今日のテーマは、『あなたは、健全な危機感を抱いていますか??』です。
気がつけば、先日から『GW』がスタートしていたんですね。
と言っても、
事業者としては、例年同様、大型連休はそれほど関係ないですが(笑)
ただ、
今年に関して言えば、月初からの『出勤自粛』や『時短勤務』等もあり、
また、連休中も『外出自粛』ですから、皆さん共通感覚かも知れません。
私自身、『リアル』に人と会う生活をストップして、3週間が経ちます。
同様の生活をしている方々は、共感して頂けると思いますが、
この生活は、この生活で、中々、精神的にキツイですね(笑)
いくら、Webを活用して面談、飲み会等を開催していても、
やはり、『リアル』に人と会う感覚とは、当然異なります。
Webを通しては、毎日、『人』とお会いし、お話ししていますが、
どうも『昭和世代』を生きる人間は、心底は馴染めないようです。
『同じ感覚』をお持ちの方も、居るのでは無いでしょうか??
新型ウイルスの『感染拡大防止』という観点では、
現在実行中の『緊急事態宣言』の長期延長が望ましいことは、誰もが知っています。
しかし、
世の中、あらゆる業界・分野において、『理想』と『現実』は異なり、
『緊急事態宣言(活動自粛)』の長期延長を、実行に移せば、
確実に、『経済的自由』による死人が増えることになるのも事実です。
かと言って、
『緊急事態宣言』を解除して、『人』の動きが活性化すれば、
確実に『感染拡大』は進み、欧州が如く、第2波、第3波が訪れます。
本当に、悩ましい事態ですね。
一部では、
この状況にも関わらず、公営ギャンブルが営業継続していることや、
そのお店に『客』として行く方々を、避難する声も上がってますね。
確かに、
『倫理観』という観点では、『悪』なのかも知れませんが、
観点を変えれば、その評価は、簡単に『善』に変わります。
結局、
『人間』という『不完全なもの』のジャッジなど適当なもので、
何が『正しく』、何が『悪い』のかは、一概に判断出来ません。
1つ確実なことは、
何を『決断』しようとも、賛否両論あるのは世の常で、
『否』の意見を恐れず、『決断』する時が、今、社会全体に訪れている事です。
さて、『本題』に入ります。
改めて、私が発言するまでもなく、今の『コロナ危機』を通して、
日本のみならず、世界全体が『新たな世界』へと突入しています。
勿論、
その『新たな世界』における『新たな回答』については、
誰もが、未だ『模索中』という段階だと感じています。
まだまだ、『変遷期』ですからね。
逆に、今、『新たな答え』を固定化してしまわない方が良いと感じています。
ただ、
ここ3週間、Web・電話を通して会話した内容になりますが、
未だに、『新たな変化』にすら、気付いていない人間もいる。
彼ら・彼女らは、
『新型コロナ・ウイルス』の特効薬やワクチンが完成し、事態終息した後、
『緊急事態宣言』発令前の世界が戻って来ると、未だ本気で信じています。
私自身、
良い意味で、『NPO法人』とは真逆のスタンスで生きている為、
正直、前述の方々を救済するような『ボランティア活動』は、していません。
『ビフォー・コロナ』の時代から、
日本経済・日本財政に対して、『健全な危機感』を持たれる方々に、
『資産形成(投資)』についての具体的アドバイスをして来ました。
それは、『アフター・コロナ』も同様ですね。
『水飲み場に連れて行くことは出来ても、水を飲ませることは出来ない。』
『本人の意思』がなければ、
『行動』させることは出来ない事を表す、有名な言葉ですよね。
それは、今、この状況においても、全く同じです。
この現状に対して、『健全な危機感』を抱いてない人間は、
『新たな世界』に気付くこともなく、『変化』もしません。
ところで、
あなた自身は、『健全な危機感』を抱けているでしょうか??
例えば、
比較的規模の大きな企業で、『経済的体力』がある場合、
『コロナ危機』がスタートして、未だ3ヶ月程ですから、
一見、『正常』のように見える場合があります。
その企業に勤務する人間は、
『リモート・ワーク』や『時短勤務』がスタートした事により、
単純に、『働き方』が変化しただけと捉える方々が、多いです。
しかし、
残念ながら、事態は、そこまで『単純』ではなく、
経営者サイドの観点では、既に『警告音』が鳴り響いているのです。
もし仮に、
『時短勤務でラッキー♪』『この機会に、趣味を始めよう♪』などと考えていたら、
あなたは、天才レベルの『お馬鹿さん』であり、『頭の中お花畑野郎』と察します。
先日の報道では、
『コロナ倒産』と称される企業倒産件数が、
日本全国で、遂に『100社』を突破したことが発表されていました。
恐らく、本格化したのは、ここ2週間ほどでしょうから、
なかなかのペースで、『会社』が潰れて行っていますね。
当然の話、その企業で『雇用』されていた方々も、
現在、絶賛『露頭』に迷われている状況だと推測します。
ただ、
この『100社突破』というのは、『氷山の一角』と考えていて、
把握されていない、表に出てこない数字は、何倍にも膨張します。
例えば、
昨年(2019年)における、日本国内の自殺者数は『約2万人』ですが、
その影に隠れて、原因特定不能の不審死の数は、『10万人』に迫ります。
このように、
倒産原因が、明確に『新型コロナ』である企業が、前述の数字なだけで、
『コロナ関連倒産企業』は、現時点ですら、その何倍も存在するのです。
そして、
絶望的なことに、『その数字(倒産企業数)』は、今後も、
2020年内かけて、爆発的に増加していくという事です。
定期的に、
経済誌等で『就職先として羨ましいランキング』なるものが公表されていますが、
そのランキング上位企業が、今後、バタバタと倒れていく姿を見る時期が来ます。
ここまで話を進めても、この期に及んで、
『私の会社は、大丈夫!』とおっしゃる方々が居るんですよね(笑)
『馬鹿は、死んでも治らない。』
先人の教えは、本当に正しいと実感します。
確かに、
今回のような『経済危機』が訪れて、それが終息した後でも、
日本国内に存在する、全ての『企業』が消滅することは有り得ません。
しかし、
前述の方々が、果てしない『勘違い』をしている点は、
『企業が存続すること』と『雇用が存続すること』が、
何故か、『イコール』で結ばれているということです。
それは、完全に『間違い』です。
今から半世紀ほど前、
日本が、未だ『古き良き時代』を過ごしていた頃なら別ですが、
従業員の方々の『雇用』は、まったく『確定』してはいません。
それが、偽らざる『真実』です。
大切なことなので、もう一度、質問します。
あなたは、『健全な危機感』を抱いているでしょうか??
先ず、
『変化』に気付き、『未来』を想像し、『健全な危機感』を持たなければ、
そもそも、自ら『意識・行動改革』しようという考えも浮かんできません。
あなた自身の『経済基盤』が、果たして、本当に盤石か、
今一度、しっかり振り返り、真剣に考えてみてください。
尚、
定期開催する『資産形成セミナー』は、来月(5月)以降も暫くの期間、
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最後になりますが、
新型コロナ・ウイルス感染拡大に伴う、事態の早期収束・終息と、
ご覧頂いている皆様のご健康を、心より、お祈り申し上げます。
井上耕太事務所
代表 井上耕太