学校での『成績優秀者』の多くが、実社会に出て『有能』ではなくなる理由。

今日のテーマは、『学校での成績優秀者の多くが、実社会に出て有能ではなくなる理由』です。

 

 

一見、『お金』『資産形成』とは関係なさそうな話をします。

 

 

そして、

 

 

今日の話は、あえて『批判』を覚悟の上で書いてみたいと思います。

 

 

私は、学生時代から、『学級委員』『優等生』といったタイプの方々を苦手としてきました。

 

 

いや、はっきり言うと、彼らをまったく好きではなかったんですね(笑)

 

 

上記で挙げたタイプの方々の『多く』は、

基本的に、学校、先生が決めたルールを守り、教科書に書いている事を遵守するタイプです。

(*決して、この条件に当てはまる全ての方とは言っていません。)

 

 

それに対して、

 

 

私は、それら一つ一つの物事に対しても、

自らの『思考能力』を失わず、自ら考えて『判断』『決断』して生きてきました。

 

 

間違って伝わって欲しくないのは、

自身が学校教育の中で『落第者』として過ごしてきて、

彼らへの『妬み』からそうなったのでは決してないという事です。

 

 

むしろ、

 

 

私は、義務教育期間中の学業成績は優秀で、

各年代で、学年トップクラスの成績を取り続けてきました。

 

 

なので、

 

 

彼らに対する『劣等感』などは感じる筈がありません。

『その反対は、あっても。』、という事です。

 

 

それにも関わらず、

 

 

私は学生期間を通じて、一度も『学級委員』等の役職をしたことがありません。

 

 

この事実こそが、上の立場の人間(ここでは教師ですね。)にとって、

私が、明らかに『扱いにくい人間』だった事を証明していると考えます。

 

 

『学級委員』『優等生』

 

 

このような立場に選ばれる人間は、

『優秀』でなければなりませんが、『優秀すぎても扱いに困る』というのが本音です。

 

 

*事実、通っていたのが地方都市の公立校という事もありますが、

 定期試験問題での矛盾、誤りを担当教師に指摘しても、

 私が伝えている趣旨が、理解できない人も複数存在しました。

 

 

学校、教師を始めとした上の立場の人間、教科書、etc.

ここで示される『指示』に対して、『思考せず』『従順な』人間が好まれます。

 

 

反対に、

 

 

自ら『思考』し、『責任』を持ち、『判断』『決断』する人間は、

彼ら(上の立場の人間)からしたら、あまり望ましくないのです。

 

 

このような状況ですから、

 

 

私の通知表は、左側の学業成績欄は素晴らしいものの、

右側の、いわば『パーソナリティー欄』はそれと対を成しバランスを取ります(笑)

 

 

私の記憶が確かであれば、小学校低学年の時代から既に、

『協調性がある』という項目に対して、『今少し』と記載されてましたね。

 

 

当時はその語彙を理解していなかったので、

全くショックを受けることが無かったのが、不幸中の幸いでしょうか(笑)

 

 

それで、

 

 

先ほども申し上げたように、日本の(?)学校教育の中では、

『思考せず』『従順な』人間が、『学級委員』『優等生』という立場を取ります。

 

 

彼らは、

 

 

決められたルールを遵守し、それに違わず生活する、いわば『生徒の模範』です。

 

 

しかし、

 

 

皆さんも、周りを見渡せばご理解頂けると思いますが、

学生時代に『優秀』『優等生』と評されていた方々は、

実社会に出てから、没落ぶりは物凄いものがありますよね。

 

 

それこそ、

 

 

『学生時代が、人生のピーク』みたいな人間は、

見渡してみれば、世間にゴマンと溢れ返っています。

 

 

それは、何故でしょうか??

 

 

いや、ここまで書いてくる過程で、きちんと伝わっていますよね。

 

 

そう。

 

 

『自ら思考せず』『従順な』人間というのは、

実社会では、全くもって『使い物』にならないからです。

 

 

皆さんも経験上、理解されていると思いますが、

実社会に置いて、『教科書通り』という場面は存在しません。

 

 

むしろ、

 

 

遭遇する場面は全て違っており、

『自ら思考して』『自ら責任を取り』『判断・決断』して進んで行くことが求められます。

 

 

あれ??

 

 

このフレーズ、どこかで聞いたことはありませんか??

 

 

そう、先ほどの学校教育期間中は、

(教師を始めとした)上の立場の人間に、『疎まれていた方々』に共通するスタイルです。

 

 

学校教育の過程と、実社会に出てからと。

両者の立場が、完全に『逆転』してしまっているんですね。

 

 

『AはA。BはB。それ以外は無い。』と教えられたら、

『はい!AはAです。BはBです。覚えました!』という人間が『優等生』。

 

 

それに対して、

 

 

『A、Bじゃない可能性もありませんか??』『私は、Cだと考えますが??』

と言ってしまうのが、私たち『学校教育不適合者連盟』所属の人間たちです(笑)

 

 

しかし、

 

 

このスタイルを貫いて来たからこそ、

今、自身が『ライフワーク』と呼べることで、自ら『価値創造』して生きていられると考えます。

 

 

それで、

 

 

普段、多くの方々の資産形成アドバイスをさせて頂いていて、

私のクライアントさんはとても良い方々が集まって来てくれるのですが、

稀に、『思考放棄』してしまう方々がいらっしゃる事があります。

 

 

彼らは、

 

 

自ら責任を取ることを回避するためか、

徹底的に『思考せず』、こちらサイドに『指示を仰ぐ』傾向にあるんですね。

 

 

正直、私自身、これはしんどいですし、

年齢は関係なくいらっしゃるので、少し残念に感じてしまいます。

 

 

*基本的に、クライアントの方々は私(来月で34歳)よりも歳上で、

 社会的地位の高い方もいらっしゃりますが、その中にも存在しています。

 

 

私がクライアントの方々に提供するのは『資産形成』に関するアドバイスですが、

面談受講された方はお分かり頂けるとおり、途中から『精神性』の話が主になります。

 

 

『精神性』という言葉を使うとスピリチュアルな感じがしてしまいますが、

そうではなくて、『人生全体に対する心構え』という表現がより合致します。

 

 

『まず、何事も、自らの頭で思考しよう!』

 

 

『人生は、自ら判断・決断して進んでいかなければいけない。』

 

 

『他人に主導権を渡さない。自ら、主導権を持とう!』

 

 

『全ての行動・結果に対して、責任を取る覚悟を決めよう!』

 

 

自分より一回り以上も歳上の方々、

場合によっては、自身の親の年齢かそれ以上の方々に対しても、このような話をしています。

 

 

年長者に対する『敬意』は忘れてはいけないと心しますが、

人間の成熟度は、やはり、『年齢』を唯一の指標には測れないとも日々感じています。

 

 

ところで、

 

 

皆さんは、『学級委員長』『優等生』的なスタンスで生きていませんか??

 

 

言い換えると、

 

 

自ら『思考』することなく、無条件に『従順に』なり、

決められたルールを大上段に構えて、『責任放棄』して生きていませんか??

 

 

残念ながら、

 

 

学生時代の学業成績に関係なく、世間には、そのような人が溢れています。

 

 

しかし、

 

 

そのスタンスで『責任放棄』して生きていく方法では、

『人』としての本当の実力はつけることは出来ず、

人生の『充実度』も希薄なものになってしまうと考えます。

 

 

1つだけ。

 

 

決して間違って欲しくないのは、

私自身、社会の『ルール』は尊重し、積極的に守って行こうと考えている点です。

 

 

その上で、

 

 

それを『鵜呑み』にすることなく、

『自ら思考し』『責任を取り』『判断・決断して』生きていくことの重要性を言っているのです。

 

 

極論を言ってしまえば、

 

 

『強固な経済的基盤』を築くことよりも、

この『人生のスタンス』を確立することの方が、個人的には重要だと考えています。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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