これからの時代に『パーソナル・クレジット』が必要な理由②

今日のテーマは、『これからの時代にパーソナル・クレジットが必要な理由②』です。

 

 

昨日の公式ブログでは、

 

 

『これからの時代にパーソナル・クレジットが必要な理由』と題して、

あなた自身が『クレジット(信用)』を構築する必要性についてお伝えしました。

 

 

主に、『雇用環境』という観点から述べたと言っても良いですね。

 

 

10年、15年ほど前や、『私たちの親世代』が生きた時代に通用した、

大きな組織に所属することで得られた『一生安泰』という幻想は、もはや有りません。

 

 

また、

 

 

これまでは、『大人の事情』により守られてきた業界・企業についても、

どんどんオープン化し、これまでの『濡れでに粟』商売が出来なくなっています。

 

 

未だに、

 

 

婚活市場では(特に女性から)『公務員』はもてはやされるようですが、

『国家における不良債権』のような存在である彼等でさえ、

これまでのように、雇用が『一生安泰』で守られるものでは無いのです。

 

 

『2019年』という年で言えば、

 

 

日本を代表する大企業群の『長』を務める、経団連・中西宏明会長が、

『終身雇用は、既に終焉を迎えている』旨を、公式に場で発表しています。

 

 

また、

 

 

上記『大企業群』の代表企業である、トヨタ自動車・豊田章男社長は、

『(終身雇用は)企業サイドにインセンティブが無い』という独特な表現をされました。

 

 

要は、

 

 

『企業(雇用者)』の観点から言うと、『会社員(被雇用者)』に対して、

『終身雇用』契約を結ぶことは、『メリットが無い』と断言している事になります。

 

 

『男女関係』で考えると、分かり易いですよね。

 

 

『あなたと付き合う事で、私が得られるメリットって何??』みたいな(笑)

 

 

つまり、

 

 

60歳、65歳、70歳、75歳と、それぞれ個人差あると思いますが、

『リタイア』を迎えるその日まで、『雇用』が安定している人はおらず、

今後、『パーソナル・クレジット』の重要性はどんどん増していきます。

 

 

特に、

 

 

『大企業』にお勤めの方々であれば、『名刺』に記載されている企業名が、

『自分の市場価値』と勘違いしてしまいがちかと思いますが、

『裸の王様』は最も恥ずかしいので、自身を冷静に評価する事が大切です。

 

 

ただ、

 

 

『パーソナル・クレジット(個人の信用)』は、

昨日ご紹介した『雇用環境』的視点だけでなく、

『経済的観点』でも、重要性を増していきます。

 

 

上記では、

 

 

いつかのタイミングで『リタイア』出来る前提で話を進めましたが、

果たして、これからの時代、『リタイア』出来る人は大多数なのでしょうか??

 

 

11月18日、

 

 

日銀が事務局を務める『金融広報中央委員会』が公表したデータによると、

目標金融資産を『2000万円超』とする世帯割合が、今年調査で急騰したとの事。

 

 

『2000万円』を基準点に見ると、

 

 

目標保有資産を『2000万円未満』とする世帯割合と、

『2000万円超』とする世帯割合が、今回調査では丁度拮抗し『35.6%』。

 

 

この場合、

 

 

全体の『約30%』が回答に反映されていない計算になりますが、

『2000万円』という基準点すら箸にも棒にもかからない層が、

『未回答』としていると考えるのが自然でしょう。

 

 

そうすると、

 

 

『目標保有資産が急騰した!』というものの、未だ低水準に留まり、

『2000万円』という基準点は、多くの国民にとって『夢の数字』と言えます。

 

 

そもそも、

 

 

この『2000万円』という数字がどこからやって来たかと言うと、

『公的年金制度』における(現時点での)『平均支給額』と、

実際の生活コストの差、所謂、『年金ギャップ』の生涯累計額です。

 

 

ただし、

 

 

この『年金支給額の減額』が、100%『確定』している現代においては、

前述『年金ギャップ:生涯累計額』は、今後もどんどん増大していきます。

 

 

そう考えると、

 

 

多くの国民が目標額とする『2000万円』は、全く安心材料にならず、

事実、著名経済学者の試算によれば、『安心』の基準値は『5000万円』を超えます。

 

 

私自身、後者の考え方を支持しています。

 

 

そこで、『あなたは、5000万円持っていますか??』という話です。

 

 

厳密には、

 

 

現時点で『5000万円』という資産を保有している必要は無いですが、

もし、相応の歳での『リタイア』を考え得ているのであれば、

これくらいの金額は、『最低レベル』でも必要になってくるという話。

 

 

どうでしょうか??

 

 

あなたは、本当に『リタイア』出来ますか??

 

 

私自身、本業ファイナンシャル・プランナーとしての立場で言えば、

いつも、クライアントの皆さんに『資産形成(投資・運用)』を勧めています。

 

 

が、

 

 

これが『唯一無二』の方法であるというつもりも無く、

もしも、あなたが『一生働き続ける!!』と言うのであれば、

その時代を超越した考え方に、『大賛成』と賛辞を送りたい。

 

 

ただ、

 

 

もしも、あなたが『一生働き続ける!!』と宣言したところで、

『仕事』というものは、『相手』があって成立するものなので、

『社会』から必要とされなければ、働きようが有りません。

 

 

最後に、いくつか質問をさせて頂きたいと思います。

 

 

あなたは、本当に『リタイア』出来ますか??

 

 

『リタイアしない!!』という選択をした時、『市場価値』はあるのでしょうか??

 

 

そもそも、その『選択権』自体、あなたがお持ちですか??

 

 

あなた自身、『パーソナル・クレジット(個人的信用)』を保有していますか??

 

 

これらは、とても重要な質問だと思います。

 

 

また『時間』がある際、振り返って、考えてみてください。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

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皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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