あなたは、『思考回路』をアップデート出来ていますか??

今日のテーマは、『あなたは、思考回路をアップデート出来ていますか??』です。

 

 

今夜は、時間もあまり無いので、少し短めにさらっと書きます。

 

 

昨日の公式ブログでは、

 

 

『2022年というターニングポイントを知っていますか??』と題して、

日本経済に潜む危機を、『一般会計予算』を事例に挙げてご紹介しました。

 

 

本当に、どうしようもないと考えています。

 

 

『政治家が悪い』『時代が悪い』と愚痴ってみたところで、何も変わりません。

 

 

私自身、

 

 

何故、日本国がこのような『負のスパイラル』に陥ったのか分かりませんが、

様々な『パラメータ(変数)』が絡み合った、複合的な理由があると考えます。

 

 

『少子高齢化』

 

 

『大増税時代』

 

 

それにも関わらず、『生産年齢人口』が減少する事に端を発する『税収減少』。

 

 

『社会保障秘増大(激増??)』

 

 

回復不能な、国家全体としての『慢性的赤字体質』。

 

 

全体的に返済不能なレベルの『累積国家債務』。

 

 

などなど。

 

 

列挙している本人すら、気が滅入ってきそうですが(笑)、

上記状況が、紛れもなく、私たちが居住する『日本国』の現状を表しています。

 

 

この状況において、

 

 

経済的観点では、『国家的有事』を迎えることなく、

『財政健全化』を達成することは確実に不可能です。

 

 

古今東西、

 

 

『対GDP比200%超』の債務を積み上げた国家が辿ってきたのと同様に、

『デフォルト』という結末を迎えるのが、自然な『既定路線』ですが、

トルコのような『ゾンビ国家』として軟着陸しようとも、実情は同じです。

 

 

にも関わらず、

 

 

日本国には、まだまだ『楽観ムード』が漂っているように感じていて、

自分自身が置かれている『窮地』に、多くの国民が気付いていません。

 

 

実際、

 

 

『社会保障(公的医療・年金制度)』に頼ることなく、

人生を謳歌する『経済的基盤』を持っている人物は、社会的に『少数派』です。

 

 

例えば、

 

 

『あなたは、公的年金が受給出来ると思いますか??』の質問に対しては、

多くの方々が、はっきりと『NO』という回答をすると予想できますよね。

 

 

しかし、

 

 

『では、公的年金受給ゼロでも構わない、経済的準備をしていますか??』という問いには、

上記で『NO』と回答した方々も、その殆どが2連続で『NO』と回答する事になります。

 

 

何も『行動』していないなら、『情報』を知っていても無駄ですね。

 

 

世間には、

 

 

『意識高い系』という言葉で表現される、知識・情報ばかりを詰め込んで、

『行動』がまったく伴わない、『頭でっかち人間』が多数存在しています。

 

 

旅人の高橋歩さんは、

 

 

『行動の伴わない精神論は、害だ!!』という言葉を述べていますが、

私自身、これは大好きな言葉であると共に、強く『共感』しています。

 

 

あなたは、本当に『アクション』出来ていますか??

 

 

冒頭、

 

 

『日本国』が抱える『経済的課題』に主眼をおいて展開しましたが、

現状、この国が抱える『課題』は、決してそれだけでは有りません。

 

 

先日、次のような報道が出ていました。

 

 

『全国主要大手100社 約4割が副業容認姿勢』

 

 

某全国紙の調査では、

 

 

全国主要大手100社に聞き取りをしたところ、

全体の『約4割』にあたる『37社』が、『副業容認姿勢』を示したという事です。

 

 

具体的には、

 

 

『既に副業を認めている:30社』という回答が最も多く、

『認める予定・その方向で検討』している企業も、『7社』有りました。

 

 

対して、

 

 

『認めていないし、今後その検討予定もない:21社』という回答もあり、

未だ、『古き良き時代』の感覚を、捨て切れずにいる企業も存在するようです。

 

 

前述『容認』サイドのうち、

 

 

『(副業も含めた)労働時間管理』については、『関与しない』という企業が多く、

今後は、ダブルワークする事で出てくる『課題』についての検討が必要なようです。

 

 

この流れについて、

 

 

一般的には、会社員でも『複数収入が得られる』というプラス印象が持たれるようですが、

私自身は、『プラス要因』はあるものの、『マイナス要因』も多分に含まれると考えます。

 

 

かつて、

 

 

大手企業が軒並み『副業禁止規定』を設けていたのは、

裏を返せば、『生涯賃金』として『従業員の面倒を見れた』という事に他なりません。

 

 

以前であれば、

 

 

四年制大卒・新卒採用で就職し、終身雇用を全うすれば、

今回の調査対象となる企業等は、生涯賃金で3億円〜4億円程度支払っていました。

 

 

しかし、

 

 

『終身雇用』という大前提すら形骸化してしまっている2019年現在、

そこまでの『生涯賃金』を支払える、『体力』ある会社は有りませんよね。

 

 

更に、

 

 

私は、実際に経験していないので、詳細なことは不明なのですが、

近年、『働き方改革』なる、摩訶不思議な制度も導入されました。

 

 

基本的に、

 

 

『労働時間』と『創出価値』は、完全相関しないはずなのですが、

前者を管理する事で、『人生を豊にしよう!』と考える、理解不能な制度です。

 

 

それと並行して、

 

 

本日のテーマとして取り上げている、『副業容認』という流れも加速しており、

『アクセル』を踏みたいのか、『ブレーキ』を掛けたいのか、全く分かりません。

 

 

1つ言える事は、

 

 

『私たちの世代(20代、30代、40代)』は『親の世代』と異なる時代を生きており、

『既存の常識』に囚われた思考・行動をしていては、『生き残る』ことが出来ないという事。

 

 

そこで、タイトルにある質問です。

 

 

あなたは、『思考回路』のアップデートが出来ていますか??

 

 

『社会の常識』が変化するスピードは、年々、加速度増して速くなります。

 

 

『浦島太郎』状態に陥らない為に、日々、しっかりとアンテナを張り、

『変化』を敏感に察知して、主体的に『変化』を仕掛けていくことが大切です。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

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