新型ウイルスがもたらす、『税収20%減』のインパクト。

今日のテーマは、『新型ウイルスがもたらす、税収20%減のインパクト』です。

 

 

6月17日の大阪は、晴天。

 

 

先週から雨模様が続いていましたが、

束の間、梅雨の中休みとなりました。

 

 

日中、

 

 

久しぶりに心斎橋に出ていたのですが、

心斎橋筋商店街にも、だいぶ活気が戻って来ています。

 

 

果たして、

 

 

それを、手放しで喜べるかどうかは分かりませんが、

懐かしい光景に、心が弾む感じがするのも事実です。

 

 

まだ、

 

 

経済活動も『本調子』からは遠いと感じていますが、

少なくとも『底』は脱したのではないかと考えます。

 

 

しかし、

 

 

残念ながら、同日『悲しいニュース』も出てきており、

2019年度の国家税収は、

2年ぶりに『60兆円』を下回ると報道されています。

 

 

直近のピークは、2018年度の『60.4兆円』。

 

 

本来であれば、

 

 

『消費増税10%』を導入した後半戦が牽引する形となり、

2019年度の予測値は『62.5兆円』と試算されていました。

 

 

それでも、

 

 

『焼け石に水』感があるのは否めませんが、

少しでも『債務超過』を減速できるのに、越したことは有りません。

 

 

しかし、

 

 

再三、話題になっている通り、第4四半期は新型ウイルスが直撃し、

世界の例にもれず、日本も『経済活動』が完全にストップした状態。

 

 

その結果、

 

 

年度半ばで下方修正していた『60.2兆円』を下回り、

遂に、節目の『60兆円切り』が確実視されています。

 

 

先日の公式ブログでは、

 

 

『2020年、日本国の歳出総額を知っていますか??』と題して、

様々な『経済支援策』を盛り込んだ、2020年度『国家歳出』が、

『異次元』と言える世界に突入したことをご紹介しました。

 

 

昨今、

 

 

一般会計予算の、恒常的な『100兆円超え』が問題視されましたが、

本年(2020年)度に関しては『160兆円超』を計上しています。

 

 

もはや、笑ってしまいますよね。

 

 

対して、

 

 

『国家歳入(*主に税収)』は、前述の通りの水準で、

直近では『年間60兆円』前後を推移し続けています。

 

 

想像を絶する、『借金体質』が染み付いています。

 

 

そして、

 

 

事態は、さらに深刻さを増してきており、

2020年度における『国家歳入』は、

前年(2019年)以上に落ちるのだとか。

 

 

この辺り、

 

 

4月、5月が壊滅的な状態だったことはご存知の通りで、

『第二波』の襲来が確実視されている後半戦も考えれば、

『当然』と言えば、当然なのかも知れません。

 

 

現時点、

 

 

某民間調査機関の予測では、本年度税収は『52.5兆円』と試算されており、

当初予測(財務省)の『63.5兆円』から、『10兆円超』もの下振れです。

 

 

更に、

 

 

上記の数字には、絶賛開催中の『納税猶予』は考慮されておらず、

この制度を利用する法人・事業家が多ければ、更なる落ち込みも考えられます。

 

 

下手をすれば、本年度税収は『50兆円』ほどですね。

 

 

タイトル通り、当初予測値からの『20%減収』です。

 

 

『当事者意識』で考えて頂ければ、理解できると思いますが、

個人でも、国家でも、『収入20%減収』は壊滅的状況です。

 

 

実際、

 

 

『コロナ危機』で失職された方々も多いと思いますし、

『収入20%減』を経験された方も、

私の想像以上に、多くいらっしゃるのかも知れません。

 

 

日本国内でも、

 

 

『生活保護』の受給件数が、過去最高を更新した報道もあり、

影響が長期化すれば、その数字は今後も悪化が予想されます。

 

 

そもそも、

 

 

『税収』がこのまま低迷を続ければ、『国民』だけでなく、

乗り物である『国家』自体が資金ショートして終わります。

 

 

いや、

 

 

実際に『資金ショート』という事は可能性として低いので、

日本政府が『国家運営』を諦めた時点での、

『テクニカル・デフォルト』という方が正しいでしょうか。

 

 

何れにせよ、『危機的状況』ということは変わりません。

 

 

果たして、

 

 

新型ウイルス発生時、中国の『初動対応』が間違っていたのか、

今となっては、知る由も無いですが、大変なことになりました。

 

 

私自身、人生で経験する、最大の『まさか』かも知れません。

 

 

『感染者数』という観点では、一旦の収束を見せていますが、

『大変な状況にある』ことは、理解しておいた方が良いと思います。

 

 

定期開催する『資産形成セミナー』は、今後も、暫くの期間、

『オンライン:Zoom受講』に切り替えて開催しております。

 

 

——————————————————————–

将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom開催■

****セミナーご案内ページはこちら*****

*ご希望の開催日時を選択の上、お申込みください。

——————————————————————–

 

 

通常、

 

 

リアル開催は『1人(講師)対複数人(参加者の皆さん)』の開催ですが、

原則として、Zoom開催は『1対1』の個別受講でご対応させて頂きます。

 

 

そうする事で、

 

 

通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、

受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。

(*『個別質問お答え出来る』というメリットも有ります。)

 

 

——————————————————————–

将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@Zoom開催■

****セミナーご案内ページはこちら*****

*ご希望の開催日時を選択の上、お申込みください。

——————————————————————–

 

 

*上記ご案内ページにアップする日程以外をご希望の方は、

 下記アドレスまで、直接お問い合わせ頂けたら幸いです。

*井上耕太事務所公式:michiamokota0421@gmail.com

 

 

井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

■詳細なプロフィールはこちら■
https://michiamokota0421.com/profile