今日のテーマは、『日本に全資産を保有するというリスク』です(^_^)★
昨日の記事では、
『こども保険』『教育国債』に対する個人的意見を書きました。
未来を担う子供たちの『教育費』に対して、
『公的資金』を投入していくこと自体は、私ももちろん賛成です。
個人レベルでも、国家レベルでも、
『教育』に対して支出を惜しむと、未来は明るくないと考えます。
しかし、
安易に『国民負担』を選択して新たな財源確保をするのではなく、
その前に、現在の『歳出』の中で捻出する事を考えよう、と。
『社会保険料上乗せ』『新規国債発行』以前に、
現在の『歳出』整理の中で、財源確保を考えようよ、と。
今日の話題も、それに通じる部分があるかも知れませんね。
昨日の記事の冒頭でも少し書きましたが、
先日、少しインパクトのある話題が出てきました。
『基礎的財政収支黒字化、2020年から先送りが決定』
政策にかかる経費を借金(国債)に頼らず賄う、
財政健全化が、より一層先送りされてしまうことが決定的になりました。
『財政健全化』『基礎的財政収支黒字化』自体は、
私の記憶では、少なくとも、小泉純一郎さんが首相をされていた時期から言われています。
私がまだまだ高校生で、15年以上昔の話ですので、
それが延びに延びて、今尚、解決の糸口すら見えていないのです。
話を元に戻すと、
『財政健全化』に向けて行う1つの政策として、
2019年10月に待ち受ける『消費税10%』への増税があります。
本来であれば、ここでの税収増加(見込み)額『5兆円』が、
国債の利払いや、社会保障費の足らずに充当される見込みでした。
それを、今回の報道では方今転換し、
増税によりアップした税収を『教育無償化』への財源として充当するらしいのです。
確かに、
国家全体の『教育関連費』へのサービスを拡充し、
『保育』『幼児教育』ひいては、高校等の教育無償化を進めるのは素晴らしいことです。
でも、
それと引き換えに、日本の財政健全化を先延ばししていけば、
将来的に、もっと大きな『リスク』を抱えてしまうことになります。
いくら『教育無償化』が実現できたとしても、
その数年後に、国家が財政破綻してしまったら、笑い話にもなりません。
本当に、ここは大きな問題です。
私たちが『日本』に居住してる時点で、
目に見ることは出来ませんが、『ジャパンリスク』は必ず内在しています。
また、
じゃあ、予定通り『消費増税』の税収アップ分を、
『国債利払い』『社会保障費』に充当すれば良いかというと、そうは問屋が卸しません。
皆さんもご存知のように、
税収アップ分として見込んでいる『5兆円』という金額は、
現在の国家収支の『ギャップ分』に十分ではなく、気休め程度にしかなりません。
その『5兆円』の行き先がどこになろうが、
結局は、日本の財政健全化への道のりは絶望的なのです。
ここを、しっかりと理解するべきです。
第二次世界大戦後、国家債務が対GDP比で200%を超えた時、
どのようにこれを解消したか、知っている方はいるでしょうか??
もし、それをご存知でしたら、
皆さんが取るべき『行動』は自ずと見えてくるように思います。
日本人のほぼ100%が、自身では『安全』だと考え、
『日本円で』『日本国内に』、全資産を保有されていると思います。
しかし、
それが決して『安全』な資産管理方法ではなく、
反対に、最も『リスク』を抱えてしまっているとしたら。
ロジックから考えたら最も真面なこの説明も、
実際に『行動できるか?』と言われたら、怯んでしまう方々がほとんどです。
その中で、
勇気を持って『行動しよう!』という方々は、
先延ばしした『リスク』が顕在化する前に、アクションされる事をお勧めします。
実際に『行動しよう!』と思われた方々に、
その『最初のステップ』として活用して頂きたいセミナーがあります。
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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
本当に人生は好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております(^_^)★
セミナーを受講する間でもなく、
『今すぐ、資産形成をスタートしたい!』という方は、
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井上耕太事務所
代表 井上耕太