えてもみてください。
良くも悪くも、日本経済は、一週間前と何も変わっていません。
しかし、
『年末年始』の数日間という期間を隔てて、
日本市場の先行き期待が高まり、その結果、日経平均も急騰したわけです。
本当に、経済というのは、人の『気』により動いていることを体感しますね。
ただ、
このように沸き立っている場面は同時に『リスク』も孕んでいて、
昨年末の『仮想通貨狂想曲』同様、市場上昇期における市場参入は、
投資家視点で見たら『高値掴み』に直結する行動です。
これこそが『素人が入ってきたらパーティーは終わり』と言われる所以で、
一般の方々に顕在化できるレベルになったここからは、暴落がいつ始まるのかは誰にも予測不能です。
事実、
昨年中頃まで新聞紙面等を賑わしていた、
日本銀行の市場介入(有価証券・ETF買い入れ)を覚えているでしょうか??
一時は、このままのペースで株式・ETF買い入れが継続されると、
東証一部上場企業の大部分の企業で、日銀が『筆頭株主』になると言われました。
まったく笑えない話ですが、これは、2018年現在でも変わらず進行中です。
ニュースで報道されなくなると、皆さん綺麗に忘れ去りますが、
日本市場は、現在もこの部分で『底上げ』がされたままの状態です。
言わば、『下駄』を履いている状態ですが、
いつか脱がなければならないこの『下駄』も、
その『いつか』がいつなのか、正確に予想できる人間はこの世に存在しません。
*これは少し考えたら当たり前の話で、それが予想できるなら、世界の富の大部分を独占できます。
*唯一、それを知り得るのは政治家の方々ですが、それに乗じて巨万の富を築くと、
国家レベルの『インサイダー取引』で捕まってしまうことになるでしょう。
私自身、公共期待感の高まりからくる世界的な市場上昇で、
日々『含み益』も増大していっていますが、
このこと自身には、それほど気分も高揚せず、静観するスタイルを貫いています。
現在33歳の自身は、まだまだ資産を引き出すつもりはなく、
むしろ、これまで以上に、新たにまだまだ積み上げていく年代です。
その状況から考えると、
途中過程における現在の市場高騰は、最終結果にそれほど大きな意味を持ちません。
むしろ、
長い投資家人生で考えた際に、『仕込み』の時期に市場が高騰することは、
『仕入れ値』が高くなる恐れがあるので、マイナス要因かも知れませんね。
これは、あらゆる物事においても同じであると考えていて、
例えば、あなたが『フルマラソン』を走ろうとした時、
大切なのは『完走』『目標タイムの達成』であり、
途中過程の『フォームの恰好良さ』では無いですよね(^_^)
『過程の目標』に比重を置き過ぎるがあまり、
『真の目標』を見失ってしまう人・場面は多々あります。
『人間万事塞翁が馬』
元大リーグ・NYヤンキース松井秀喜選手の座右の銘として、日本でも一躍有名になった格言です。
物事の良し悪しは短期眼的には判断することは難しく、
先入観なくフラットに捉え、長期的視点で判断することが大切。
個人的には、このように解釈しています。
これは、『資産形成』『投資』においてもそのまま当てはまるんですよね。
株式においては、市場が熱狂しようとも、急落して狼狽しようとも、
世界経済から見たら極限に小さな市場の通貨が急騰しようとも、
あらゆるコモディティ価格が市場心理で乱降下を繰り返そうとも。
人生全体にインパクトを与え得る『資産形成』に取り組む場合に、
私たちが取るべき行動は、自身の『信念』に基づき、淡々と資産を購入し続けることです。
そのものの『価格変動』に主眼を置いた投資スタイルは、
投資対象が何であれ、『ギャンブル』の域を出ることはありません。
パチンコ、競馬、競艇、競輪、etc….
公営ギャンブルを考えればすぐにわかりますが、
一時の勝ち負けはあるにせよ、それで永続的に勝ち続けられる人は存在しません。
*正確に言えば、『確率論』的に考えると、
母数が大きくなればなるほど極小数の一定数は存在しますが、
本ブログ読者の皆さんは、賢明な判断をされると思います。
その『キャピタルゲイン思考』を手放し、私たちが取り組むべきは、
将来、その資産が生み出す富の流れに着目する『インカムゲイン思考』です。
簡単です。
『一喜一憂』をやめれば良いだけですから(^_^)
そもそもの投資対象を間違っては意味をなしませんが(笑)、
最初の方向性だけしっかり定めたら、あとは初志貫徹で遂行するのみ。
たまに訪れる市場の上下動は、
それに一喜一憂を繰り返し、歓喜しては、狼狽を繰り返す世間を、高みの見物していれば良い。
2018年、日本市場はじめ、
世界市場もこのまま天井知らずで上昇を続けるかも知れませんし、
どこかで『下駄』を脱がされ、下落する時が来るかも知れません。
しかし、
それ自体は本来大きな意味を持たず、
将来的に振り返って見た時、初めてその『意味付け』を決定することが出来ます。
自身にアンコントローラブルな物事に集中することなく、
心の平安を保って、『真の資産形成』に皆さんが取り組まれることを願っております。
『真の資産形成を、今年は具体的にスタートしたい!』という方に最適なセミナーを、
2018年は、1月29日(月)19:30スタートにて大阪・梅田で開催します。
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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
本当に人生は好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております(^_^)★
セミナーを受講する間でもなく、
『今すぐ、資産形成をスタートしたい!』という方は、
ぜひ勇気を持って『お金のセッション』を受講してみてください。
井上耕太事務所
代表 井上耕太