今日のテーマは、『1000兆円超の借金をチャラにする方法』です。
何やら、スポーツ新聞等にある、怪しげな『三行広告』みたいなフレーズですね(笑)
『誰でも、簡単に稼げる!』
『あなたの借金が、一瞬でチャラに!』
『独立して、いきなり月収100万円突破!』
『スマホを使うだけで、楽して現金が転がり込む!』
などなど。
私と直接繋がられている方は勿論、公式ブログ読者の方々も、
『真っ当な感覚』を持った人間からすれば、
吐き気を催すような、『違和感』しか感じないフレーズです。
しかし、
読者の皆さんからすれば『意外』に思われるかも知れませんが、
実際は、世の中『90%以上』の方々には、こちらの方がウケるんですよ(笑)
多くの方々が、
『真っ当な努力』をする事もなく、『何かを積み上げる』事もなく、
本当に、『楽して』『一発逆転』を狙って生きている現状があります。
そして、
とても皮肉(正当?)な事なのですが、上記フレーズは100%詐欺案件ですから、
もともと多くない『保有資産』を、更に飛ばすことにより『ふりだし』に戻ります。
残念ながら、
そのような事態に陥っても『学習能力』以上に『一発逆転思考』が作動されて、
また、『同じこと』を繰り返してしまう方が、とても多いように感じています。
こうなると、
完全なる『負のスパイラル』が発動し、人生が『良い方向』に進むのは厳しいですね。
私はよく、『自然の摂理』という言葉を好んで使いますが、
その観点から考えて、真っ当な価値観で生きる事が、結局、最も近道になります。
さて、本題に入ります。
タイトルにある『1000兆円』という数字ですが、
公式ブログ読者の皆さんは、これが何の数字だか分かりますか??
大体、想像はつきますよね(笑)
公式ブログでは、度々出てくる『数字』ですが、
現時点での『日本』が抱える『国家累計債務』こそが、この驚愕すべき値の数字です。
『1000兆円』
『貨幣』のデジタル化が急速に進行している現代ですが、
実物の『紙幣』として、この金額を用意したら、
どれだけの『体積』になるか想像もつかないですね(笑)
兎に角、
現時点で、『日本国』がそれだけ『驚異的な借金』を積み上げている事が分かれば良いです。
それで、
今日は、説明を割愛させて頂きますが、結論だけお伝えすると、
この金額レベルの『国家債務』は、どう転んでも、将来的に返済する事が不可能です。
ご自身の事例に、落とし込んで想像してみてください。
あなたが、会社員として『年収500万円』を稼いでいたとして、
『毎年40万円』ペースで新たな借金を積み上げていき、
気付いてみたら『約1300万円』程の債務を抱えてしまっていた。
この状況、正直、返済できると思いますか??
因みに、
上記『約1300万円』の借金の中には、住宅ローン等の特別支出は含まれず、
長年染み付いた『借金体質』から発生する、『日常生活コスト不足分』です。
完全に『アウト』ですよね(笑)
ただ、
『個人レベル』で返済不可能な状況は『国家レベル』でも、全く同様です。
上記事例を『日本国』に直すと、
『GDP(国内総生産)500兆円』に対して、収支バランスが不健全化し、
毎年『40兆円』ペースで、『新規発行国債』を新たに積上げ続けている。
一見、
GDP(国内総生産)が『500兆円』もあるので、何とかなりそうですが、
油断している間に(?)累積債務は『1300兆円(国債・地方債)』積上げていた。
無論、
この期間、『第二次世界大戦』のような有事を経験した訳ではなく、
特別に計上するような『歳出(国家としての支出)』は存在していない。
ただ、
毎年、『ちょっとずつ足りない』と感じていた金額を借金し続けて、
いつの間にか(?)返済不能レベルの、莫大な借金を積み上げてしまっていた。
シンプルに言えば、こういう事です。
繰り返しになりますが、
現在、積み上げてしまった返済不能レベルの『国家累積債務』ですが、
今後、日本政府は、どのように『処理(?)』していくつもりなのでしょうか??
この『問い』に対する『答え』は、やはり『歴史』にあるように思います。
あまり知られていない史実ですが、
現在と同じレベルで『国家財政』が壊滅的レベルに陥った『第二次世界大戦』直後、
日本政府は、『国民資産没収』という形で、莫大な『戦争国債』を償還させました。
本ブログでも何度か紹介していますが、
『新円・旧円交換スキーム』『預金封鎖』『資産課税』、
『インフレーション』『デノミネーション』一連の流れを約2年間かけて実行し、
実に、国民資産の『99%』にあたる金額を没収して、国債償還に充てたのです。
某お笑い芸人以上に、『ワイルド』ですよね(笑)
ただし、
『日本』に限らず、『国家財政』の悪化した国で、これは常套手段であり、
国債的に見れば、決して『珍しいこと』でも何でもない事をご理解ください。
事実、
2019年現在でも、その途中過程を進んでいる国家は、世界に存在しており、
あらゆる『国家』が、常に『デフォルト・リスク』を孕みながら進んでいるのです。
先日の公式ブログでは、
『中国の資金流出抑制政策は、果たして対岸の火事なのか??』と題して、
お隣の大国・中国で進行中の『資金海外流出抑制政策』をご紹介しました。
しかし、
この時もご紹介した通り、日本にとってもこれは『対岸の火事』では決してなく、
今年に入り、日本も『海外送金』に対する規制が、明らかに厳格化されています。
要は、
『日本国政府』としては、『キャピタル・フライト』されたくないんですね。
今日のタイトル、
『1000兆円超の借金をチャラにする方法』について、ここでは明示を避けますが、
その実行・実現性が、年々、『現実味』を帯びるようになって来ていると感じます。
センシティブに感じられた方々は、
きちんと『準備』を進めておいた方が、良いのかも知れません。
『金融リテラシーを高めて、具体的に資産形成をしたい!』という方に最適なセミナーを、
今月は神戸・三ノ宮9月27日(木)、大阪・梅田9月28日(金)の日程で開催します。
——————————————————————–
■2019年9月26日(木)開催!将来のお金の不安が2時間で消えるセミナーin神戸・三ノ宮■
****セミナーご案内ページはこちらをクリックください****
■2019年9月27日(金)開催!将来のお金の不安が2時間で消えるセミナーin大阪・梅田■
****セミナーご案内ページはこちらをクリックください****
——————————————————————–
『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
人生は、本当に好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。
セミナーを受講する間でもなく、
『今すぐ、具体的に資産形成をスタートしたい!』という方は、
ぜひ勇気を持って『お金のセッション』を受講してみてください。
——————————————————————–
****プライベートセッションご案内はこちらをクリック****
****『お金のセッション』ご予約はこちらをクリック****
——————————————————————–
井上耕太事務所
代表 井上耕太