今日のテーマは、『生起確率：１０％のリスクに備える人間が、資産形成に成功する』です。
人生全体として、凡ゆる物事で『真理』は通じています。
仕事、人間関係、家族関係、才能を磨いて伸ばすこと等、
成功法則は、抽象度を上げると、各分野で共通している。
もちろん、
『資産形成』の分野も例外ではなく、上手くいく秘訣は、
他分野における『成功法則』とも結び付いているのです。
本日のテーマも、まさに、その典型的事例と言えますね。
タイトルの通り、
『生起確率：１０％』のリスクに備える人間が成功する。
一般的に考えて、
『生起確率：１０％』のリスクは顕在化しておらず（＊）
大半の人間は、その存在を感知すらしていないでしょう。
＊もし顕在化していたらリスク（不確実性）は低くなり、
必然、生起確率も『１０％』より高い数字になります。
また、
『生起確率：１０％』を別の言葉で表すなら、表裏一体、
（該当事象が）『起こらない確率：９０％』と言えます。
つまり、『起こらない確率』が圧倒的に大きいという事。
それ故、
一見、多くの方々が『平時』と勘違いしてしまいますが、
そこで『リスク』を敏感に察知して、行動できるかが鍵。
もちろん、
『生起確率』が低い全リスクに備えることは必要ないし、
現実問題として、それを実現することは不可能ですよね。
ここで、
私が取り上げるのは、『生起確率』は低い数字ながらも、
実際に起きてしまった際、インパクトが大きな事象です。
例えば、『地震』という自然災害を考えると分かり易い。
ご存知の通り、
活断層の多いこの国（日本国）に居住している身として、
一生涯に渡る被災リスクは『１０％』ほどありそうです。
世界的に見れば、この数字でも十分『高確率』ですよね。
しかし、
冷静に考えれば、地震の多い『日本』に居住しながらも、
大多数の『９０％』は、運良く被災を免れることになる。
もしも、
日本人全国民が『地震』に対する備えをしていたとして、
残念ながら、大半の方々（９割）は徒労に終わる訳です。
それでも、
『生起確率が低い』と、リスクを過小評価することなく、
平時から『準備』を整えられるかが勝負の分かれ目です。
地震の事例では、
避難場所・経路、災害時の連絡先、親族間での取り決め、
様々な物品の備蓄等が、それに該当していると考えます。
万事において、
『１００％』は存在しませんが、予め決定しておく事で、
『ブラック・スワン』出現の際にも、冷静に対処出来る。
ご理解いただけると思いますが、これは地震だけでなく、
人生全体、凡ゆる物事にも共通した『教訓』と言えます。
完全なる私見ですが、
２０２４年：上半期に迫る『紙幣刷新』なるイベントは、
経済的な動向を左右する、１つのポイントと見ています。
私が予測することは、
もしかしたら、『生起確率：１０％』かも知れませんが、
実際に起きてしまうと一大事なので、粛々と準備します。
仮に予測が外れても、準備に『リスク』は存在しません。
何事も『潜在的リスク』を敏感に察知することが出来て、
具体的アクション（準備）を起こせる人間が上手くいく。
言語化すると、全ての人が理解できる、成功の秘訣です。
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