今日のテーマは、『あなたは、保険を見抜くことが出来ますか??』です。
冒頭、予めお伝えしておくと、挑戦的な話をします(笑)
昨今、
大都市の中心圏、主要駅の構内・駅前や、
ショッピング・モールまで出店拡大して、
『保険ショップ』等も、その認知を急速に高めていますよね。
生命保険会社各社が、
自前の営業職員比率を『53.7%(6年前比15%減)』と下げた一方、
代理店における新規獲得率は『17.8%(同11%増)』と高めました。
メディアCMでは、
好感度の高い芸能人・著名人を登用することにより、
そのブランド・イメージも、財に物を言わせて『爽やか』にしています。
誠実なイメージのある著名人が、
『親身になってくれた』『自分にあったものを』とCM内で言うと、あたかも、
数多の保険商品の中から、『ベスト』を選択してくれたような印象を受けます。
一般的に、
『保険営業マン』による勧誘を嫌われる方々は多いと推測しますが、
『保険ショップ』への相談は、心理的抵抗が薄まりつつあるのでは無いでしょうか??
実際、
私も『潜入調査』として某代理店に飛び込み面談依頼しましたが、
『アポイント制で、予約が詰まっているから』と断られてしまいました。
『都心部』にある店舗という事もあるでしょうが、
それだけ『相談希望者』が多くいるという事です。
結婚したから、子供ができたから、マイホームを購入したからetc….
日本人が『保険』という金融商品に、あまりに無抵抗な事は、
以前の『公式ブログ』でもご紹介させていただいていますが、
ライフイベントの変化する場面で、直ぐに契約しようとします。
ただ、
本当に『保険』という金融商品保有が必須かと言えば、そうではなく、
むしろ、その過剰(数・金額)契約は『資産形成』の『阻害要因』にもなり得ます。
何故かと言えば、
日本で販売される『保険』に内包される『手数料』は、
世界スタンダードから見ても『突出』していて、ずば抜けた『粗悪品』となっています。
事実、
同様の『保障内容(例えば、同額の死亡保障等)』を購入する場面を考えた際、
米国、カナダで販売されているそれの『保険料』は、日本の『半分以下』です。
その状況で、
『高い保険料』の支払いを選択をする『お人好し』は存在するはずがなく、
必然、私は『日本の保険』を購入する気には、まったくもってなれません。
私たちの感覚からすれば『意外』なのですが、
この事実を知らない『日本人』は、想像している以上に多いです。
『一般人』どころか、
『日本の保険』を売っている営業マン自体が(その事実を)知らないので、
これは、ある程度、しょうがないことなのかも知れません。
ただ、そういう『事実』があることはご認識ください。
ここで1つ疑問が出てくるのですが、それでは、
何故、『日本の保険』は世界スタンダードと比較して『粗悪品』なのでしょうか??
これも、
少し『思考回路』を回転させてみれば、意外にシンプルで、
単純に、運営コストが掛かり過ぎて『手数料率』が莫大になっているからです。
業界の内情をお伝えすると、
『保険ショップ』は、相談者から『保険契約』を勝ち取る(?)ことで、
元々の『保険商品』を組成している会社(日生、第一生命etc.)からバック・マージンを受け取ります。
これが、主流な『収入源』です。
当然、
『保険ショップ』も慈善団体のボランティア集団では無いですから、
自身の『ランニング・コスト』を無視して、事業を継続していく事は出来ません。
そこで考えて欲しいのですが、
都市部一等地の『(高額な)テナント賃料』、常駐する社員の『人件費』、
著名人を登用したCMによる『(莫大な)宣伝広告費』等、誰が資金拠出しているのでしょうか??
もう、お分かりですよね??
そう、『保険契約』をされた、皆さんが負担されているのです。
このような構造になっているので、
『保険ショップ』サイドも、『手数料収入』を無視した勧誘行動を取るはずがなく、
提案される商品は、間違いなく、その時点で『手数料収入』が、最も高いものです。
メーカー勤務の方は理解されると思いますが、
『販売代理店』という中継点を通って商品販売する場合、
『メーカー(製造者)』は、代理店サイドの販売利益に対して、
予め、『決められた(マージン)基準』を提示しています。
しかし、
販売促進策として『キャンペーン』等を導入することで、
期間限定(*)で『手数料率』をアップさせる施策は打っているはずです。
*『今月』『今週(末)』の契約については、手数料率◉%アップ等。
そうなると、
その時々によって、『販売手数料』の基準(大小)が入れ替わることになり、
そういう事情で、提案される『保険商品』が変化しているように見えるのです。
この『カラクリ』を知らなければ、あたかも、
『自分のことを親身に考えて、選んでくれた』と勘違いしてしまいそうですよね(笑)
基本的に、
『海外金融機関』は、日本のそれと『常識』が全く異なり、
運営に関わる『無駄なコスト』というものを、一切、排除する方向性で動いています。
悲しい哉、
『日本人』のように、海外の顧客は『馬鹿』では無いので、
そのような『無駄なコスト』が、自身の『不利益』に直結することを理解しています。
つまり、
企業サイドの『無駄なコスト』が、そのまま商品内包の『手数料』に加わり、
契約者視点で考えた際、『メリット(利益)』が薄まると知っているのです。
先日、
某日本生命が発表した『代理店』向けの施策が、
流石に業界内でも『節操ない』と批判が集中し、取り下げられる騒ぎがありました。
どのようなものか??
『優秀代理店には、五輪観戦(開会式・男子100M決勝等)ツアー進呈』
いや、誰がその『お金』出してるねん!!(笑)
抽選にチャレンジされた方々なら分かるでしょうが、
開会式、男子100M決勝等は、『観戦料』としても莫大な金額になりますよね??
そんな『お金(手数料)』があるのであれば、
本来は、『契約者』に対してメリットある商品提供するよう改善に使うべきです。
あなたは、『保険』を見抜くことが出来ますか??
メディアによる『印象操作』や、世間一般の『常識』に囚われる事なく、
正しく、冷静に、ご自身の『眼』で見抜いていただく事を願っています。
『金融リテラシーを高めて、具体的に資産形成をしたい!』という方に最適なセミナーを、
今月は神戸・三ノ宮7月29日(月)、大阪・梅田7月30日(火)の日程で開催します。
■2019年7月29日(月)開催!将来のお金の不安が2時間で消えるセミナーin神戸・三ノ宮■
****セミナーご案内ページはこちらをクリックください****
■2019年7月30日(火)開催!将来のお金の不安が2時間で消えるセミナーin大阪・梅田■
****セミナーご案内ページはこちらをクリックください****
『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
人生は、本当に好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。
セミナーを受講する間でもなく、
『今すぐ、具体的に資産形成をスタートしたい!』という方は、
ぜひ勇気を持って『お金のセッション』を受講してみてください。
****プライベートセッションご案内はこちらをクリック****
****『お金のセッション』ご予約はこちらをクリック****
井上耕太事務所
代表 井上耕太
… [Trackback]
[…] Info on that Topic: michiamokota0421.com/あなたは、『保険』を見抜くことが出来ますか?/ […]