今日のテーマは、『2.5億円を眼前にして、あなたは冷静さを保てますか??』です。
先日、興味深い報道を目にしたので、取り上げます。
『お金』に対する感覚、価値観は人ぞれぞれですが、
一般的な日本人にとって、『2.5億円』は大金です。
事実、
大卒サラリーマンの生涯年収に匹敵する数字であり、
大半の人にとって、一度に目にする事はありません。
その証拠に、
『2.5億円』という金額がキャッシュで存在する時、
どれほどの体積を占めるか、思い描ける人は少数派。
必然、
その金額が、突如として、自らの眼前に現れたとき、
冷静さを保てる人も、殆どいないと想像しています。
それで、先日、目にした報道は次のようなものです。
『リベリアの若者、拾った5万ドルを持主に届ける』
金額に対するツッコミは、読了後に受け付けますね。
国民の半数近くが極貧状態にあるリベリアにおいて、
19歳の少年が、拾得した5万ドルを返却しました。
11月1日現在、
為替は『1ドル=約114円』で推移しているので、
日本円換算で、5万ドルは『約570万円』ですね。
一般的な日本人の感覚でも、中々、大きな金額です。
その額を拾得した時、理性を保てるでしょうか??
しかし、
前述の通り、国民の約半数が極貧状態のリベリアで、
『5万ドル』は、その数字を超える価値を持ちます。
何故なら、
リベリア国民の平均年収は『900ドル』しかなく、
人口の44%が1日1.9ドル以下で生活している為。
2021年現在、
日本の会社員の平均年収は『約4万ドル』ですから、
両者には『40倍』を遥かに超える乖離があります。
それ故、
私たちが実感する『5万ドル』と、リベリア国民の、
それに対する感覚も『40倍超』の開きが存在する。
結果、
彼らに映る『5万ドル:約570万円』という額は、
私たちの感覚では『約2.5億円』に匹敵するのです。
19歳の少年の行動が、偉大だと実感しますね(笑)
基本的に、
経済的に貧しい国家(人間)は、倫理観も低くなり、
犯罪に手を染める確率も、俄然、高くなるものです。
事実、
5万ドルを、正直に、持ち主に届けた事を知った時、
少年の友人たちは、一斉に『馬鹿だ』と非難します。
『お前みたいな人間は、一生金持ちになれない』と。
このように、
多くの場面で、『お金』は人間の本性を炙り出す為、
私自身、とても興味深い研究対象だと感じています。
しかし、
友人たちの言葉は、幸いにも予測を外すことになり、
少年は、大統領から表彰されるほど栄誉を受けます。
また、
若干金額は減りますが(笑)『1万ドル』の報奨と、
『修士課程修了』までの奨学金が提供されることに。
更に、
『正直大使』任命に伴い、月500ドル支給決定し、
『5万ドル』は、何倍もの金額へと膨れ上がります。
世の中、まだまだ捨てたものじゃないですよね(笑)
私自身、
職業柄、日々『お金』と向き合う生活を送りますが、
感情の揺さぶりは、自らも実感する場面が多いです。
それ故、
同国における『生涯年収』の金額を眼前にしながら、
『理性』を保つことが出来た、偉大さが分かります。
『お金』という数字に、惑わされない人間は、強い。
それを冷静に、客観的に評価し、対応できる人間が、
『資産形成』に成功する事ができると感じています。
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